吹田市議 倉沢さとしブログ -103ページ目

山一公民館、北山田公民館の文化祭

2010年11月13日

北山田公民館、山一公民館文化祭で

たくさんの作品にであいました。懇談もできました。



朝から公民館の文化祭を訪問しました。

自治会の役員さん、地元の方からいくつもの要望がよせられ、

懇談ができました。



高齢者の方が、このような公民館活動、ふれあい昼食会

などを通じて見守をしているが、

もっと市役所が名簿の提供や支援の手をだしてほしいなどです。


市長は、ゼロクリア代作戦で、吹田市の良いところをゼロベース

で見直す=削る  ことを進めています。高齢者昼食会も予算削減。

高齢者団体への無料バス提供も縮小など。

「市役所が、本気で地域のことを支援しないと あかんですね」

と話が一致しました。



山一公民館の作品



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北山田公民館の作品

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革新的葬式

☆2010年11月12日

革新的葬式から


港湾労働者であった健ちゃんを偲んで

親しい仲間が集まり、法事をしました。


現場の労働者たちのほとんどは、貧しい親から自立し、

必死で働らき、家族をまもり、がんばってきた人生でした。


宮本百合子の播州平野の文庫本を、

職場のすみで、ひとりで読んでいた健ちゃん。

「何読んでんね?」 が その後、職場の権利をもとめて、

労働組合を組織し、職場の夜明けにつながる出会いとなりました。

元気な、仲間が近況をだしあい、手作りのサラダ、豚のかく煮、

てづくりハム、新米のおにぎりなど食べ、おなかも満腹。心もとても豊かな気持ちになりました。

人生をふりかえった時、とても大切な出会いができた。わが青春はくいがない、です。

健ちゃん。あらためてありがとう。


健ちゃんの孫。小学校3年生の男の子が、病院の見舞い、葬式。散骨までを

作文にしました。


パーティーの会場ような葬式。おじいちゃんの絵、陶器の作品が

いっぱい飾られている。

お坊さんは来ないで。つぎつぎと仲間が、おじいちゃんのこと(健ちゃん)

を語り(弔辞)、おじいちゃんが仲間から信頼されていたこと。

夢であえたら、いっしょに遊ぼう!  の呼びかけでむすばれていました。

これほど、すばらしい追悼の言葉はありません。



健ちゃんの葬式は、大阪で話題になって、本になって紹介されたそうです。

健ちゃんの意思で行なわれた葬式。仲間でおくる形。追悼文集の発行。

健ちゃんが、仲間のために、今でも、がんばれよ! と語りかけています。



大阪の街は紅葉です。
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国保料 払うの大変 !  どうする?

