しばりやトーマスの斜陽産業・続 -46ページ目

2023年8月予定

8月予定

 

8月3日(木)

『スーパーヒーロートーク』

場所:なんば紅鶴 

開場:21:00

料金:¥1000(1d別)

出演:にしね・ザ・タイガー ソエジマ隊員 しばりやトーマス

 

誕生日開催

 

8月5日(土)

『僕の宗教へようこそ第一六五教義~地下ニュースグランプリ8月』 

場所:アワーズルーム 開演:19:00 料金:¥1000+1D別

出演:しばりやトーマス アシスタント・トモ

 

世間がどうでもいいと呆れるぐらいの話題を集めた地下ニュース8月号

真夏なのでイカれたニュースが多いです

 

8月12日(土)

『アイドル十戒 デッドレコニング其の二』

場所:アワーズルーム 開演:19:00 

料金:¥1500(1d別)

出演:竹内義和 しばりやトーマス

 

新世代アイドル考現学の新章。すべてが今、繋がっていく。

 

8月15日(火)

『旧シネマパラダイス』

会場:アワーズルーム 

開演:20:00 

料金:¥500+1d別

解説:しばりやトーマス

 

カルトを研究する若人の会。今月はフランス版シティーハンターでおなじみのフィリップ・ラショー監督の爆笑コメディ『真夜中のパリでヒャッハー!』。社長の子守りを押し付けられた男たちが一夜にして行方不明に。現場に残されたビデオに映っていたものは何か?

 

 

8月22日(火)

『キネマサロン肥後橋』

会場:アワーズルーム

開演:19:30 ¥500+1d別

解説:しばりやトーマス

※終了後にYouTube収録アリ

 

深夜の映画番組風の映画研究会。今月は若山富三郎主演のバイオレンス時代劇『子連れ狼 子を貸し腕貸しつかまつる』。冥府魔道を行く父と子の復讐の旅。若山富三郎の神速の刀捌きを見よ!

大暴走! 上坂すみれ×鈴木愛奈

 先日のAbemaTV「『声優と夜あそび』水曜日 上坂すみれ×鈴木愛奈」は13回目にして過去一の暴走・変態度がMAXを振り切ったイカレ回なので報告していきたい。

 

 

 ここ数回、MCの鈴木愛奈さんは喉の調子が不調のため、休養期間に入っていたので、久しぶりの出演となった。が、喉の状態が万全ではないため、一切声を出さずにすみぺがアテレコをするというスタイルに。

 休みでなく出演したのは、7月23日があいにゃさんの誕生日なので「あいにゃバースデー企画」が組まれたため。あいにゃさんたっての希望で男装すみぺことすみおくんとあいにゃさんがベッドの上で戯れる(誇張表現)という状態に・・・

 

 

 その上、企画のひとつ「あいにゃのお願い聞・い・て♡ 尊き上坂すみれ様の28分間ファンサタイム!」と称して、あいにゃさんの無理筋なお願いをすみぺがひたすら受け入れる、という拷問タイムご褒美タイムが実施。持参した111枚の単語帳にびっしりと書き込まれたお願いをぶつけ続ける鈴木愛奈!ドン引きで受け入れる上坂すみれ!レディーファイッ!!

 

・舌ぺろしてほしい

・髪の毛一本ください(飾ります)

 

 と最初の二つですでにアレ。「部屋にわたしの髪の毛あったら友達誰も来なくなるよ」とわざわざ教えてあげるすみぺに「引かれますか?」って引かれるよ!当たり前だよ!

 

・「あいにゃ大好き♡」とツイートしてほしい

 

 これぐらいならまだOKと思われたお願いのため、番組中に自身のスマホからツイートするすみぺ。返信を送るあいにゃ。何だこの番組は!

 

 

その時のツイート

 

 これで味をしめたあいにゃさん、要求が過大になっていくのだった。

 

・うなじを見たいです

・メガネ姿が見たい

・すみぺさんのサイン(キスマーク付)がほしい

 

 今まで数々のサインを描いてきたすみぺさん、さすがにキスマーク入りはやったことがなくて困惑。挙句あいにゃさんはもらったキスマーク付きサインを自宅に「髪の毛と一緒に飾る」と言い出すのだった。この人やべーよ。このノリに乗じてクレイジーディレクターの名で知られる番組のD、高橋女史もすみぺのキスマーク付きサインをねだるのだった。お前誕生日じゃないだろ!!

