新船橋駅【千葉県】(東武野田線【東武アーバンパークライン】。2022年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】シリーズは、
千葉県船橋市中央部の住宅街に位置する東武野田線【愛称:東武アーバンパークライン】の駅で、かつては駅前に工場が建ち並んでいましたが、閉鎖・縮小により再開発が行われ、西口駅前には「イオンモール船橋」がオープンして土休日を中心に多くの買物客が利用するようになった、
新船橋駅 (しんふなばしえき。Shin-funabashi Station) です。
 
 
駅名  
新船橋駅 (TD 34)  
 
所在地  
千葉県船橋市  
 
乗車可能路線  
東武鉄道:野田線【愛称:東武アーバンパークライン】  
  
隣の駅  
柏方・大宮方……塚田駅  
船橋方……………船橋駅  
  
訪問・撮影時  
2022年8月  
 
 
駅概要 (2022年8月時点)  
駅形態……………高架駅(1956年開業、1980年高架化)。
駅舎………………高架下から西側にかけて設置。
出入口……………東口、西口。
バリアフリー……○(エレベーター設置)。
点字ブロック……各出入口~改札~各ホームに設置。
駅前広場…………なし(最寄りのバス停は東口の約130m南)。
 
 

東口です。西を望む。
現在は西口へ通り抜けられる自由通路の北側(右)に駅舎・改札口がありますが、以前は通路を塞ぐ形で駅舎が設置されており、改札外で東西の通り抜けができませんでした。
駅出入口には段差がなく、新船橋駅はバリアフリーに対応しています。
尚、新船橋駅には駅前広場がありません。
 
 

東口駅前です。東を望む。後方が駅舎です。
かつては駅前一帯が旭硝子(現・AGC)の船橋工場でしたが、2004年の閉鎖後、土壌汚染の除去作業をしてから跡地の大規模な再開発が行われ、マンションや公共施設などが建ち並ぶ住宅街になりました。
写真奥には「マックスバリュ」が核店舗の「イオンタウン新船橋」があり、約500m北東には船橋総合病院があります。
再開発区域の外側にも住宅街が広がっています。
そして、600mほど南には東葉高速鉄道東葉高速線東海神駅がありますが、新船橋駅~東海神駅は乗換駅には指定されていないと思われます。
 
 

 

こちらは西口です。上写真は北を、下写真は東を望む。
高架下の駅舎は高架橋西側へはみ出しています。
また、高架下南側(写真右側)にはイオン系のコンビニ「ミニストップ」などの店舗が入居しています。
 
 

西口駅前です。南を望む。左に駅舎があり、右は「イオンモール船橋」です。
2012年に「イオンモール船橋」がオープンするまで、西口へは高架下南側から延びる写真の側道(自動車通行不可)からしか出入りできませんでした。
駅南側も住宅街で、船橋市営住宅や千葉県営住宅もあります。
 
 

 

西口駅前です。上写真は西を、下写真は北西を望む。後方に駅舎があります。
かつては駅西側一帯が日本建鐵(三菱電機系の洗濯機メーカー)の船橋工場と「マックスバリュ新船橋店(初代)」で占められていましたが、日本建鐵の工場が縮小され、「マックスバリュ」を閉店した上で双方の跡地に「イオンモール船橋」が建設され、2012年に開業しました。駅直結ゆえ列車でのアクセス性は抜群で、その結果、新船橋駅の乗降客が激増しました。
また、残りの跡地はシャネル船橋コーポレートオペレーションズセンター、ゴルフ練習場、ホームセンターなどに転用されています。
そして、日本建鐵用地の外側にも住宅街が広がっています。
 
 

 

高架下1階にある改札口です。上写真は北を、下写真は西を望む。右が東口、左が西口です。
 
駅員配置…………あり(有人駅)。
自動改札機………あり(4通路)。  
ICカード…………『PASMO』のエリア内。
有人通路…………なし(一番左の自動改札通路が有人通路代用です。点字ブロック設置)。
幅広通路…………あり(一番左の自動改札通路)。
窓口………………あり(改札窓口のみ。窓口前には柵があり、改札を通り抜けることができません)。
自動券売機………あり(改札口の左手前。ICチャージ可)。
自動精算機………なし(チャージ機のみ設置。紙のきっぷでの乗り越しは改札窓口へ申し出て下さい)。
トイレ……………改札内(多機能トイレ併設)。
付帯設備…………AED・証明写真発行機(いずれも改札内)。
売店………………なし。  
コンビニ…………あり(後方高架下にイオン系の「ミニストップ」があります)。
 
