おすすめ、とタイトルにつけていますがまだ発売前ですオカメインコ 作者はオカルティストで、1888年 薔薇十字カバラ団の創立にも参加しているオズヴァルド・ヴィルト。マルセイユ版に準拠したデッキを制作しています。わくわくするー。

 

 

 

読んでみたらおすすめじゃなくなってる可能性もあるのですが、それでも手にする価値はあるだろうとおもいます。夢然堂さんいわく、屈指の重要作。時を超えてこの本がいま日本語に翻訳されるのってすごい。国書刊行会ってホドロフスキーの「タロットの宇宙」を翻訳したところだよね。その本の中にこの作者のタロットの話もちょっとだけ出てきます。これ以上は言うまい。

 

 

 

 

 

 

 

マルセイユタロットの日本語の本はもともと少なくて、おすすめを聞かれても紹介できないのが心苦しかったのだけど、この本はタロットを学びたい方は読んでみるといいんじゃないかな。タロットに関する思想や哲学、形而上学って好みもあるけど、いろんな人の考えに触れるのは勉強になります。

 

 

 

特に、タロット(やシンボリズム)をただ研究するのと、タロット制作することは心的過程がちがうとおもうので、創作の過程で見えてくるものを本という形でまとめてくれるのはありがたいですね。

 

 

 

 

以下、アマゾンの内容紹介からです。

 

 

◆鏡リュウジ氏(占星術研究家)推薦!
「“神秘なるタロット”の揺籃はフランス。その聖地で生まれた、タロット教義の源流を辿る貴重な宝の書がついに姿を現した!」


◆アンドレ・ブルトンに大きな影響を与え、種村季弘の重要なソースともなったタロット解釈の歴史的名著がついに邦訳なる! スタニスラス・ド・ガイタの慫慂により、ヴィルト自らが、神話世界、天文学、占星術、カバラ、ヘブライ文字、フリーメイソン、錬金術など、多種多様な神秘思想に基づいて制作したタロットに秘められた深遠なる意味が解き明かされる。序文=ロジェ・カイヨワ

 

著者について

1860年スイスのブリエンツで生まれる。画業を営む父から画家の道を勧められるが、ロンドンに出て会計士、後にフランスで文書館員などとして働く。フリーメイソン入団を契機に様々な神秘思想に触れ、メスメリズム(動物磁気説)による病気治療も実践する。パリでスタニスラス・ド・ガイタと出会った後、さらに隠秘学を究め、フリーメイソン内部での宗教的象徴研究をリードして、雑誌『シンボリズム』の発刊にも力を尽くす。ガイタから勧められたタロット制作と研究の成果は『中世絵師たちのタロット』(Le Tarot des Imagiers du Moyen Age, 1927)に結実し、タロットの歴史において重要なエポックとなった。1943年フランス中西部のヴィエンヌ県で死去。



 

 




 

届くのが楽しみ!

 

 

 

 

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