
タイガース、14日にアレしてくれ!
プロ野球ペナントレース2023、セ・リーグは10日に阪神タイガースがマジック対象チームの広島カープを相手に5-1と完勝して3タテ8連勝、優勝マジックは5に。最短で14日(水)にリーグ優勝が決定する。
14日の試合はホームグラウンド甲子園にて対戦相手は読売ジャイアンツ。ジャイアンツは現在成績5割の4位。CS出場をかけて3位のDeNAベイスターズを1.5ゲーム差で追いかける。これ以上負けていられない状況なので、死に物狂いでやってくるだろう。まあ対戦成績はタイガースの14勝5敗1分けで、もう決着はついているんだけど(笑)
14日の本拠地胴上げを達成するには14日までにカープが1勝2敗の場合タイガースが3勝、タイガースが2勝1敗でもカープが3敗すれば決定という状況。結構厳しい条件なので、優勝決定の本命は15,16日マツダスタジアムでのカープ戦とされている。
タイガースファンからすればどうしても本拠地胴上げを見たいのと(相手が宿敵ジャイアンツだし)、もし15日に決まってしまえば地上波での放送が一切ないため、胴上げの瞬間をテレビで見られないなんて悔しすぎる!(翌16日には放送があるけどMBSだしなあ)。ここはどうしても14日に決めて欲しい。
それに14日のテレビ放送はタイガース愛で知られるサンテレビの野球中継「サンテレビボックス席」での放送だ。この日の解説席には真弓明信、掛布雅之が座る。栄光の85年Vナインメンバーである。
さらにベンチには岡田彰布監督、平田勝男ヘッドコーチ、嶋田宗彦バッテリーコーチが!85年のVメンバーが5人そろった状態での胴上げ!この日に決めるしかないやろ!!
もうアレしか見えない!
2023年9月告知
2023年9月予定
9月1日(金)
『スーパーヒーロートーク』
場所:なんば紅鶴
開場:21:00
料金:¥1000(1d別)
出演:にしね・ザ・タイガー ソエジマ隊員 しばりやトーマス
真夏の特撮ヒーローに関するトーク
9月9日(土)
『アイドル十戒 デッドレコニング其の三』
場所:アワーズルーム 開演:19:00
料金:¥1500(1d別)
出演:竹内義和 しばりやトーマス
新世代アイドル考現学の新章。すべてが今、繋がっていく。
9月21日(木)
『旧シネマパラダイス』
会場:アワーズルーム
開演:20:00
料金:¥500+1d別
解説:しばりやトーマス
カルトを研究する若人の会。今月は80年代のトンデモSFホラー映画『宇宙からのツタンカーメン』
エジプトから持ち込まれたミイラが人を襲う!奴の正体は!?
9月26日(火)
『キネマサロン肥後橋』
会場:アワーズルーム
開演:19:30 ¥500+1d別
解説:しばりやトーマス
※終了後にYouTube収録アリ
深夜の映画番組風の映画研究会。今月は人気シリーズ第三弾『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!FILE-03【人喰い河童伝説】』を大研究!五芒星の中心で河童を迎え撃つ!
9月30日(土)
『僕の宗教へようこそ第一六六教義~土曜ロードショー第三十八九幕』
場所:アワーズルーム 開演:19:00 料金:¥1000+1D別
出演:しばりやトーマス アシスタント・トモ
真夏&シルバーウィーク映画振り返り
令和の米騒動!ドラゴンズは白米厳禁
史上稀に見る激弱さで惨敗ロードを突き進み、某俳優さんにも「光明が見えない」と嘆かれている中日ドラゴンズ。23日の京セラドーム、タイガース戦にも木下の一発など、2点を先制しながらスコーンと逆転されて力負け。借金は球団ワーストの26!
岡林、石川、大島が7月のセ・リーグ月間打率ランキングベスト3を独占するなど打撃面にかすかな期待が見えるものの、投打がまったく嚙み合っておらず、打てば投手がそれ以上に打ちこまれ、投手が抑えれば打撃はからっきしという悪循環。いくらなんでもひどすぎるので、戦力が整ってないとか、テンションが上がらないとか、夏バテだとか、何か理由があるんじゃないかと思ったところ、勝てない理由の一因が判明しました!
