以前からイラク戦争時の捏造報道を始め、事故や事件などの現場に登場する「クライシス・アクター」と呼ばれるサクラが問題になっていた大手ニュースメディアのCNN。
医師の資格を持つ愛国者であるロン・ポール元議員が以前、自らのサイト「リバティ・レポート」でクリントン陣営と共謀して事実を曲げて報道した捏造記者と捏造メディアのリストを公開しましたが、その中にはなんと以下の9名ものCNN記者の名前がありました。
そして、トランプ大統領から「君たちは、フェイクニュース(捏造ニュース)だ!」と言われてきたCNNですが、両者が犬猿の仲なのが面白すぎて、この数ヶ月の間でトランプ大統領とCNNのやり取りをパロディ動画にして公開するのが流行しはじめました。↓ こんな感じの動画です(笑)。
以下は映画「ロッキー」の上にトランプ大統領の顔をかぶせています。ちなみに、こう言ったビデオは「ミーム」と呼ばれています。
大手メディアの捏造に心の底からうんざりしてるアメリカの一般市民は、こういう動画を見るとスッキリするというわけなのです。
そこで、ある人がトランプ大統領が民間人であった時代に悪役プロレスラーを場外でボコった過去の映像を使って、悪役の顔の上に「CNN」と付けたパロディ動画を作ったところ、それが大ウケしました。
そこで、どこからかそれを聞きつけたトランプ大統領が「こんな動画がある」とレディットのリンクを貼ってツイッターで紹介したところ、アメリカ国民には大ウケ(笑)。
しかし、CNNが激怒して、今までに聞いたことのないような恐ろしい素人への言論弾圧が起きました。
なんと…。
CNNは自局の麻薬捜査関連担当の調査チームを動員して、その個人が誰かを突き止めたのです。(おそらく何らかの本人の弱みを握った上で?)そして、「もうこのような動画はアップしません」と約束させて、そのかわりに本人の身の安全のために名前などは公開しないというニュースを流したのです。そして、「もしも、またやった場合は、名前を公開しない保証はしない」と述べたのです。
もし、またパロディ動画作って公開したら、お前の身の安全は保障できないって…。
「これって脅し?」
CNN所有のサイトではない第三者のサイトに動画をアップした素人の製作者に対して、麻薬捜査チームを投入して個人情報を調べ上げた上に脅迫するとは…。
最近、アメリカでCNNは「う〜ん、何か怪しいなあ。捏造かなあ…」という疑いの目で見られ始めていましたが、今回の件で信用性が失墜しただけではなく、ただの「捏造メディア」というより「マフィアみたいだ」と思われてしまったのです。
テレビ解説者のタッカー・カールソン氏は、「いつからCNNはインターネットの倫理取り締まり警察になったんだ?」と番組で疑問を述べました。
しかし、この一人の動画製作者にこのような嫌がらせが起きたとしても、「ミーム」合戦はますますヒートアップして、かなり笑える政治関連&フェイクニュース関連動画が量産されているというのが現状です。また、ミームの内容によっては閲覧制限されているものもあり、「こんなお笑いというか風刺動画にまで言論規制がかかるとは、アメリカの言論空間も危険な状況にある」という事実が見えてきます。
ちなみに、ポール元議員が過去にCNN所属の捏造記者として名指しで挙げた人物の名前は以下の通りです、
- ブリアナ・ケイラー(Brianna Keilar CNN)
- デヴィッド・カリアン(David Chalian CNN)
- ジョージ・ボーガー(Gloria Borger CNN)
- ジェフ・ゼレーニー(Jeff Zeleny CNN)
- ジョン・バーマン(John Berman CNN)
- ケイト・ブルダン(Kate Bouldan CNN)
- マーク・プレストン(Mark Preston CNN)
- サム・ファイスト(Sam Feist CNN)
- ウルフ・ブリッツァー(Wolf Blitzer CNN)