昨日は戦車博物館を堪能し、ブリーメンの夜を堪能しました。
ホットドック系ではブリーメンに最高賞を贈ります。

話変わってタバコの話。

おとといくらいにマルボロひと箱4.6ユーロというお話を書きました。
旅の途中で出会ったベルリン在住のお兄ちゃんに聞いたのですが、いわゆる日本のタバコというのはヨーロッパでは「シガレット」と呼ばれているそうで、タバコと言えば袋や缶にお茶葉のように入った物が出て来るそうです。

それをタバコ巻き機または、自分の手で巻いてフィルターを着けて吸うそうです。自分で巻くとシガレットの数分の一でタバコが吸えるそうです。(目の前で巻いて吸ってました)

つまり政治家は日本のタバコと西洋のシガレットを比較して、値段が安いの高いの云々言ってるわけで、葉っぱの量り売りをせずにタバコの税金を上げるのはいかがなものかと思う。

葉っぱの状態で売ってくれれば、僕は自分でタバコを巻いて吸います。

日本の政治家が知ってやっているのか?知らずに言ってるのかは判断出来ませんが、「西洋と同じレベルの」と言うのであれば、条件も同じにしてもらいたいですな。


話戻って、今日はアムステルダムに移動です。

ブレーメンからデュイスブルグへ 7時44分発 10時10分着 EC101

デュイスブルグからアムステルダム 11時26分発13時25分着 ICE126

ECは上から2番目の速度ですが、この区間はICEと変らない時間で移動できます。

検札の怖いおっさんも来るのですが、このときrjoyさんが言ってた、DB(ドイツ鉄道)のネエネエの意味がわかりました。

日本では検札も、乗り越し切符も車掌の担当なんですが、DBでは乗り越し・乗り換え切符専門で販売するお姉さんがいました。
どの人も若い女の子でした。

デュイスブルグでは乗り換え待ちの時間が長いので、駅の両側に出てみて、さらに駅内を探索です。

モバイルショップに行って、なぜか通話出来ないと携帯を見せると、残高が足りないんだよ。と言われました。

つまり僕がシムを買った時はシムと残り1セントの状態で買ったわけで、通話料のクレジットは別売りなのでした。15ユーロ払ってチャージしてもらいました。

これでやっとデュッセルドルフさんと連絡取れるなあ。

後日通話してみたのですが、ドイツ国内の通話で、2分1.7ユーロくらい。日本にかけたときは全て一分以内で2ユーロでした。

東南アジアほどお得な安さではないですが、日本の携帯の約1/3で済みました。

ちなみにボーダフォンでは「*100#」 を押して発信すると、残高が無料で表示されます。

ツーリストは空港で売っているツーリスト向けシムを買ったほうがいいかも知れません。

駅内で新しい具材を発見!ただちに買い付けます。
今回はカツレツをフランスパンに挟んだものです。
言い忘れていましたが、日本のフランスパンと違い、モッチリして噛み切れないとうな生地ではなく、サクサク・パリパリと噛み切れる生地です。日本もこのタイプを使えばいいのになあと思う。
きっと在日ドイツ人も同じ事を考えていると思います。

カツレツサンドは予想に反しました。水分が足りないので、口の中がパサパサです。持っていた「トマトマーク」(トマトを歯磨き粉のような状態にしたもの)で誤魔化して食べました。

ちなみにトマトマークを買う時、トマトケチャップとどっちを買うか悩みましたが、ケチャップは瓶入りの大型で重量のかさむものが多く、しかたなく軽量のトマトマークにしたのでした。旅行用小型チューブ入りトマトケチャップが欲しい。

ICEの隣に座ったお兄さんは、ドイツ人でフリーの映像カメラマンでした。英語で会話しました。親切なこのお兄さん、オランダ国内に入ると、初ヨーロッパの僕に「ほらオランダ国内に入ったよ。見てごらん、車のナンバープレートが黄色だから」と教えてくださいます。

なるほど、オランダは黄色だ。

それにしてもこのICEは実に遅い。200kmを2時間もかかるなんて、九州の特急にちりんのほうがよっぽど速いんじゃないか?

オスナーブリュックとブリーメンの間は約100kmで、車内の速度計は250kmとかって表示されてるけど、途中停車無しで1時間かかった。速度計は見栄を張って+100kmくらいしている気がします。 (行き)

アムステルダムに到着。

この街すごいなあ。魔女の宅急便そのままだし。黒猫がいまにもしゃべりだしそうです。アムス駅はどうやら東京駅のモデルになったようで、ほぼ同じような形をしています。

まずは宿に荷物を置きに行きます。
しかし、宿は閉まってる。
深圳の町でホテルが改装中だった悪夢がよみがえります。
しばらく座っていると、親切なフランス人が「そこのホテルは夕方6時にならないと開かないよ」

そ、そうなのか!ありがとうシュルブプレ。

しかたないので宿の近所のコーヒショップに観光に出かけます。
重い荷物を持って。

ビールを注文して隣のアメリカ人老夫婦とお話をします。
この夫婦、かわるがわるマリファナを美味しそうに吸っていました。

「日本でも買えるのかい?」と聞くので

「多分買えるよ、でも刑罰がとても重い」「アメリカでは?」

「買えるよ、でも見つかると捕まる」

そんな話をしていると、入り口にタムロしていたちびっ子ギャングが(年齢20歳前後)口論を始めました。

「お前ら俺らの縄張りで何やってんだ」みたいな雰囲気です。

アメリカ人老夫婦はビビリあがってしまい、「私たちはホテルに戻るわ!巻き添えを食うわよ。あなたもホテルに戻ったほうがいいわ」

さすが銃フリーのアメリカ人、危険を察知するや否や速攻で退散します。僕も店を出ます。

ところでオランダって銃社会でしたっけ?

続く。