夕刊フジ系のZAKZAKのスクープ(?)なんですが、プロ野球選手といえば体を作るために常人の2,3倍は食うのが当たり前。各球団はバランスの取れたメニューをこれでもかというほど食えるのが当たり前なんですが、8月3日、ホームグラウンドバンテリンドームのタイガース戦前、ドーム食堂の入り口には「当面の間、白米を提供しません」の張り紙が貼られていた!
普段は業務用炊飯器に山盛りの白米が炊かれていて、いくらでもおかわりが出来たのだが、その日はおにぎりが置かれていただけなのだという。不満を爆発させたナインは「この張り紙をしたのは誰だぁっ!」と海原雄山のごとく怒りを爆発させたのだが、張り紙は立浪監督の指示で貼られたのだという。
その理由は今季クリーンナップで定着している細川が夏場に入り成績を落とし始めたことにあった。開幕序盤は打率3割以上を誇り、5月は出塁率.396、長打率.590という暴れっぷりで連敗を重ねるチームにとって数少ない光明だったが、夏場に入ると調子を落とし始め、6月は打率.244、7月は.220といった体たらく。
この原因を立浪監督は「メシの食いすぎで体が重くなっているせいだ」として、改善策としてご飯の準備を止めさせた結果、調子が上がったのだという。ちなみに同時期の東スポには細川の体調管理として「7,8時間寝ること」と書かれていた。
そして立浪監督はチーム全体に「ご飯制限」を導入することに。当然「連帯責任か?」とナインの多くが反発するも、当日はおにぎりで我慢して、試合に臨んだ。結果は2-5の敗戦。タイガースの新外国人投手、ビーズリーに6回途中4安打1失点とひねられ初勝利を献上した。ちなみに肝心の細川はノーヒット、併殺崩れの1打点に終わった。この日の試合はオフィシャルパートナーの飛騨市の協賛で「飛騨牛だ!米だ!鮎だ!飛騨市デ―」として、飛騨米をアピールしていたのは皮肉すぎると思う。
これもあってチームの守護神マルティネスが「メシを食わせろ」と非難の声を挙げたことで投手陣には白米を食べていいということになり、この朝令暮改がまた選手たちをイラつかせた。翌日は細川が2発、移籍組の宇佐見もホームランを打つなど、怒りの打線が爆発してスワローズに11-1と圧勝したんだから、メシの恨みは恐ろしい。
これをして「令和の米騒動」と言わしめた一件は未だに尾を引いていて、2軍から昇格した石垣が食堂に飯がなかったことを苦情まじりに円陣声出しのネタにされていた(2軍の食堂はメシ食い放題)。
令和のプロ野球団のエピソードとは思えないネタにお笑い球団と化した感のあるドラゴンズ。お願い、メシぐらい好きに食わせてあげて!宇佐見の嫁、ももクロ高城れにちゃんからお願いするのはどう?「うちのケータリングの方が豪華だよ」とか訴えて!
がんばれよ!で解決するなら世話ねえよ!『しん次元! クレヨンしんちゃん THE MOVIE』
映画クレヨンしんちゃんシリーズの最新作は初の3D作品となり、制作に時間がかかったせいか公開時期はいつもの春ではなく、夏休みの最中になった。毎年、コナンと時期が被るのでずらせばいいのにと思ってたんだけど、ひょっとしたら今後は夏公開が基準になるかもしれないね。
さて、今回の映画『しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 〜とべとべ手巻き寿司〜』は原作漫画の番外編エピソード『しんのすけ・ひまわりのエスパー兄妹』をベースにオリジナルの展開に広がっていく。
ある日宇宙から二つの光が落ちてくる。ひとつはしんちゃんに、もうひとつは冴えない青年・非理谷充(CV:松坂桃李)に落ちる。二人は光を浴びたことで超能力に目覚める。
充は30を過ぎてティッシュ配りのバイトをしているフリーター、非正規労働者である。バイト中に「いい歳してこんなことばっかしてんじゃねえ、人間のクズが!」とサラリーマンの集団に罵倒され、蹴り倒されても言い返せない。よほど辛い人生を歩んできたのか、助け起こそうとする野原ひろし(CV:森川智之)の手を払いのけてしまう。人の善意を素直に受け取られない。
そんな充にとって唯一の癒しは推しの地下アイドルの笑顔である。しかしそのアイドルがチャラ男と結婚してグループを卒業するというニュースが・・・
「嘘だろ・・・君だけが・・・俺を理解してくれるたったひとりの存在だったのに・・・!」
さらに充は逃亡中の通り魔と勘違いされ、警官に追われる。みんなみんな、俺を理解しない!絶望だけが俺の友達!だが充には超能力が宿る。力を手に入れた充は推しとイチャついてるチャラ男のオープンカーを粉々に。
「俺にはなんだってできるんだ!」
ついで充は渋谷(浮かれている連中の巣窟)に行き、歩きスマホをしている連中に腹を立て、スマホを全部ぶち壊す。そして充はひまわり幼稚園に行き、よしなが先生とカスカベ防衛隊のメンバーを人質に立てこもる。
すごい力を手にした割にはやることせこくない?