☆2010年11月11日

国保料 今でも払うの大変!どうする

所得の15%~25%なのに、さらに制度変更で国民負担増の動き


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病院の受付



会社を退職した人や、自営業者、無職の方などが加入

している国民健康保険(吹田市では4割りが加入)が、

さらに制度改悪の危機に直面しています。

倉沢さとし市議(国民健康保険運営協議会会長)に国の動き

について吹田市から、説明がありました。


吹田市の説明。「大阪府が、府下で保険料統一化の方針

であったが、とりあえず延期。

しかし、民主党マニフェストにより、後期高齢者医療の検討

のなかで、健康保険制度を一元化をすすめる。

来年春に法案提出。3年後に実施の予定。

国保については、都道府県で広域化になる」という説明でした。



つまり、いい制度が、「統一化」、「一元化」によって、

ガラガラポン と 一気に後退させられる、というものです。

大阪府は300億円の負担金を削減できる。吹田市は30億円の補助金を削減できる

というのです。国民が払う保険料は、莫大な金額にふくれあがります。

金がなくては国保にはいれない。窓口負担が怖くて病院にいけない、

こんな国にしようとしているのです。

市町村合併と同じ方式ですね。



いま、吹田市では、国保料を下げるために、独自に国保会計に補助金を

出しています。この結果、1世帯あたり5万1716円安くなっています。

吹田市独自で減免制度も充実させています。これも、

なくなるおそれがあります。


もともと、国保広域化は、小泉内閣からの国・厚労省の方針です。

国の借金を解消するために、社会保障を削減する「構造改革」です。


戦後のたたかいと運動でつくった、

だれでも お金の心配なく、安心して医療が受けられる

国民皆保険制度が、つぶされようとしています。


黙ってはいられません。地方選挙で、きっぱり審判を下しましょう

母親の顔は知らない。父親からは暴力。10歳の子どもの将来は。

2010年11月11日


母親の顔はしらない、父親から虐待の10才の男の子の将来



今日の相談は、家庭が壊れてしまった子どもの相談です。

妻が家から出て行く。ぐうたらな夫にあいそを尽かしたから。

10才の子どもの母は、前の妻であり、家庭とはいえない状況でした。

父親としての、子どもの食事、学校へ送り出すことなどは放棄。

子どもに当り散らします。暴力がつづきます。

みかねた市役所が、児童相談所で子どもを引き取ります。

父親は、市役所の人の前では、おとなしく、子どもが家に帰ると暴力です。


しかたなく、遠くはなれた75歳のじいちゃん、70歳のばあちゃんが

引き取ることになりました。

生活をどうするか。子どもの家庭をどうするか、

子どもの将来をどうするか、の相談です。


結論

児童扶養手当て月2万円。子ども手当て月1万3000円を受けられます。

子どもの親権について。家庭裁判所の審判が必要です。

友人の弁護士に依頼の手配ができました。

子どもの相談相手に。まわりの大人の役割が必要です。


ひきとるおばあちゃんとの会話。


10歳の子どもにとって、どれだけつらい、過酷な人生か。

できること、私も、おばあちゃんも、最大限してあげよう。

楽しい人生が、これからあるし、

彼女もできるかも。

あと、10年。大人として、手に職をつける。愛する家族を養えるようになるまで。

もう一度、子育てですね。


でも、おばあちゃんがいて、良かったね。子どもも

「おばあちゃんと生活したい」と希望している。信頼できる大人がいるのは救い。

子どもは、現状を理解する力を持っています。その子なりにキチンと説明することが大切。

母親の人生や、父親の人生を理解できる年齢が必ずきます。

だから。しっかりと生きて。おばあちゃんを大切にする子どもにしよう。


思い出すと涙がでます。でも、このまちで、がんばれ! 生きていこう

エールをおくります。



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市役所の給与は高すぎるか。そのまえに、社会問題として考えてみよう

☆2010年11月8日

「市役所の給料は高すぎる。下げるべき」という質問がありました。



長年の共産党ファン

の友人からの質問。


とても、とても 考えさせられました。

テレビのコメンテーターは、よく言う言だからです。

①市役所の人間は仕事をしないで、給与が高すぎる。あっちでも、こっちでも・・だから、

②消費税を上げるなら、その前に公務員の高すぎる給与をさげるべきだ。

というのです。


情報の洪水の中で、正しい報道なのか? 

考えてみました。私の意見。


日本ほど働く人全体が、粗末にあつかわれている国はありません。

市役所で働く少し高い給与の人も、もっと高い給与の大企業も、低い低い中小企業の賃金も、

働いても生活できない3人に1人の非正規のバイト、派遣、期間工もです。

勤労者全体が生活破壊に直面している。

勤労者が、おたがいに喧嘩しているときなのか?



欧州や米国では。定年退職したら、海外へ旅行にいって楽しい老後です。

日本の老後は不安ばかり。後期高齢者医療、高い医療費、消えた年金です。

年金だけで生活できる人は少数です。


こんな日本が問題なのです。


隣の家だけ、立派なテレビを買ったらはらが立ちます。しかし、社会の問題として

考える視点が大切ではないでしょうか。どの家でも立派なテレビ、とならないのか。


GDPが世界でトップクラスなのに、勤労者に「豊かな日本」の実感が無い。

原因は、日本の勤労者の給与が異常に低く抑えられているから。

賃金の実力は 日本100 ドイツ161 米国イギリス133 フランス124です。(購買力平価)


日本の企業は成功していないか。利益率を見ると。

日本3.01% 米国0.96% 欧州0.77% 


その富は、どこへいったか。  

大企業経常利益15兆円が 32兆円に激増。

労働者の給与279兆円から 253兆円に激減です。マイナス26兆円減収です!

(10年間)



先日、日本経済論で「企業の懐に眠る巨額の資金。投資に回らずね雇用機会の

創出にも結びつかない」(日経ヴェりタス)

日銀の白川総裁

「企業の資金は潤沢。うまく循環してないことが問題」



結論。

大企業が過剰な内部留保を、その一部だけ国民に還元したら

解決です。

しかし、ひもつきテレビでは。ずばり言えませんね。



「ヒモつきでないことが魅力だ、共産党がんばれ! 」友人。

がんばります。


かりんをもらいました。吹田産です。今から調理。蜂蜜漬け。わたしは、綺麗に洗うだけです。

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