湘南台駅【神奈川県】(相鉄いずみ野線。2016年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
神奈川県藤沢市北東部に広がる新しい市街地・湘南台に位置する相模鉄道いずみ野線の終着駅で、地下駅になっていて、小田急江ノ島線および横浜市営地下鉄ブルーラインと乗換可能な、
湘南台駅 (しょうなんだいえき。Shonandai Station) です。
 
尚、小田急と横浜市営地下鉄の湘南台駅の記事につきましては、後日簡易版でUPできれば、と思います。
  
 
駅名
湘南台駅 (SO 37)  
 
所在地
神奈川県藤沢市      
 
乗車可能路線
相模鉄道:いずみ野線    
 
隣の駅 
二俣川方……ゆめが丘駅
 
乗換可能路線
小田急電鉄:江ノ島線………………湘南台駅まで徒歩5分  
横浜市営地下鉄:ブルーライン……湘南台駅まで徒歩5分  
 
訪問・撮影時
2016年4月  
 
 

相鉄の湘南台駅は地下駅で、南北方向の地上を通る小田急江ノ島線の下をくぐる形で駅が設けられてます。
また、横浜市営地下鉄ブルーラインの駅も地下に設けられていますが、地下鉄線のホームは相鉄線の1層上にあります。
駅舎・改札口は3社局とも地下1階にあり、相互の乗換は比較的スムーズです。
そして地下1階改札とを結ぶ地下通路は東西自由通路になっていて、東西の出入口には階段、上下方向エスカレーター、エレベーターの設備があり、バリアフリーに対応しています。
 
写真は西口です。東を望む。
湘南台駅に駅ビルは存在しません。西口の出入口は4ヶ所ありますが、写真の出入口のみESがあります。
正面には小田急線のホームがあるため、歩行者は地下へ、車は南北へ迂回しないと東側へは抜けられません。
また、ロータリーを有する駅前広場が整備されていて、バスターミナルとタクシー乗り場が併設されています。
 
 

西口駅前です。西を望む。後方は小田急線ホームです。
換気口により前が見えませんが、写真奥に向けては円行西大通り線が延びています。
駅周辺はビル街で商店も多く見られますが、駅から離れると住宅街になります。
約1km西にはいすゞ自動車藤沢工場があります。
そして約3.5km西には慶応義塾大学湘南藤沢キャンパスがあります。
 
 

こちらは東口です。西を望む。
東口の出入口も4ヶ所あり、写真の出入口のみESがあります。
こちらもロータリーを有する駅前広場が整備されていて、バスターミナルとタクシー乗り場が併設されています。
 
 

東口駅前です。東を望む。後方は小田急線ホームです。
こちらは写真奥に向けては円行東大通り線が延びています。
東口側も駅周辺はビル街で商店が多く見られますが、やはり駅から離れると住宅街になります。
約300m東には、湘南台文化センターがあります(プラネタリウム、ホールなどで構成)。
 
 

地下1階にある改札口です。南を望む。
西口の直下に相鉄の改札があります。3社局の中では最も西側にあります。
左側に小田急線改札口と横浜市営地下鉄改札口および西口のES・EV出入口、東口の全出入口があります。右側には西口の階段出入口があります。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が6通路あり、窓口に面した左端が幅広通路で、有人通路を兼ねています。
改札口の左手前には自動券売機があり、改札内には自動精算機があります(いずれもICカードチャージ可能)。
また、自動券売機の左側(改札内)改札口の右手前にはコンビニ「ファミリーマート」があります。改札内に売店・コンビニはありません。
改札内にはトイレ・多機能トイレがあります。
そして、地下3階にあるホームとの間には階段・上りエスカレーター・エレベーターが設置されています。階段とESは地下2階踊り場を経由します。
 
 