その頃、野原家では国際エスパー調整委員会埼玉支部の池袋教授(CV:空気階段・鈴木もぐら)と深谷ネギコ(CV:鬼頭明里)の訪問を受けていた。彼らはノストラダムスの隣町に住むヌスットラダマスの生まれ変わりを自称する(ややこしいわ!)ヌスットラダマス2世が世界征服を企む組織、令和てんぷく団と争っており、預言書にある宇宙から落ちた二つの光のうちひとつがしんちゃんに宿り、やがて世界の破滅を救うことになると告げる。しかし超能力の訓練を受けていないしんちゃんでは暗黒の光を宿した充とは戦えない。しんちゃんは一流のエスパーとなり世界を救うことができるのか?
松坂桃李が演じる今回の悪役、非理谷充(ひりや・みつる)は音読みすればひりやじゅう、非リア充ってこと。彼は30過ぎて定職に着けず、恋人はもちろん友人もいない。彼と世間を唯一つなぐ存在は地下アイドルだが、アイドルは彼を裏切ってチャラ男に走った。ドルヲタが推しに去られた腹いせに世界を滅ぼそうとする話は、涙なしでは見られません!
そんな充に世界の転覆を企むヌスットラダマス2世が近づく。彼の目的は世界の再生だ。破滅ではない。
コロナウィルス、社会高齢化、強者が栄えて弱者は切り捨てられる、崩壊する社会保障制度。それらに対して何の対策も打たないこの国は近いうちに滅びる!その前に政府を転覆させ、理想の社会を築き上げるのだ。
しかしパートナーとして選んだ充は社会的弱者としてありとあらゆる存在から差別され、攻撃されてきたことで人間の社会そのものが間違っていると考え、他者に対してひたすら排他的になり、怪物と化す。
みんな滅んでしまえ!お前らみんな俺を傷つけてきた!今度はお前らが傷つけられる番だ!
怪物となった充の腹に吸い込まれたしんちゃんは過去の充と出会う。充は両親に愛されずいつもひとりぼっち。いじめに遭っても誰も救ってくれない。そんな充にも両親と食卓を囲んで手巻き寿司を食べる時があった。それを見たしんちゃんは野原家で「手抜き料理」とされている(けれど大好きな)手巻き寿司を見てテンションを上げるが、充は食卓を飛び出す。
両親は離婚を決め、それぞれの恋人と別の人生を歩むことにした。まだ10代の充を置き去りにして。手巻き寿司は「最後の家族団らんだから」としてみんなで楽しくやろうね、という名目で選んだのだ。それ、最悪の選択ですよ・・・しんちゃんにとって手巻き寿司は家族との温かい思い出だが、充にとっては人のぬくもりもない、冷めきった過去に過ぎない。
これでぷっつり家族との関係が切れた充は「いつか目にもの見せてやる」と社会への復讐だけを胸に生きていく。その結果が現在の彼である。この映画はテロリストは絶望的すぎる孤独によって生まれるという流れを丁寧に見せてくれる。
怪物化した充の記憶に留まるしんちゃんはいじめにあう充を助けようとする。「充くんは・・・オラの、仲間なんだゾ!」こうしてしんちゃんは充の過去から脱出し、同時に超能力を得ていたひまわりとともに戦う。最後は預言書に記されていた毒玉(ひろしの靴下)によって充は正気を取り戻す。
しかし充は世間的には勘違いとはいえ指名手配犯であり、立てこもり事件を起こして街を破壊した。その時の記憶はないとはいえ、彼は社会的な制裁を受けなければならず、お先真っ暗である。
「一体、どうすりゃいいんだよ・・・」
と嘆く充にひろしは、
確かに酷い世の中だけど、みんな一生懸命頑張ってるんだから、君も頑張ればいいじゃないか!
