ドイツの物価を少々
当時のレート 1ユーロ=113円 (空港両替は120円)
キヨスク・雑貨店など一般価格
ミネラルウォーター 500ml 1.2ユーロ (空港内2.4~2.8ユーロ)
ビール 500ml 1.5ユーロ
ピザパン 15×20cm程 2.2~2.8ユーロ
ニワトリ丸ごと 6ユーロ
トマト中 6個 2ユーロ
じゃがいも・タマネギ 7~8kg 2~3ユーロ
フルーツジュース 1L 1~3ユーロ
タバコ マルボロ一箱 4.6ユーロ
牛乳 1L 1.5~2ユーロ
卵 忘れた
電車代 日本の3~4割り増しくらい
フランスパン 大 1~1.2ユーロ (安いね)
ディスカウントショップ
ビール 500ml 0.7~0.9ユーロ
水 1L 0.7~0.8ユーロ
フランスパン 小 0.3ユーロ
タバコ 売ってなかった
ポテチ ぎっしり入って 0.8ユーロ
日本食の定食 10ユーロくらい(デュッセルドルフ 加賀屋にて)
朝起きて、食堂で朝食。具材は持たないので、パンとジャム。ピーナツバターって美味しいね。ソーセージ状のビニールフィルムに入っているレバーペーストのようなものもあって、生で食べられるのか観察していると、皆さん生で食べているようなので、真似して食べてみる。パンに塗ってね。
うまいじゃん。日本では食べている人を見かけないのはなぜなんだろうな~。昨日のお姉さんとちょいと話をする。どこかに出かけるそうな。
昨日のあまりのビールを飲みながら、今日はまったり過ごすかなあとぼんやりしながら地球の歩き方を見ていると、ウッパタールを思い出した。
ウッパタールは地名で、高架の吊り下げ式モノレールのある街だ。
子供の頃に読んだ、「世界の電車大百科」にでてきていたやつで、「いつか乗ってやる」と思っていたものが、電車で20分の所にある。
「行くか!」と予定を変更し、お昼前に宿を出る。この日の夜はモシさんと第二回ドイツオフ回の予定だが、近いので帰ってくるのに支障は無いだろう。
DB
http://reiseauskunft.bahn.de/bin/query.exe/en?datesel=custom
をアイフォンでチェックするといい時間に快速がある。
アイフォン便利だなあ。
電車で20分も走れば、違う料理もあるかもと、デュッセルドルフ中央駅では調理パンをあえて買わなかった。
快速はどこにも停車せずにウッパタール駅に到着。20分走りっぱなしだからけっこうな距離を走ったと思う。片道4.5ユーロ。
ホームから地下に降りて、長い連絡通路の中に、ついに発見!フランクフルト屋さんだ。小型フランスパンにソーセージを挟んだだけというシンプル仕様。もちろん買いましたとも。2.5ユーロ。
アイフォンで撮った写真があるんだけど、方式の違いでUPできません。おいら本当にPCが弱い。方式変換どうやるんだろ。
うましうましと食べながら持参したペットボトル水で流し込む。
やはりドイツのソーセージにハズレはない。
長い連絡通路を抜けると、そこはモノレールの駅だった。なんと言う名前かしりませんが、このモノレール1900年創業らしい。どんだけ古いねん?
ドイツの鉄道系には改札というのが無くて、その代わりに車掌がしょっちゅう検札にくるらしい。切符無しで乗っていると問答無用に数倍の罰金を科せられるというので、まずは切符を買わなくてはいけない。
しかし買い方は複雑で、旅行者の僕にわかるはずもない。超困った。
しばらく悩んでいると「きゃん あい へるぷ ゆー」と親切なお声がかかった。
振り向くとそこには美少女(推定年齢17歳)が立っていた。切符の買い方が分からない旨を告げると、お互いたどたどしい英会話でやりとりの後、なんとか切符を買う事が出来た。
「どうしてそんなに親切にしてくれるのか?」と尋ねたら
「私はピアノを習っていて、先生は~まりこ(苗字は聞き取れなかった)さんで、日本人を見かけたら親切にしてあげてね」といわれているらしい。
まりこ~~~~!あんた偉いよ!超素晴らしいよ。
音楽は心を癒すと言うけれど、音楽で人助けまでやってしまうなんて偉大すぎるよ!
この瞬間ジョニーが選ぶ、世界で有名な日本人ランキング1位にまりこ先生が選ばれました。パチパチ!