時刻表・路線図と一体になった建植式駅名標です。電照式で、上部にLEDがあります。
相鉄の新デザインで、駅ナンバリングも併記されています (SO 37)。
ほかに吊下式駅名標や、側壁埋込式の駅名標もあります(いずれも電照式で同デザイン)。
 
 

相鉄いずみ野線の湘南台駅は島式ホーム1面2線の地下構造で、地下3階にあります。小田急線を基準にすると、西寄りにホームが設置されています。
東北東~西南西方向にホームが延びています。
上層(地下2階)の東寄りには横浜市営地下鉄ブルーラインの湘南台駅ホームがあります。
右(南)が1番線、左(北)が2番線で、いずれも上り二俣川方面、横浜方面です。発着番線はランダムです。尚、2021年現在、いずみ野線に相鉄・JR直通線系統に乗り入れる列車は設定されていませんが、相鉄・東急直通線が開業すると東急方面への直通列車が設定される可能性があります。
ホーム有効長は10両分で、2016年4月現在、ホームドアはありませんでした。ホーム幅は広いですが、線路際に支柱があります。また階段部分は狭くなっています。
そしてホーム上にはベンチ・飲料自動販売機が設置されています。
写真は2番線より二俣川方を望む。
 
 

1番線より二俣川方を望む。すぐ先に両渡り線があります。
この先、横浜市営地下鉄ブルーラインの下層を東北東へ走り、やがて上り勾配になると左へカーブして地上に出て、高架区間で右側を走るブルーラインと並走するようになると境川を渡って横浜市泉区に入り、進路を北北東に変えて田園風景の中を走ります。その後、地下鉄が地下トンネルに入ると丘陵地に広がる畑の中を走るようになり、ゆめが丘駅へと至ります。
 
 

1番線より終端方を望む。
すぐ先に車止めがありますが、この先、慶応義塾大学湘南藤沢キャンパスを経由して平塚市方面および相模線の倉見駅(寒川町)までの延伸構想があります。延伸が実現するかどうかは未知数です。
 
 
あとがき
私が相鉄いずみ野線の湘南台駅で下車(乗車)したのは2004年、2009年、2016年の計3度です。2004年はいずみ野線の乗りつぶしのため、2009年と2016年はいずみ野線の車窓風景撮影のため、終着駅ゆえにいずれも改札を出ています。大都市圏ではありませんが地下駅で、構内は島式ホーム1面2線と小規模でしたが、計画都市だけあり駅前には整然とした市街地が広がっていました。
  
東京(新宿)からですと小田急江ノ島線直通の快速急行(藤沢行きor片瀬江ノ島行き)に乗車して湘南台駅下車すぐです。このルートが最速かつ安価です。尚、相鉄線で現地入りするには相鉄・JR直通線で二俣川駅まで行き、相鉄いずみ野線に乗り換えて終点下車となります。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと新大阪駅から東海道新幹線で新横浜駅まで行き、横浜線下りに乗り換えて町田駅で下車。さらに小田急江ノ島線直通の快速急行(藤沢行きor片瀬江ノ島行き)に乗り継いで湘南台駅下車すぐです。あるいは新横浜駅から横浜線で横浜駅まで行き(一部東神奈川駅で乗換)、相鉄線の湘南台行きに乗り継いで終点下車です。もしくは、新横浜駅から横浜市営地下鉄ブルーラインの湘南台行きに乗れば時間はかかりますが乗換なしで到達できます。じゅうぶん日帰り訪問可能です(最大滞在時間:11時間少々)。
 
食料・飲料について、駅構内や駅前に多数のコンビニがあり、飲食店も駅や駅前にチェーン店を含めて多数あります。事前に用意しなくても大丈夫です。
  
大阪からの到達難易度もさほど高くありません。相鉄いずみ野線を乗り鉄の際は、湘南台駅ですぐに乗り換えたりせずに、湘南台駅も観察されてみて下さい!
 
(参考:相模鉄道のHP、地理院地図、Google地図、Wikipedia)