明日はドイツを出国し、ベトナムに移動する日です。
話はちょいと変わって、スーパーのレジ打ちの話。
ドイツ・オランダではレジ打ちのおばさんは、皆さん座っておられます。今まで、日本で何の疑問もなかったのですが、レジ打ちが立っていなければならない理由はどこにもありません。
しいて言うならば、「座ってレジ打ちをするのは、お客様に対して失礼だ」とかこのあたりでしょうか。
しかし、長時間立ったままで作業するのは、やる側にとっては非常につらいものです。(やった事はないので、想像)
サービス残業など過酷な労働を強いる「ブラック企業」の話が、よく友人の日記に出てきますが、立ってやるレジ打ちもブラックと呼んでいいと感じました。
日本でもレジ打ちは座ってやるという風習が根付く事を祈ります。
だって立ってる必要はどこにも無いんですから。
必要な時だけ立てばいいのではないでしょうか。
話がそれたついでに、ヨーロッパの物価で書き忘れていた内容をば。
ガソリンレギュラー 1.4ユーロ
赤ワイン 1.9~5ユーロ (テーブルワイン)700ccくらい入り。
アムステルダムから朝一番のICEでも飛行機に間に合うのですが、初日から故障し信用が無いのでデュッセルドルフまで戻り、なるだけ空港に近づいておきます。もちろん第三回ドイツオフのためでもあります。
アムステルダム駅は4a・4bなどとプラットホームの呼び名が少し変です。二階建てになっていて、区別の為かと思っていましたが、違いました。
同じホームにaとbがあります。どういう事かといいますと、駅は非常に長く一つのホームに2列車が同時に停車出来るというわけです。そんで、aはオランダ北部向け、bはドイツなど南向けの電車が停車するというわけです。
これは中々便利なシステムだと思いました。
それで、4bからフランクフルト行きの電車に乗るわけですが、タバコを吸っていると日本人のご一行様がいました。
話を聞くと、農業研修でオランダ視察に来たらしく、ついでに昨日は一致団結して飾り窓に行ってきたそうな。たぶん全員でというのは裏切り者が出ないようにする為でしょう。
ガイドさん付きのツアーなようで、ガイドさんがあれこれと案内していましたが、話をしていた一人が、「故障で電車が動かなくなったため、ホームが変更になったので、移動しましょう」と誘ってくださいました。
うわ、超危ねえ。危うく列車に乗れなくなるところでした。
7bに移動します。
それにしても故障しすぎだろ。
列車に乗り込むと、また日本人らしき女性がいました。
早速「日本人ですか?」と尋ねると「そうですよ」と返事が。
「デュッセルドルフまで行くのですが、テーブル席を確保しているんで、いっしょにどうですか?」と誘うと「OKと返事」
若い女性の一人旅なので、自己紹介しておいたほうがいいかなと思い、「福岡県の小倉から来ました」と言うと
「ええ?あたしも小倉出身ですよ」と推定年齢21歳の女性は答えます。
1/47かける1/5(福岡県人口比)くらいの確率をツモりました。
しばらく話をしていると、疲れているのか僕の口臭が嫌なのかわかりませんが、あまり話に乗ってこなくなったので、放っておきました。
検札が来て切符を見せると、オランダからの券が無いと言われました。行きは駅で事情を説明し24ユーロの代金を払いました。
帰りはアムス駅の切符売り場に行き、事情を説明すると、「この切符(ジャーマンレイルパス)なら追加を支払わなくていい」と言われたので、念を押して確認してから切符なしで列車に乗ったのでした。
なぜか31ユーロを支払いました。別にいいけどね。
ビールを飲み飲み2時間少々でデュッセルドルフに到着。21歳の女の子(推定)に別れを告げて、例の宿に向かいます。ついでなんで、寄り道をせずに最短ルートを通ると何分かかるか計測。24分でした。やはり15分では無理ですね。
途中路面電車と、高級そうなアウディーが衝突事故を起こしており、道路と線路は大混乱でした。電車を降りて駅に向かう群衆に逆らって歩きます。交通量が車・電車ともあれだけあれば事故も多いはずですなあ。
宿到着。スタッフはいなかったので暗証番号を押して中に入ります。ロービーの大型ソファーで寝て、スタッフを待ちます。