そして2階にある各ホームとの間は階段・エレベーターで結ばれており、新船橋駅はバリアフリーに対応しています。
但し、EVは1階と2階を直接結ぶのに対し、階段は中2階踊り場を経由します。中2階(M2F)で各ホームへと階段が分かれます。
 
 

下り1番線ホーム側壁に設置の駅名標です。非電照式です。
大型のタイプです。
東武鉄道の標準デザインで、中央の矢印は東武アーバンパークラインのテーマカラーであるフューチャーブルーとブライトグリーンが使用されています。
また、駅ナンバリング「TD 34」も併記されています。
 
 

上り2番線ホーム側壁に設置の駅名標です。電照式です。
こちらは横長のタイプです。
 
 

 

駅構造……高架駅(2階)。概ね南北方向。
配線………相対式ホーム2面2線。
 
右ホーム(東)が1番線で下り船橋行き、左ホーム(西)が2番線で上り柏・大宮方面です。急行は当駅を通過します。
また、2番線の左側一帯には「イオンモール船橋」があります。
  
ホーム有効長……7両分(6両編成は手前の船橋方1両分を未使用。5連の場合は不明です)。
ホームドア………なし(2022年8月時点)。
ホーム幅…………全体的にやや狭いです。
上屋(屋根)………船橋寄りの約4両分。6連は船橋方の約0.5両、大宮方の約1.5両が上屋からはみ出ます。雨天時の乗降は要注意。 
ホーム上設備……ベンチ、飲料自動販売機、冷水器。
  
写真は2枚とも2番線より柏方・大宮方を望む。
 
 

 

2枚とも2番線より船橋方を望む。
各ホームとも階段2ヶ所、エレベーター1基が設置されています。
また、平日朝ラッシュ時は最も柏寄りの車両が女性専用車両になります。5両編成に短縮されても女性専用車両が1両キープされていたら残りの4両の乗車率が上がり、ますます男性客の肩身が狭くなりそうですね…。
 
 

2番線より柏方・大宮方を望む。
この先、再開発区域の新しい市街地の中を北上しますが、やがて新市街地が途切れると地平区間になり、畑も残る従来からの住宅地の中を走るようになります。そして右へカーブして進路を北北東に変えると塚田駅へと至ります。
 
 

2番線より船橋方を望む。
左前方には船橋駅に併設の東武百貨店が見えます。
この先、高架区間で住宅街の中を南下し、やがて大きく左へカーブすると市街地に入ります。そして右から接近するJR総武本線に寄り添い、東へ進路を変えると高架区間のまま東武百貨店船橋店のビルに突っ込む形でホームが設置されている、終点・船橋駅へと至ります。JR総武線快速、中央・総武線各駅停車のほか、京成本線(京成船橋駅)にも乗換可能です。
 
 
あとがき  
下車(乗車)時・・・2022年(駅訪問の為)。          
  
2面2線の高架駅で、すぐ西側には「イオンモール船橋」があり、朝10時頃の訪問だったため買物客の利用が多かったです。東側はマンション街で、その中に「マックスバリュ」が核店舗の「イオンタウン新船橋」があるため、新船橋駅周辺はイオン系が席巻しています。
  
鉄路のみで  
新宿から・・・当日到達可、日帰り往復可。中央・総武線(一部区間は快速利用可)で船橋駅まで行き、東武野田線に乗換。 
大阪から・・・当日到達可、日帰り往復可。品川or東京まで新幹線、総武快速線で船橋駅下車。東武野田線に乗換。
 
食料・飲料 (500m以内) 
コンビニ・・・・・・あり   
飲食チェーン店・・・あり (イオンモール船橋内に多数あり)   
 
大阪からの到達難易度もさほど高くありません。東武アーバンパークラインを乗り鉄の際は、ぜひ一度は新船橋駅でも途中下車してみて下さい!
 
(参考:東武鉄道のHP、Google地図、Wikipedia)