国保料 払うの大変 !  どうする? | 吹田市議 倉沢さとしブログ

国保料 払うの大変 !  どうする?

☆2010年11月11日

国保料 今でも払うの大変!どうする

所得の15%~25%なのに、さらに制度変更で国民負担増の動き


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病院の受付



会社を退職した人や、自営業者、無職の方などが加入

している国民健康保険(吹田市では4割りが加入)が、

さらに制度改悪の危機に直面しています。

倉沢さとし市議(国民健康保険運営協議会会長)に国の動き

について吹田市から、説明がありました。


吹田市の説明。「大阪府が、府下で保険料統一化の方針

であったが、とりあえず延期。

しかし、民主党マニフェストにより、後期高齢者医療の検討

のなかで、健康保険制度を一元化をすすめる。

来年春に法案提出。3年後に実施の予定。

国保については、都道府県で広域化になる」という説明でした。



つまり、いい制度が、「統一化」、「一元化」によって、

ガラガラポン と 一気に後退させられる、というものです。

大阪府は300億円の負担金を削減できる。吹田市は30億円の補助金を削減できる

というのです。国民が払う保険料は、莫大な金額にふくれあがります。

金がなくては国保にはいれない。窓口負担が怖くて病院にいけない、

こんな国にしようとしているのです。

市町村合併と同じ方式ですね。



いま、吹田市では、国保料を下げるために、独自に国保会計に補助金を

出しています。この結果、1世帯あたり5万1716円安くなっています。

吹田市独自で減免制度も充実させています。これも、

なくなるおそれがあります。


もともと、国保広域化は、小泉内閣からの国・厚労省の方針です。

国の借金を解消するために、社会保障を削減する「構造改革」です。


戦後のたたかいと運動でつくった、

だれでも お金の心配なく、安心して医療が受けられる

国民皆保険制度が、つぶされようとしています。


黙ってはいられません。地方選挙で、きっぱり審判を下しましょう