途中フランス人旅行者が来て、やはり入れなかったので鍵を開けて中に入れてあげました。
「ここはいい宿かい?」と聞くので
「清潔だけど、スタッフの態度が悪い」と答えておきました。
スタッフが来て受付をします。
僕もお願いしますと言ったら、「先客がいるだろ後にして」と言われます。(軽くブチっ)
僕の番になりましたが、フランス人に出していた椅子は引っこめて椅子をくれません。(二度目 ブチっ)
予約はしてない旨を伝えると端末を叩いて、「ああ今日は生憎一杯で予約が無いと泊まれないね。」
初日の親切なスタッフが、データの見方を教えてくれてましたから、空きが7-27ある事はわかっていました。
猛烈に腹が立ちましたが、怒るのがバカバカしくなり、別の宿に行くと言って出て行きました。途中さっきのフランス人が「なるほどね」と声をかけてきました。
当然ですが、宿でマナーの悪い事をした覚えは一切ありません。
アジア人はそんなに嫌いかよ。
ちなみに一番態度の悪いこのあんちゃんは、殴られたのか左目が少し閉じています。ついでに失明すればよかったのに。
サブで調べておいたホテルヨーロッパに向かいます。徒歩8分。
調べておいてよかったな~。
35ユーロもしましたが、2ベッドの広い部屋です。朝食にはジャムだけでなく、ハムもありましたし、牛乳とオレンジジュースもありました。
モシさんと連絡をとり、またしても迎えにきてくださることになりました。感謝!!
シャワーを浴びてゆっくりしてるとお迎えが到着。
行き先はビアホール。旧市街のほうのお店だったので、車を止めてしばし夜の街を案内していただきました。
ライン川の河川敷にもビアガーデンのようなものがありましたが、本日はお休みのようでした。
夜のライン川は多少雨が降ったせいか、水量が多く力強さと尊大さを感じました。
ビアホールではまた、わんこビールです。モシさんは車で来ているのと、明日もお仕事ということで、1-2杯しか飲まれませんでしたが、僕はジャブジャブ飲ませて頂きました。
ここで一緒に撮った写真が無いのが非常に残念です。次回は福岡でモツ鍋食べながら撮りましょう。
ちなみに店員さんに撮ってもらおうとしたら、カメラを持っていかれてしばし戻って来ず、店員さんらは自分達の写真を勝手に撮っていました。ドイツ流サービスだと思います。
韓国料理屋にしてもここにしても、日本人のお客さんがいて、何やら仕事の話をしていました。この街は本当に日本人が多いです。
この日は第三回ドイツオフ回ということもあり、投資話とは別の話題で盛り上がりました。
その話題とはドイツ鉄道の遅れについてです。
僕は
①鉄道が遅れた場合のダイヤ再編成プログラムがしっかりしているから、15~20分遅れで済んでいるのではないか?という主張。
モシさんは
②そのようなプログラムが無いから15分以上も遅れたままではないのか?という主張。
結論は出ませんでしたが、そういう話で盛り上がりました。
前回・前々回と食事代はご馳走になっていたので、ここは僕が支払いますとカードを出したのですが(ユーロはほぼ残っていなかった)カードが使えないということで、支払いはまたしてもモシさんにしていただきました。あまりにも申し訳ないので、米ドルを少し出しておきました。モツ鍋は僕がご馳走しますので・・・・。
というわけで、次回は福岡でお会いしましょうと約束し、第三回ドイツオフ回は閉幕したのでした。お疲れ様でした。
ホテルに戻ると、出掛けに1cmほどチャックを開けていた薬入れのポシェットのチャックが全閉になっていました。
薬入れには日本に持ち帰る為のコイン類が入っていて、1ユーロ玉2枚、2ユーロ玉2枚を確認して出てきました。その他コイン多数。
確認してみると1ユーロ玉1枚と2ユーロ玉1枚が無くなっていました。
被害総額3ユーロ。
こんな面倒な事をなぜやったかと言えば、高校時代の世界史の先生が、イタリアで留守中に現金だけをホテルで抜き取られたので、注意するよう言われていたからです。
世界史の赤沢先生ありがとう。(戸畑高校)
ホテルの従業員が合鍵で侵入したのでしょう。
現金は全て持ち歩く派なんですが、襲われると全て失ってしまいますし、どっちがいいのかはわかりませんね。
というわけで、ドイツのホテルで盗難事件にあったのでした。
