牧落駅【大阪府】(阪急箕面線。2018年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
大阪府北西部、箕面市の南西部に広がる閑静な住宅街に位置する阪急箕面線の駅で、高級住宅街として有名な「百楽荘」が駅近くにある、
牧落駅 (まきおちえき。Makiochi Station) です。
 
 
駅名
牧落駅 (HK 58)
 
所在地
大阪府箕面市 
 
乗車可能路線
阪急電鉄:箕面線  
 
隣の駅
石橋阪大前方……桜井駅   
箕面方……………箕面駅  
 
訪問・撮影時
2018年1月
 
 

牧落駅は地平駅で、地下に駅舎・改札口があります。
東西に出入口があり、駅舎は東西自由通路を兼ねていますが、エレベーターは東口側にしかありません。
車いすで東西を移動する場合や西側から駅を利用する場合、約50m北のガードへ迂回する必要があります。
尚、牧落駅に駅前広場はありません。バス停留所は西口の約70m南、側道沿いにあります。
 
写真は西口です。北を望む。
築堤下に階段のみの出入口があり、線路に並行する南北方向の側道に面しています。
出入口前には横断歩道がありますが、信号がありません。飛び出しに注意して下さい。また、線路沿いには歩道がありません。
写真奥には信号交差点があり、右側には線路をくぐるアンダーパス(ガード)があり、東口方面へ抜けられます。
 
 

西口駅前です。南を望む。左手に西口があります。前方、交差点先の側道沿いにはバス停留所があります。
駅西側は閑静な住宅街が広がっています。駅前に商店は少ないです。古くからの住宅街であるため狭い道路が多いです。
 
 

こちらは東口です。北を望む。
手前に階段出入口があり、階段の左側を奥へ進むとエレベーターがあります。
駅前道路は西口より狭いですが車も通行するため、飛び出し注意です。
出入口前には電話ボックスと郵便ポストがあります。
また、前方の突き当たりを左折すると線路をくぐるアンダーパス(ガード)があり、西口方面へ抜けられます。
突き当たりの先には箕面市立箕面小学校があります。
 
 

東口駅前です。東を望む。左後方に東口があります。
駅東側も閑静な住宅街が広がっていますが、こちらも狭い道路だらけです。商店は多くありません。
また、東口の南側は百楽荘地区で、有名な高級住宅街です。豪邸が立ち並んでいます。
そして、約650m北東には箕面市役所があり、約1km南東には大阪府立箕面高等学校があります。
牧落駅が箕面市役所への最寄駅となっています。
 
 

地下にある改札口です。北を望む。
右が東口(階段・EV併設)、左が西口(階段のみ)です。
牧落駅は有人駅ですが、駅員不在時に備えて改札内外にインターホンが設置されています。
交通系ICカード『PiTaPa』などに対応の自動改札機が3通路設置されていて、左端が幅広通路です。右端は窓口に面していて、有人通路を兼ねています。
改札口の後方には自動券売機があり、改札内には自動精算機があります(いずれもICカードチャージ可能)。
そして地上にある各ホームとの間には階段とエレベーターが設置されています。
トイレ・多機能トイレは西側の1号線下り箕面行きホームにあります。
尚、牧落駅構内に売店・コンビニはありません。西口駅前に「ファミリーマート」があります。
 
 

こちらは改札内より改札口を撮影。南を望む。左が東口、右が西口です。
通路の反対側に自動券売機とインターホン(自動精算機のような端末)があります。
インターホンはきっぷ確認用のカメラが搭載されています。
 
 

1号線ホームに設置されている吊下式駅名標です。電照式です。
阪急の標準デザインで、書体がナールの旧式です。
建植式駅名標は新書体に変更されていますが、こちらも今頃は新書体に変更されているかもしれません。
駅ナンバリングも併記されています (HK 58)。
 
 

牧落駅は相対式ホーム2面2線の地平構造で、南北方向にホームが延びています。
左(西)が1号線で下り箕面方面(箕面行きのみ)、右(東)が2号線で上り石橋阪大前方面(大阪梅田行きを含む)です。
ホーム有効長は8両分ありますが、現在、1号線の営業列車は4両編成のみです(回送しか運転されません)。また、2号線は平日朝ラッシュ時のみに運転される大阪梅田行き電車のみ8両編成になります。ホームドアはありません。ホーム幅は全体的にやや狭いです。
上屋は1号線が石橋阪大前方(手前側)の3両弱分、2号線が石橋阪大前方の約4両分に設置されています。雨ざらしになる箇所が発生しますので(下りの箕面方2両、上り大阪梅田行きの箕面方4両)、雨天時の乗降は要注意です。
各ホームにはベンチ・飲料自動販売機があり、1号線にはトイレと多機能トイレも設置されています。
写真は1号線ホームより箕面方を望む。
 
 

こちらは1号線より石橋阪大前方を望む。右が1号線、左が2号線です。
4両編成の列車は箕面方(手前側)に発着しません。また、1号線には8両編成の列車が発着しませんので、現在は1号線の箕面方を持て余している状態です。また8両編成の箕面行き列車が復活すれば1号線ホームを活用できるのですが、まぁ復活する可能性は低いでしょうね…。
 
 

2号線より石橋阪大前方を望む。
この先、左手に百楽荘の高級住宅街を眺めながら南へ走り、やがて右へカーブして進路を西南西に変えると、ほどなくして桜井駅へと至ります。
 
 

 


1号線より箕面方を望む。前方に箕面の山々を望めます。
この先、住宅街の中を上り勾配で北へ走り、やがて右へ左へカーブしながら市街地に入ります。そして前方に箕面の山々が近づくと終点の箕面駅へと至ります。
 
 
あとがき
私が牧落駅で下車(乗車)したのは2018年の1度きりです。兵庫県の全駅を訪問する目的に関連して、兵庫県に近い駅なので下車しました。閑静な住宅街の中にある小さな駅といった印象でしたが、この記事を作成するまでは、すぐ近くに百楽荘がある事を知らなかったです。
 
東京からですと東海道新幹線で新大阪駅まで行き、JR京都線(新快速、快速、普通)に乗り換えて大阪駅で下車。隣接する大阪梅田駅から阪急宝塚本線の急行・宝塚行きまたは普通・雲雀丘花屋敷行きに乗車して石橋阪大前駅で下車します。さらに箕面線の箕面行きに乗り継いで当駅下車です。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
一方、梅田からですと阪急の大阪梅田駅から上記のルートで到達できます。余裕で日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅前にコンビニがありますが、気軽に入れる飲食店は駅前にありません。約600m~700m東の府道43号線沿いにチェーン店が立ち並んでいます。心配な場合は事前に用意しておきましょう。
 
東京からの到達難易度もそう高くありません。阪急箕面線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は牧落駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:阪急電鉄のHP、地理院地図、Google地図、Wikipedia)