とメッセージを送る。
君がひとりぼっちだったのは、誰とも友達になろうとしなかったせいで、人は変われるんだから、頑張れよ、
というひろしのメッセージは、
全く心に響かない。
充のような両親のネグレクトだとか、非正規労働者の問題は、個人が頑張って解決するような問題ではない。社会のシステムが彼らを救うようにできていないからだ。
現在の社会が間違っているという充の指摘はその通りで(ただ、その解決手段がテロなのは間違っている)、なんならひろしのような高度成長期のサラリーマンはそんな社会を生み出したいわば悪の権化である。その悪であるひろしが何ら反省もせず、上から目線で「がんばれよ!」ってどういうこと?こんな醜悪なメッセージは聞いたことがない(いや、毎日テレビや新聞で聞いているような気が・・・)しかもここに至るまで、ひろしはほぼ何の活躍もしていないから、お前がいうなよ!と余計に腹立たしい。
本作の監督・脚本は大根仁。『オトナ帝国の逆襲』の焼き直しといった内容で、『オトナ帝国』好きなんだろうね。『STAND BY ME ドラえもん』もそうだけど、
人気アニメの映画版に外部のクリエイターが入ったら、必ずその作品の一番面白いところじゃないポイントを強調しだす
のって、何なんだろう?あと、さすがは大根仁といったところで、劇中のギャグは全部滑っている。カンタムロボを動かす際に深田恭子の『キミノヒトミニコイシテル』を流さないと動かないっていうのも意味が分からん。キミノヒトミニ~好きなんだろうね。大根が。いい歌だけど、意味ないよね。
2ちゃんねるのスレッドを元にした映画『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』でもブラック企業の問題を扱いながら、ブラック企業で劣悪な職場環境の中、プロジェクトを成功させることは人間的に成長するということである、みたいなオチにしていて吐き気がしたけど、邦画ってそういうことあるよね。
日本の社会で非正規労働の問題だとかが、なかなか解決しない理由の一端を垣間見せられ、そういう意味では新次元の映画なのかもしれない。
映画の原作が載ってます
主題歌
コワすぎ!市長です!『福山市長に1日密着してみた』
地方都市・広島県福山市は2022年、福山城築城400周年を迎え熱く盛り上がっていた。そんな福山市を取材しようと東京の映像制作会社、スタートライン・ピクチャーズに「福山市長に一日密着取材」という仕事の依頼が舞い込む。
ディレクターの高橋シゲオ(大迫茂生)とカメラマンの寒川ユウキ(寒川亘揮)は遠方の仕事に気乗りがしない。依頼は福山出身の大手広告代理店社員、稲葉ヒカル(稲田ひかる)からで、常に尊大な態度で無理難題を押し付け、注文の多い代理店こと稲葉を二人は嫌っていたが、小規模な会社では逆らえない。
「クオリティに達しないものを作ったら御社に二度と仕事は発注しない」
と圧をかけられた二人は福山へ。福山市に関する知識は高橋が「仁義なき戦いの街なんだよな~」と思っているレベル(ダメだこりゃ)。現地についた高橋は「暴力団追放」の看板を見てゲンナリ。『仁義なき戦い』の街じゃねえのかよ!