続く。
話はちょいと変わって、スーパーのレジ打ちの話。
ドイツ・オランダではレジ打ちのおばさんは、皆さん座っておられます。今まで、日本で何の疑問もなかったのですが、レジ打ちが立っていなければならない理由はどこにもありません。
しいて言うならば、「座ってレジ打ちをするのは、お客様に対して失礼だ」とかこのあたりでしょうか。
しかし、長時間立ったままで作業するのは、やる側にとっては非常につらいものです。(やった事はないので、想像)
サービス残業など過酷な労働を強いる「ブラック企業」の話が、よく友人の日記に出てきますが、立ってやるレジ打ちもブラックと呼んでいいと感じました。
日本でもレジ打ちは座ってやるという風習が根付く事を祈ります。
だって立ってる必要はどこにも無いんですから。
必要な時だけ立てばいいのではないでしょうか。
話がそれたついでに、ヨーロッパの物価で書き忘れていた内容をば。
ガソリンレギュラー 1.4ユーロ
赤ワイン 1.9~5ユーロ (テーブルワイン)700ccくらい入り。
アムステルダムから朝一番のICEでも飛行機に間に合うのですが、初日から故障し信用が無いのでデュッセルドルフまで戻り、なるだけ空港に近づいておきます。もちろん第三回ドイツオフのためでもあります。
アムステルダム駅は4a・4bなどとプラットホームの呼び名が少し変です。二階建てになっていて、区別の為かと思っていましたが、違いました。
同じホームにaとbがあります。どういう事かといいますと、駅は非常に長く一つのホームに2列車が同時に停車出来るというわけです。そんで、aはオランダ北部向け、bはドイツなど南向けの電車が停車するというわけです。
これは中々便利なシステムだと思いました。
それで、4bからフランクフルト行きの電車に乗るわけですが、タバコを吸っていると日本人のご一行様がいました。
話を聞くと、農業研修でオランダ視察に来たらしく、ついでに昨日は一致団結して飾り窓に行ってきたそうな。たぶん全員でというのは裏切り者が出ないようにする為でしょう。
ガイドさん付きのツアーなようで、ガイドさんがあれこれと案内していましたが、話をしていた一人が、「故障で電車が動かなくなったため、ホームが変更になったので、移動しましょう」と誘ってくださいました。
うわ、超危ねえ。危うく列車に乗れなくなるところでした。
7bに移動します。
それにしても故障しすぎだろ。
列車に乗り込むと、また日本人らしき女性がいました。
早速「日本人ですか?」と尋ねると「そうですよ」と返事が。
「デュッセルドルフまで行くのですが、テーブル席を確保しているんで、いっしょにどうですか?」と誘うと「OKと返事」
若い女性の一人旅なので、自己紹介しておいたほうがいいかなと思い、「福岡県の小倉から来ました」と言うと
「ええ?あたしも小倉出身ですよ」と推定年齢21歳の女性は答えます。
1/47かける1/5(福岡県人口比)くらいの確率をツモりました。
しばらく話をしていると、疲れているのか僕の口臭が嫌なのかわかりませんが、あまり話に乗ってこなくなったので、放っておきました。
検札が来て切符を見せると、オランダからの券が無いと言われました。行きは駅で事情を説明し24ユーロの代金を払いました。
帰りはアムス駅の切符売り場に行き、事情を説明すると、「この切符(ジャーマンレイルパス)なら追加を支払わなくていい」と言われたので、念を押して確認してから切符なしで列車に乗ったのでした。
なぜか31ユーロを支払いました。別にいいけどね。
ビールを飲み飲み2時間少々でデュッセルドルフに到着。21歳の女の子(推定)に別れを告げて、例の宿に向かいます。ついでなんで、寄り道をせずに最短ルートを通ると何分かかるか計測。24分でした。やはり15分では無理ですね。
途中路面電車と、高級そうなアウディーが衝突事故を起こしており、道路と線路は大混乱でした。電車を降りて駅に向かう群衆に逆らって歩きます。交通量が車・電車ともあれだけあれば事故も多いはずですなあ。
宿到着。スタッフはいなかったので暗証番号を押して中に入ります。ロービーの大型ソファーで寝て、スタッフを待ちます。
