バッハ・コレギウム・ジャパン「マタイ受難曲」感情移入した。
バッハ・コレギウム・ジャパン「受難節コンサート2026《マタイ受難曲》」でサントリーホール。今年は優人マエストロ。BCJマタイは2019年から聴いてる。最初の2019年は、すごい傑作だから一生懸命聴かなくちゃ、って感じだった。かしこまってて。なんか緊張してた。それがいつだったか、優人マエストロがインタビューで、マタイは祝祭的でもある、楽しんで聴けばいい、みたいなことを語ってて。目から鱗。それからマタイを楽しんで聴けるようになった気がする。で、今日はといえば。なんだろう、聖書のドラマに最高に感情移入したマタイだった、とでも言えばいいか。優人マエストロ、いつもそうだけど、今日はとりわけすごい熱量を感じたね。それにオーケスト ラもすっごく反応したんじゃないかな。この2、3年、すごいカウンターテナーを毎回連れてくるけど、今日のテリー・ウェイも素晴らしかった。それからハナ・ブラシコヴァを呼ばずに、たっぷり歌わせた松井亜希さんもすごかった。当たり前だけどブラシコヴァとはまったく違う美しい声、歌いっぷりで。グッときた。いや、ブラッシュコヴァももちろんいいんだよ。今日こんなに感情移入できたのって、聴き手のわたしも成長してるからじゃないかな。そんなこと思った。