 

 この無駄なやりとりで時間が削られ、残り数分に。残り時間でやれるだけやってしまえとばかりに

 

・10秒間無言で見つめあいたい

・投げキッスください

 

 と行きつくところまで行きついた感じ。投げキッスでは嬉しさのあまりドンキーコング、きかんしゃトーマスのリアクションをする鈴木愛奈!大丈夫か!?そして最後のお願いは

 

・私への愛の言葉をダミヘでささやいてほしい

 

 でASMR的にあいにゃへ愛の言葉をささやくすみぺに無事尊死して終了~一体何の時間だったんだ・・・

 

 過去一のイカレ暴走回となった内容は来週までAbemaで無料配信(プレミアム会員ならずっと見られます)しているので皆さんチェックしてください。

 

 以前からすみぺ×あいにゃのタッグは女性声優界きってのイカレコンビとして知られてましたけど(特にあいにゃさんの暴走ぶりが)、今回は片方が無言のリアクションのみなので、より針を振り切った感がある。あいにゃさんのマネをしながら二人分のリアクションをこなしたすみぺさんの全力に頭が下がります。ホンマお疲れさまやで・・・

 

 あのツイート、当日の放送を知らないユーザーが「告白」「百合営業」「匂わせ」とか勘違いしないか気になってしょうがない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

寿美菜子さん結婚 既婚者ティータイムの誕生だ

 声優の寿美菜子さんが結婚を発表。

 

 

 以前から人妻顔と言われていた寿さんだが、これで本当の人妻になったワケ(本当のってなんだよ)。

 連載中の『けいおん!shuffle』にはムギちゃんがゲスト出演していたけど、偶然にしては抜群のタイミングでしたね。

 

 これにて『けいおん!』の放課後ティータイムメンバーは全員既婚者に。澪ちゃん役の日笠陽子が2015年12月30日に結婚を報告、律っちゃん役の佐藤聡美さんが2017年7月6日に同業の寺島拓篤さんと結婚を発表、唯ちゃん役の豊崎愛生が2017年10月26日に、あずにゃん役竹達彩奈さんが2019年6月23日に同業の梶裕貴さんと結婚を発表したのであった。

 寿さんは声優ユニット、スフィアにも所属しているが、スフィアメンバーも全員既婚となった。戸松遥が2019年1月11日、高垣彩陽が2019年8月23日に、それぞれ結婚を発表していた。

 

 わたしは声優アイドルユニットの誕生と、全員が結婚するまでの経緯を独身のまま見届けた男(なんの自慢にもならん)

 どういうことだよ!ずっと放課後はティータイムじゃなかったのかよ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

まっててごらん 血とチーズが駆けてくる『マッド・ハイジ』

 ヨハンナ・シュピリの児童小説『アルプスの少女ハイジ』をゴア描写満載のスプラッター・ホラー、コメディ化したのが本作だ。日本では宮崎駿の最新作『君たちはどう生きるか』と同日上映された。宮崎が主要スタッフのひとりだった『ハイジ』のホラーを同日に公開とは、シャレが利いているじゃないか。

 

 開幕、パラマウント映画のロゴマークになぞらえたアルプスの山をマイリズ・チーズが円形に囲み、「スイスプロイテーション・フィルムズ」のロゴが大写しに。

 かつてのハリウッド映画には不道徳なものや、どぎつい暴力描写などをテーマにした「低俗な」作品群があり、そういったジャンルをエクスプロイテーション映画と呼んだ。だから「スイスの低俗な映画です」ってわけ。ロゴが出た瞬間にこの映画が目指しているものが何か、すぐにわかる。

 

 チーズ会社の社長であるマイリ(キャスパー・ヴァン・ディーン)は自社のチーズを広めるため、大統領選に立候補し、民衆の熱狂的な支持を得て当選する。大統領の座に着くや否や、マイリは独裁者としての本性を露にし、自社製品‟マイリズ・チーズ”以外のチーズの流通を禁止する。マイリが作らせた愛国心を鼓舞するプロパガンダ映像「栄養と愛国心」の中で「I’m doing my part」(私は自分の役目を果たします!)とセリフがあり、マイリ役のキャスパーが主演した『スターシップ・トゥルーパーズ』のビデオのパロディになってるところがポイント。

 乳製品を口にできない乳糖不耐症者はスイス国民としての権利をはく奪され、強制収容所送りになる!自由な取引を重んじる一部のものたちは密かに自家製のチーズを闇で流通させていた。

 そんな闇流通業者の大物がペーター(ケル・マツェナ)だ。彼は羊の毛皮を着こんでゴールドのチェーンをジャラジャラさせて街を歩けば女たちが皆振り返る、ポン引きみたいなやつで、アルプスの山で暮らすヤギ飼いの女性ハイジ(アリス・ルーシー)と交際している。ハイジの親代わりの老人、アルムのおんじ(デヴィット・スコフィールド)はチンピラと付き合うのを止めろと諭すが、年頃のハイジは聞く耳持たない。「彼のことを悪く言わないで!愛し合ってるのよ」

 

 マイリ政権から指名手配されたペーターは特務警察のクノール司令官(マックス・ルドリンガー)の手によって、町中で処刑される。恋人の死を目の当たりにしたハイジはクノールらの手から逃れるが、山小屋に追い詰められる。それを止めようと銃器を持ち出すのはアルムのおんじだ。彼はマイリ政権に反発するレジスタンスの元メンバーだった!そして死んだとされたハイジの両親も元レジスタンスだったのだ。 

 