途中フランス人旅行者が来て、やはり入れなかったので鍵を開けて中に入れてあげました。
「ここはいい宿かい?」と聞くので
「清潔だけど、スタッフの態度が悪い」と答えておきました。
スタッフが来て受付をします。
僕もお願いしますと言ったら、「先客がいるだろ後にして」と言われます。(軽くブチっ)
僕の番になりましたが、フランス人に出していた椅子は引っこめて椅子をくれません。(二度目 ブチっ)
予約はしてない旨を伝えると端末を叩いて、「ああ今日は生憎一杯で予約が無いと泊まれないね。」
初日の親切なスタッフが、データの見方を教えてくれてましたから、空きが7-27ある事はわかっていました。
猛烈に腹が立ちましたが、怒るのがバカバカしくなり、別の宿に行くと言って出て行きました。途中さっきのフランス人が「なるほどね」と声をかけてきました。
当然ですが、宿でマナーの悪い事をした覚えは一切ありません。
アジア人はそんなに嫌いかよ。
ちなみに一番態度の悪いこのあんちゃんは、殴られたのか左目が少し閉じています。ついでに失明すればよかったのに。
サブで調べておいたホテルヨーロッパに向かいます。徒歩8分。
調べておいてよかったな~。
35ユーロもしましたが、2ベッドの広い部屋です。朝食にはジャムだけでなく、ハムもありましたし、牛乳とオレンジジュースもありました。
モシさんと連絡をとり、またしても迎えにきてくださることになりました。感謝!!
シャワーを浴びてゆっくりしてるとお迎えが到着。
行き先はビアホール。旧市街のほうのお店だったので、車を止めてしばし夜の街を案内していただきました。
ライン川の河川敷にもビアガーデンのようなものがありましたが、本日はお休みのようでした。
夜のライン川は多少雨が降ったせいか、水量が多く力強さと尊大さを感じました。
ビアホールではまた、わんこビールです。モシさんは車で来ているのと、明日もお仕事ということで、1-2杯しか飲まれませんでしたが、僕はジャブジャブ飲ませて頂きました。
ここで一緒に撮った写真が無いのが非常に残念です。次回は福岡でモツ鍋食べながら撮りましょう。
ちなみに店員さんに撮ってもらおうとしたら、カメラを持っていかれてしばし戻って来ず、店員さんらは自分達の写真を勝手に撮っていました。ドイツ流サービスだと思います。
韓国料理屋にしてもここにしても、日本人のお客さんがいて、何やら仕事の話をしていました。この街は本当に日本人が多いです。
この日は第三回ドイツオフ回ということもあり、投資話とは別の話題で盛り上がりました。
その話題とはドイツ鉄道の遅れについてです。
僕は
①鉄道が遅れた場合のダイヤ再編成プログラムがしっかりしているから、15~20分遅れで済んでいるのではないか?という主張。
モシさんは
②そのようなプログラムが無いから15分以上も遅れたままではないのか?という主張。
結論は出ませんでしたが、そういう話で盛り上がりました。
前回・前々回と食事代はご馳走になっていたので、ここは僕が支払いますとカードを出したのですが(ユーロはほぼ残っていなかった)カードが使えないということで、支払いはまたしてもモシさんにしていただきました。あまりにも申し訳ないので、米ドルを少し出しておきました。モツ鍋は僕がご馳走しますので・・・・。
というわけで、次回は福岡でお会いしましょうと約束し、第三回ドイツオフ回は閉幕したのでした。お疲れ様でした。
ホテルに戻ると、出掛けに1cmほどチャックを開けていた薬入れのポシェットのチャックが全閉になっていました。
薬入れには日本に持ち帰る為のコイン類が入っていて、1ユーロ玉2枚、2ユーロ玉2枚を確認して出てきました。その他コイン多数。
確認してみると1ユーロ玉1枚と2ユーロ玉1枚が無くなっていました。
被害総額3ユーロ。
こんな面倒な事をなぜやったかと言えば、高校時代の世界史の先生が、イタリアで留守中に現金だけをホテルで抜き取られたので、注意するよう言われていたからです。
世界史の赤沢先生ありがとう。(戸畑高校)
ホテルの従業員が合鍵で侵入したのでしょう。
現金は全て持ち歩く派なんですが、襲われると全て失ってしまいますし、どっちがいいのかはわかりませんね。
というわけで、ドイツのホテルで盗難事件にあったのでした。
続く。