母親の顔は知らない。父親からは暴力。10歳の子どもの将来は。 | 吹田市議 倉沢さとしブログ

母親の顔は知らない。父親からは暴力。10歳の子どもの将来は。

2010年11月11日


母親の顔はしらない、父親から虐待の10才の男の子の将来



今日の相談は、家庭が壊れてしまった子どもの相談です。

妻が家から出て行く。ぐうたらな夫にあいそを尽かしたから。

10才の子どもの母は、前の妻であり、家庭とはいえない状況でした。

父親としての、子どもの食事、学校へ送り出すことなどは放棄。

子どもに当り散らします。暴力がつづきます。

みかねた市役所が、児童相談所で子どもを引き取ります。

父親は、市役所の人の前では、おとなしく、子どもが家に帰ると暴力です。


しかたなく、遠くはなれた75歳のじいちゃん、70歳のばあちゃんが

引き取ることになりました。

生活をどうするか。子どもの家庭をどうするか、

子どもの将来をどうするか、の相談です。


結論

児童扶養手当て月2万円。子ども手当て月1万3000円を受けられます。

子どもの親権について。家庭裁判所の審判が必要です。

友人の弁護士に依頼の手配ができました。

子どもの相談相手に。まわりの大人の役割が必要です。


ひきとるおばあちゃんとの会話。


10歳の子どもにとって、どれだけつらい、過酷な人生か。

できること、私も、おばあちゃんも、最大限してあげよう。

楽しい人生が、これからあるし、

彼女もできるかも。

あと、10年。大人として、手に職をつける。愛する家族を養えるようになるまで。

もう一度、子育てですね。


でも、おばあちゃんがいて、良かったね。子どもも

「おばあちゃんと生活したい」と希望している。信頼できる大人がいるのは救い。

子どもは、現状を理解する力を持っています。その子なりにキチンと説明することが大切。

母親の人生や、父親の人生を理解できる年齢が必ずきます。

だから。しっかりと生きて。おばあちゃんを大切にする子どもにしよう。


思い出すと涙がでます。でも、このまちで、がんばれ! 生きていこう

エールをおくります。



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