 奮戦空しく、おんじは射殺され、ハイジは政治犯として強制収容所送りになる。収容所を強権で支配するロットワイヤー所長(アニメのロッテンマイヤーおばさんに中る人物)に目をつけられたハイジは同室のクララ・ゼーゼマン(アルマル・G・佐藤)ともども、屈強な女囚たちによってアルプス・レスリング(チーズで出来た土俵の上で行うモンゴル相撲)で痛めつけられ、トイレの便器に顔を押し込まれ、まずいチーズを食わされるなどのいじめに遭いながらも、ペーターの復讐を誓い、脱獄の機会を狙うのだった。なぜか突然『女囚さそり』みたいな展開になっちゃうの笑える。

 

 チーズ中毒になってイカレちゃうクララを目の当たりにしながらも、独房に放り込まれたハイジは隙を見てロットワイヤー所長をぶち殺して脱獄に成功。アルプスの山に逃れたハイジは後光が差してるおばさんに殺人技術を叩きこまれる。その様子は『スター・ウォーズ』でジェダイの騎士がフォースの扱いを教えるような・・・

 

 こうして地雷系少女のようなファッションを纏い、復讐の鬼と化したハイジはスイス伝統の武器ハルバードを手にマイリの首を「まっててごらん」とばかりに刈りにいく!その頃アルムのおんじは墓の中から爆発とともに蘇るのだった。『ビッグマグナム黒岩先生』かよ

 

 このように『マッド・ハイジ』は日本人なら(スイス人でも)誰もが知っている児童文学アニメの古典をよくあるなんちゃってパロディの枠には収まらない勢いでMAD化した快作だ。同じようなテーマの『プー あくまのくまさん』が出オチだけで終わっていたのに比べて、スプラッター、ナチ女囚モノ、カンフー、剣戟映画、あらゆるジャンル映画のイイところがぶち込まれ、見ている人間を楽しませようとするサービス精神の極みを見た。それはエクスプロイテーション映画のごった煮感そのものじゃないか。

 

 この映画は予算の半分をクラウドファンディングで調達した。スイスの映画業界はこのような映画に助成金が中々下りず、監督をはじめスタッフは

「このような映画だってありなんだ、というのを示したかった」

「古い体質を打ち破ることで、クリエイティブなことができる若手を勇気づけたかった」

 との思いで『マッド・ハイジ』は完成した。意外とマジメな映画だったのだ。

 

 若手へのエールという意味では『君たちはどう生きるか』と相通じるものがあるね!『マッド・ハイジ』は宮崎駿の正当な後継作品なのではないだろうか・・・最新作と同日公開の意味がある映画だ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これが2023年の新機軸『ウルトラマンブレーザー』

 放送開始された令和ウルトラマンの新作テレビシリーズ『ウルトラマンブレーザー』が中々の出来で、面倒くさいウルトラおじさんたちにも好評だ。

 

 物語は深夜の池袋から始まる。地球に襲来する怪獣、宇宙人に対抗する地球防衛隊の特殊部隊、特機団は池袋の街を破壊する怪獣バサンガを撃退せんと、上空から降下(ヘイロージャンプだ!)、対怪獣用武器の特殊弾を2発同時に撃ち込む作戦を実施するが、バサンガの侵攻を止められず、特機団の一部隊と通信不能の事態に陥る。特機団隊長のヒルマ ゲントは危険を顧みず通信不能の部隊を救うために飛び出す。部隊員たちは存命だったが、バサンガの破壊したビルの瓦礫にゲントらを襲う!その時、ゲントの左腕に謎のブレスが現れ、右手に収まったストーンが導かれるようにブレスにセットされると、ゲントは防衛隊員たちの間で噂になっていた‟光の巨人”ウルトラマンブレーザーに変身、激闘の末バサンガの撃退に成功するのであった・・・

 

 真夜中の街から始まるというロケーションもいいが、防衛隊、特機団の描写が最高だ。ここ数年のウルトラシリーズの防衛隊メンバーは半分素人とか、経験の浅い若者たちが特殊な事情の元に選ばれ、未熟ながらも怪獣、宇宙人との戦い、出会いを経て成長していく、という展開が多かったが、今回の特機団メンバーはプロフェッショナルの戦闘集団といった具合で、シリアスさが強調されている。上空を旋回するスカイハンター、ユリシーズといった戦闘機部隊と地上部隊が連携を取り合うというのもリアルな戦闘シーンをやって見せようという意気込みを感じる。また主人公の名前がハルマゲドンを捩ったようなネーミングなのもシリアスさがビンビンに伝わってくるではないか。

 血管が透き通って見えるようなブレーザーのデザインからは凄まじい能力を秘めた宇宙人というよりは、過激な戦闘民族のようなイメージが透けて見える。実際、初登場時のブレーザーはビルの壁によじ登って、ダイビングで膝蹴りを叩きこむ!ジュワッ!シュワッチ!なんて定番の声ではなく、唸り声のような雄たけびを挙げて怪獣に突進し、剛力で怪獣の腕をもぎ取ってイキリ散らす。ブレーザーは洗練された宇宙の戦士ではなく、野生の狼なのだ。

 本作からはここ数年のウルトラマン、ニュージェネレーションヒーローズから逸脱し、新機軸を目指そうとしている様子が伺え、うるさ型のウルトラオタクも満足の第一話であった。早く第2話が見たいぜ。