東枇杷島駅【愛知県】(名鉄名古屋本線、犬山線。2019年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。


今回の【駅】コーナーは、
愛知県名古屋市西区の庄内川に近い市街地の中にある名鉄名古屋本線の駅で、庄内川の対岸(名鉄岐阜方)には犬山線が分岐する枇杷島分岐点があり、電車を利用する上では名古屋本線と犬山線の分岐駅である
東枇杷島駅 (ひがしびわじまえき。HIGASHI BIWAJIMA Station) です。
 
 
駅名
東枇杷島駅 (NH 38)
 
所在地
愛知県名古屋市西区
 
乗車可能路線
名古屋鉄道:名古屋本線犬山線  
 
隣の駅
名鉄名古屋本線
豊橋方…………栄生駅 
名鉄岐阜方……西枇杷島駅  
 
名鉄犬山線 (正式な起点は下小田井駅の手前にある枇杷島分岐点)
新鵜沼方……下小田井駅
 
訪問・撮影時
2018年4月
 
 

東枇杷島駅は高架駅で、明治時代の開業時には北東方にありましたが、1941年に東西連絡線の枇杷島橋(現・枇杷島分岐点)~新名古屋(現・名鉄名古屋)の開業と同時に現在地へと移設され、移設当初より高架駅でした。
駅舎機能は高架下ではなく東側にある小さな駅ビルの1階部分にあります。
駅前広場は整備されていません。バス停留所は左右(東西)を通り、名鉄線をアンダーパスしている県道67号線(美濃路。旧・国道22号線)沿いに設置されています。
 
 

駅前(東側)の様子です。手前~奥の道路が県道67号です。
付近は市街地ですが商店は少ないです。県道沿いには集合住宅も見られます。県道を離れると住宅密集地になります。
また、県道67号を約400m進むと枇杷島公園・名古屋市枇杷島スポーツセンターにたどり着きます。
 
 

こちらは駅前(西側)の様子です。県道67号は右へカーブして庄内川を渡ります(枇杷島橋)。
西側にも住宅街が広がっています。左側には名鉄グループの名鉄協商が運営するコインパーキングがあります。当時は始めの24時間最大料金300円でしたが、さすがに安すぎたのか現在は500円に値上げされていますw
 
 

駅ビル1階にある改札口の様子です。
東枇杷島駅は無人駅で、窓口すらありません。係員と通話可能なインターホンが自動券売機脇と自動精算機脇に設置されています。
交通系ICカード『manaca』などに対応の自動改札機が3通路あります。
改札口の右手前には無人駅にしては珍しく『manaca』のチャージが可能な自動券売機があります。
また、改札内には『manaca』チャージ機と自動精算機(磁気券用)があります。
トイレ・多機能トイレは改札内にあります。
高架にある各ホームとの間は階段とエレベーターで結ばれています。
そして、改札口と奥にある1番線ホームとを結ぶ通路は築堤高架の下をくぐるため、トンネル状になっています。リニューアルされていますが、どことなくレトロな雰囲気を感じさせます。
 
 

ホーム側壁に取り付けられている駅名標です。電照式ではありません。
名鉄標準タイプで、駅ナンバリングも表示されています (NH 38)。
尚、駅ナンバリングの「NH」ですが、名古屋本線を意味しています。「N」は名古屋、「H」は本線です。
 
 

東枇杷島駅は相対式ホーム2面2線の高架駅で、6両対応です。
左が1番線で名古屋本線下り名鉄岐阜方面・犬山線下り岩倉方面、右が2番線で名古屋本線上り豊橋方面です。
各ホームとも上屋は豊橋方(写真手前)の2両分にのみ設置されています。
そして各ホームにはベンチと飲料自動販売機が設置されています。
写真は名鉄岐阜方を望む。
 
 

豊橋方を望む。
この先、高架区間で左へカーブしてJR東海道本線、東海道新幹線に寄り添い、左に名鉄病院を見て留置線群の中を走ると栄生駅へと至ります。
 
 

名古屋本線・名鉄岐阜方、犬山線・新鵜沼方を望む。
この先、高架区間で左へカーブしながら住宅街の中を走ると庄内川を渡ります。その庄内川を渡り終えると枇杷島分岐点に差し掛かり、名古屋本線は左へカーブして犬山線と分かれ、地平区間になると右から犬山線・新鵜沼方と名古屋本線・名鉄岐阜方を結ぶデルタ線が合流して西枇杷島駅へと至ります。
 
一方、犬山線は枇杷島分岐点で右へカーブして名古屋本線と分かれ、地平区間になると左から名古屋本線・名鉄岐阜方と犬山線・新鵜沼方を結ぶデルタ線が合流します(旧・下砂杁信号場)。その後は住宅街の中を北北東へと進み、下小田井駅へと至ります。
 
 
あとがき
私が東枇杷島駅で駅の外に出たのは2018年の1度きりです。名鉄全駅訪問計画の一環で下車しました(2019年8月達成済)。ホームや階段、通路はレトロな感じがしましたが、駅舎は真新しいビルになっていました。駅前は市街地ながら商店が少ない印象でした。
 
東京からですと東海道新幹線で名古屋駅まで行き、隣接する名鉄名古屋駅から犬山・岩倉方面または津島方面の普通列車に乗り2駅目で下車。列車本数が毎時6本と少なく、津島方面の列車の時刻は犬山方面の列車時刻と近接しているので実質15分に1本の割合です。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
一方、大阪からは東海道新幹線で名古屋駅、または近鉄で近鉄名古屋駅まで行き、名鉄名古屋駅からは上記のルートで到達できます。こちらもじゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅前にコンビニ、気軽に入れる商店、飲食店はありません。最寄りのコンビニは約400m北東と約400m南にあり、最寄りの飲食チェーン店は約600m東南東に「和食さと」がありますが、いずれも近くありません。事前に用意しておいた方が無難でしょう。
 
東京、大阪とも到達難易度はやや高く、かつ名鉄名古屋駅から近いのに到達難易度が高いですが、名鉄名古屋本線または犬山線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は東枇杷島駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:名鉄協商のHP、Google地図、Wikipedia)