市長(額田信一)と面会し、取材は始まるが、あまりに取れ高のない映像の数々に「ヤバイな・・・これ・・・」と二人は項垂れる。
市長が席を外している間に市長室で我が物顔に振舞う高橋、市長が岸田総理にもらった「天衣無縫」というサイン色紙を見て「これ、本当に本人が書いたのかな?」と偽物呼ばわりし、市長の椅子に勝手に座って机に脚を投げ出す!(サインに天衣無縫って書いちゃう岸田総理もアレだな・・・)
そうこうしているうちに、高橋はうっかり市長を気絶させてしまうのだが、運悪く福山城築城400周年に出演する予定のローカルアイドル・神宮司ミユ(花実優)が打ち合わせのため市長室にやって来た!
高橋はその場しのぎで「私が市長です」と言い張り、市長が倒れているのをいいことに偽の市長を演じるのであった・・・
と、いうのは福山城築城400周年を記念して製作された映像作品の話である。つまり、フェイクドキュメンタリーってこと!偽の市長を演じるハメになるディレクター、高橋シゲオ役は『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!』の傍若無人な狂人ディレクター、工藤でおなじみの大迫茂生!だから安心(?)して見ていられます。
ロコドルと一緒に商店街に出た市長(の偽物)高橋は本人とは全く似ていないのに「私が市長です!」と言い張るのだが、当然市民には怪しまれる。そんな市民たちにキレかかる高橋だが、寒川カメラマンに「ヤバイっすよ!今、市長ですから!抑えて!」と怒りを鎮めようとするのだが、
よく考えたら自分は市長だから、何をやってもいいのではないか?
と思い直し、ナンパ野郎に「わしは市長じゃ!おどれら二度と福山市でナンパすな!」と毒づく。味を占めた高橋は商店街の治安を乱す連中を次々怒鳴りつける。立小便するおっさんに「わしゃ市長じゃ!ワレ、どこで小便しとんなら!」と完全に『仁義なき戦い』の登場人物の口調になってしまう。
違法駐輪するババアには
「わしゃ市長じゃ!ここは駐輪禁止じゃろうが?二度と福山市でチャリンコ乗るな!歩け!」
と言いたい放題やりたい放題を繰り返す。その様は完全に『コワすぎ!』の工藤である。というより
この作品自体が『コワすぎ!』のパロディ
なんだよね。突然普通の人が狂人化するところとか。
途中でひったくり犯に遭遇した高橋らは犯人を追って地元の百貨店、天満屋へ。婦人服売り場に犯人を追い詰めた工藤、じゃなかった高橋はマネキン人形で犯人を殴打!「福山市、出禁じゃあ!」
何かあったら「安心してください!私は市長です!」を繰り返す高橋。だが全然安心できない。高橋は逃げた犯人を捕らえるため、交番の警官からニューナンブを奪い取り、犯人の足に一発命中!怯える市民を落ち着かせるため
「大丈夫なんで!私は市長なんで!」
だから全然大丈夫じゃないよ!
そんな犯罪行為に手を染める高橋になぜかロコドルのミユは心酔して「わたし、ちゃんと税金払おうと思います!」うん、税金は払おうね。
こんなめちゃくちゃで、順法精神の欠片もないバイオレンス映画に全面協力している福山市、大丈夫??やっぱり仁義なき戦いの街だからなのかなと思ったが、福山市はDCの映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』公開時にバットマンの舞台であるゴッサム・シティと友好都市提携を結んでいる。架空の犯罪都市と友好都市提携を結んでしまう福山市!きっとシャレがわかる人間が住んでいるのだろう。そう考えるとこの作品はヴィジランテなヒーローの誕生を描いている、和製バットマンといえなくもない。
47分の短編映画ということもあり、あっという間に話が展開し、ほぼ『コワすぎ!』のスピンオフといった感じ。ファンにはたまらない一本だろう。クライマックスにはあっと驚く仕掛けもあり、見る人間を飽きさせない。
ご当地映画というと、地元の人間すら見ないようなつまらない、退屈な、取れ高のない映像になりがちだが、バイオレンス、コメディと映画の基本ラインを抑えつつ、エンターテイメントとして完成している本作は
ご当地映画の新たなパイオニアの歴史を刻んだ。
一度福山市にも行ってみたい。安心してください!シャレのわかる市民と街のダニを掃除する市長がいますから!




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