デュッセルドルフか、ウッパタールその周辺に住むまりこ先生ありがとう。
そして、この美少女の英雄的活躍により、逆転満塁さよならメガトンホームランで、ドイツの好感度+無限%あ~~っぷ。
しかし最高は+100ポイントなので、+100ポイント。
(もちろん彼女が美少女だったからではない。おばあさんでも+198ポイントあげてましたよ)
思い出 プライスレス 出会いっていいよね。お金じゃ買えないもん。
そしてついに少年時代の心に戻ったジョニーは興奮度200%でモノレールに乗ったのでした。一回1.3ユーロ。
このモノレール、なんと川の上を走ります。もう少し言えば、川の上が線路になっています。川の両岸から三角形に鉄骨を組んで、進行方向にレールの柱を取り付けてあります。
ゆえに見晴らし最高です。(ちょっと怖いけど)
土地代の高い町は川の上に鉄道を引くといいですね。
説明じゃわかんないだろうから動画をば。
1分30秒目くらいからがわかりやすいです。
http://www.youtube.com/watch?v=dhsB0MtplD0
5駅ほど乗って、なんとかマーケットという名の駅で降ります。
マーケットというだけあって、お店が沢山あります。小雨が降ってきましたが、ブラブラと歩きます。デパートに入り、ベトナムのお師匠さんの家族へのお土産を買いました。
トップモデルというブランド名の日記帳(娘さん用)気に入ってくれたらしい
日本とちょっと違うトランプ(息子さん用)
もうちょっと買いたかったが、珍しいものが無かった。
日本で有名なおもちゃ「黒髭危機一髪」はドイツでは黒髭ではなく、熊のプーさんだったのは新鮮でした。w
そしてここにもいい場所にはマクドナルドが・・・・ドイツには必要ないと思う。セットが4ユーロくらい。
ドイツの多少田舎町を堪能して帰路についたのでした。
ちなみにウッパタール駅周辺も探索しました。
宿に戻ると何だか騒々しい。
昨日から泊まっているロシア人の美女軍団が食堂でワーキャー騒いでいる。
声をかけるのもなんなので、部屋からビールを持ち出して、リビングでチビチビやりながらモシさんからの連絡を待つことにした。
リビングにいたアルゼンチン人のおじさんが話しかけてくる。えっ?スペイン語話せないの?じゃあ英語でと会話する。ドイツでプラスチック製品の見本市があるので、来ているそうな。
デュッセルドルフやフランクフルトではメッセと言われる見本市が多いそうな。
おじさん曰く「世界中でもっとも話されているのはスペイン語だ。君も英語なんて勉強しないで、スペイン語を勉強しなさい」ですと。
そうなのか?
そうこうしていたら、ロシアン美女軍団と連れの少数ロシアンボーイが流れ込んできた。
当然話しかけられる。英語だ。ほろ酔いお姉ちゃんらは、女子大生と女子高生のグループで、2週間ヨーロッパを旅行しているそうな。
そこに韓国人のお姉さんと(僕が日本人だと知ると、その後一切話しかけてこなかった)、チリ人のおじさんが入ってきて、会話がはずむ。5カ国の人間が共用するのは英語だ。
ロシア人が英語を話すのはとても奇妙な気がしました。
聞けば、モスクワでは英語を教える学校が多数あるらしい。
ドイツ語もあるらしい。フランス語もあるにはあるらしい。
「日本語は?」と聞けば「残念だけど、聞いたことが無い」という答えが・・・・残念。そうすると元アルジゲート証券社長のイリーナさんは実に偉いと思ったりする。きっとウラジオストックならば、日本と近いので日本語学校があるはずだ。モスクワはヨーロッパのお隣だしなあ。
そうすると、ロシアという国は日本と国境があり、しかもヨーロッパとも国境があるわけで、実に大きい国なのだと知識ではなく実感したのであった。(よく考えるとアメリカとも国境がある)
美女軍団数人は日本に興味があるらしく、色々と質問を受けた。そこで、「日本に来てみたい?」と聞けば「う~ん、特には」という返事が。やはり日本は極東・・・遠い国のお話のようだ。
しばらく世間話をして皆さんお出かけになります。「今からパーティーをやるの。ジョニーさんも一緒にいきましょうよ」と僕的好み度2位の女の子が誘ってくれます。
ロシア好感度 +50ポイント (番外編)
しかし僕はモシさんと先約があるので、「ごめんなさい。友達を待っているので行けないんだ」と断ります。「じゃあ、またいつかね」と出かけて行きました。こんなおっさんも誘ってくれるなんて、優しい人たちです。
その後モシさんが迎えに来てくださって、同じビルの上の階の商社に勤めていらっしゃるYさん、それにデュッセルドルフ駐在の方々で韓国料理を食べに行きました。
Yさんの勤めている商社は、なんと300年以上の歴史があるというものすごい商社でした。
http://www.mikisangyo.co.jp/corporate/index.html
商社を目指すジョニーとしては色々と教えて頂きたかったのですが、一回くらいの飲み会では中々時間が足りませんね。
モシさんが海外投資をやられているのを初めて知ったらしく、モシさんの話に興味深く耳をかたむけていました。
モシさんが、ショートだロングだオプションだ、と話をするともう全く宇宙語ですねという顔をしていたのが面白かったです。
この日も盛り上がりまくっての第二回ドイツオフ回でした。