政策あり! 俺の考え -6ページ目

老人ホーム②

②では政府の方針について指摘します

介護つき老人ホームの建設費を何とか抑制しよう(高額な一時金に依存するおは止めよう)と
民間も智恵を絞っています

その1つの回答がサブリースでの建設です
サブリースとは地主の遊休地に自前で建物を建設してもらい
業者は長期契約でその建物を賃貸するというシステム
ビジネスホテルやコインパーキングでは一般的な方式です
老人ホームの場合、初期投資額がすべて自前で行う場合と比べ1/20に抑制できるといいます

この方式で一時金が50万円とか0円とかのホームが誕生しています
(地主に賃料を払い続けなければならないため利益は少なくなります)
この方式で8年間で100施設を建設した業者もあるそうです
要するに薄利多造方式です

これが陽の部分で陰の部分もあります
介護保険料の総費用が膨らんでいるのです
2000年から比較して倍の使用料金になっています

そこで政府は都道府県に介護保険の適用となる老人ホームの施設数を制限できる条約を制定しました
施設数が制限されるわけですから
サブリース方式は薄利少造になります

介護保険報酬も3年毎に改定されるので
改定毎に報酬引き下げがされる確率が高いと思います
以上は介護つきの老人ホームの場合です
そこで政府はヘルパーつきの老人ホームから
介護サービスを分離したホームの建設を考えているようです
(ヘルパーつき施設は入居者1名につき介護保険から20万円給付される)
(ヘルパーなし施設は入居者1名につき介護保険から10万円給付され10万円の節約になる)
しかしヘルパーがいないときのトラブル時の責任問題など課題は多いです
介護保険を使い老人をホームに収容するシステムは早晩行き詰ると考えます

もっと家族が親の介護をするシステムを整備するのも一計だと考えます
要介護の親と同居する場合には
①転勤禁止
②月額○万円の給付
③固定資産税などの控除
④低介護度の入居禁止
などを整備してなるべく入居者を減らすなどの目的が必要と考えます

老人ホーム①

老人ホームの需要は高まりを見せていますが
運営には課題が多いようです
①ではホーム業界の慣例について指摘します
問題点は大きく見て3点あります
A:一時金
B:アタマ取
C:重要事項説明書

A:一時金
入居する場合には多額の一時金が必要となる場合があります
(1000万とか2000万、中には1億円というのも存在します)
このシステムが出来上がった背景には、
金融機関が老人ホーム融資に消極的だったからと言われています
仕方なくホーム運営会社は入居者から一時金を募り
一時金1000万円×100入居者=10億円
これで土地代や建設費を賄う算段のようです
建物や介護内容が豪華になればなるほど一時金の価格は上昇します
また一時金は、入居者が家賃滞納の際にそこから補填する役目も果たしているそうです
そのような性格から、一旦収めてしまえば
法的整理になった場合一切返ってこなくなります
(06/3石川県 シニアユートピア金沢)
ゴルフ会員権の預託金のような感じ

B:アタマ取
ホームが経営破たんしなくて
自己都合でホームを退去する場合
入居後一定期間過ぎれば(例えば1ヶ月)一時金を一切返金しなかったり
一定の率を差し引いて返金する制度
(概ね15~30%が相場)
入居者がホームの運営に不満があってもアタマ取される金額を考えると移転し辛い

C:需要事項説明書
上記のような説明は書面でなされていなかった
紛争の多くは言った言わないという類である


そこで厚生労働省は以下の改革を行いました

A:一時金
破綻しても最大500万円まで保全するように義務付け
B:アタマ取り
入居後90日以内の転居は一時金全額返金
C:重要事項説明書
書式をわかりやすく具体的に記して県のチェックを受けやすくする

これには少々問題があります

A:一時金
一時金は50万円~1億円超と幅があるので
1億円の施設が破綻した場合ほとんど返金されないのと同じ
金額ではなく80%とか90%とかの一時金に対する率の返金が望ましい

B:アタマ取
91日目にいきなり20%のアタマを取られるのは納得しがたい
アタマを取られるのも入居年月に応じて徴収されるのが望ましい

C:重要事項説明書
それをチェックする県の体制が未熟
国民生活センターが05/秋に実施した調査では
有料老人ホームについての専任職員が在籍しているのは全国で11人(10都道府県)

こんなことでチェックできるのか
耐震偽装問題における官の許可体制真っ青の人員です
チェック機関は民間解放すべきです
そしてABの問題は業者が損害保険に加入することを義務化させ、
支払い能力の担保とする
Cの問題も金融機関が検査機関をチェックするべきです

老人ホーム①終わり
次回は老人ホーム②

今更タミフル

A型、B型、鳥インフルエンザの特効薬タミフルについてです
タイトルどおりタイミングずれています
一時はタミフル獲得のために個人輸入や県・医療機関の独自注文も盛んに行われました

インフルエンザ薬はタミフルだけではなく、「リレンザ」という薬もあります
タミフルは錠剤でリレンザは吸入剤です

インフルエンザの感染システムは
①空気中のインフルエンザウイルスを吸い込む
②のどや肺でウイルスがヒト細胞に付いて侵入
③ヒト細胞内でウイルス遺伝子を増殖させる
④ヒト細胞を食い破り(この行為がくしゃみや咳)他のヒト細胞に吸着侵入③④繰り返して本人悪化&大気に放出
⑤それを別の人間が吸い込み①にもどる
となっています

ウイルスは細胞に侵入する際には無条件で侵入します
逆に上記④のように細胞から突き破る際にはウイルス自体が槍のような武器が必要なのです
その武器を作らせないようにするのがタミフルやリレンザという薬です
この薬の作用により、ヒト細胞に侵入したウイルスはその細胞内では増殖しますが
それ以上広がらずやがてそのヒト細胞内で死滅します

タミフルとリレンザを比較した場合
その槍に作用するのはリレンザの方が強力です
またリレンザの方が副作用は少ないとなっています

性能の面ではタミフルに勝るとも劣らないリレンザですが
売り上げで言うと日本国内のタミフルは250億円
リレンザは全世界で6億円です
これは錠剤と吸入剤というなじみやすさの差からきていると考えます

タミフル集中注文に対する薬不足解消と
タミフル使いすぎによるタミフル耐性ウイルスの出現防止のため
2薬分散は必要だと考えます

現在富山化学工業は次世代のインフルエンザ薬を開発中です
この薬は上記③の段階で作用する薬です
即ちタミフルやリレンザより前段階で作用する薬で
副作用はその分押さえられるということです