パンの話ばかりになっていますが、元々この旅行はノリと勢いで始まっていて、極貧旅行必至だったわけで、安上がりな調理パン系食事にどうしても気がいってしまいます。

中央駅を出発して今日と明日の宿バックパッカーズドデュッセルドルフに向かいます。

説明によれば駅徒歩15分とあります。
迷いながら進み45分で到着。

グーグルマップをアイフォンの画面写真機能で呼び出して、プリントアウトした地図も持っていったのですが、ちょいと迷いました。アイフォン大活躍。

グーグルマップは日本国内の出来はいいですが、外国のはそうでもない気がします。縮尺が多少おかしい気がします。

到着後説明を受けてチェックイン。「オランダを周ってから戻ってくるんんだけど、8日9日あたりは部屋は空いてますか?」と聞くと、この宿一番の親切な若者が、予約リストと表の見方を教えてくれました。

「大丈夫20人以上空いているから心配ない。今予約しとく?」

と聞くので、

「空いてるなら、直接来ます。予定は流動的だし」と答えておいた。

「他に日本人は泊まってる?」

端末を叩いて国籍をチェックしてくれます。

「今日はいないけど、明日とあさってはいるよ」

出会いが楽しみだなあ。

さて、いよいよ三年越しのモシラガーさんと初対面です。
モシさんは自家用車でお迎えにきてくださいました。

初めてだというのに、機知の仲のようにお話をします。
だって、ず~っとメールでやりとりしてたんだから、もうお互いの事は大概知ってます。

オフ会会場は地ビール工場の経営する(多分)ビアホール、料理はもちろん地元のビールにドイツ名物ソーセージ。それに豚のすね煮込み揚げのような料理です。

見た感じ・・・・デカっ!
モシさん曰く「ドイツ人はばあさんでも一人でペロリとたいらげるから驚きですよ」と。

やはりドイツ人は大食いだなあ。w

ソーセージは日本ではあまり見かけない「血」を使った物などもあり、これがもうむちゃむちゃうまい。目からウロコのうまさです。

今まで食べていたのは何だったんだろうか?

ドイツ好感度 +30ポイント トータル -70ポイント

赤ウインナーしか食べた事が無い人が、メーカーブランドの「シャウエッセン」とか「アルトバイエルン」を食べた時のような衝撃です。

ドイツに行く人は是非食べて欲しいです。人生観が変りますよ。

料理を食べながら、お互いの投資話に花が咲きます。
成功した話。失敗した話。悔やまれる話などなど。

モシさん、ヨーロッパで孤高の投資家だけあって、ヨーロッパの経済事情に超詳しいです。銀行の体力が限界に近いこと、政府の債務の問題など次から次に情報を教えてくださいます。

またいち投資家として、会社に勤めながらやる投資の限界なども感じていらっしゃるようでした。不動産だけで食えるジョニーさんが羨ましいともおっしゃっていましたが、海外支社をもつような企業で働けるモシさんのほうがずっと羨ましいですよね。

ビアホールは「わんこビール方式」です。
200ccくらいのグラスのビールが減ると、ボーイが勝手にビールを持ってきて、新しいグラスを置いていきます。

デュッセルドルフのビールは「アルト」と呼ばれる種類のもので、色は少し黒いです。味はイギリスの「ギネスビール」を少し薄くしたような感じで、これもまた「まいう~」です。10杯くらい飲んだかな。

ドイツのソーセージは日持ちしないそうで、それだけいい材料を使っているのでしょう。

チェーン店にしてやれば、新しい物好きの日本人の間で繁盛するのは間違いなしですね。体力が付いたら是非やりたいです。

ドイツ人は豚肉が大好きなようで、豚肉の調理が非常に上手です。

モシさんにはこの日の食事をご馳走していただき誠に感謝です。ヨーロッパ滞在中はもう一度はオフ会をやろうと約束してお開きになりました。


この日は非常に盛り上がって夜遅くまで飲み明かし、宿に帰ったらバタンキューで即座に寝てしまいました。

続く