清澄白河駅【東京都】(東京メトロ半蔵門線。2019年ほか訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
東京都江東区北西部・深川地区の市街地にある東京メトロ半蔵門線の駅で、押上方に留置線がある関係で当駅を始発・終着とする列車が一部設定されている運転上の主要駅、そして都営大江戸線との乗換駅でもあり、近年はカフェの街・コーヒーの街としても知名度が上がっている
清澄白河駅 (きよすみしらかわえき。Kiyosumi-shirakawa Station) です。
 
尚、都営大江戸線の清澄白河駅につきましては以前UPいたしました⇒記事はこちら
 
 
駅名
清澄白河駅 (Z 11)
 
所在地
東京都江東区
 
乗車可能路線
東京メトロ:半蔵門線
 
隣の駅
渋谷方……水天宮前駅
押上方……住吉駅 
 
乗換可能駅
都営地下鉄:大江戸線【都営大江戸線】(大門方面両国方面)……清澄白河駅まで徒歩6分
 
訪問・撮影時
2018年2月、2019年7月
 
 

半蔵門線・清澄白河駅の西口に相当するB1出入口です。北西を望む。
B1出入口は半蔵門線の清澄通り方面改札および都営大江戸線の改札とつながっています。
清澄白河駅には南北に通る清澄通り(東京都道463号線)沿いに東京都交通局が管理するA1~A3出入口とエレベーター出入口が、清洲橋通り(都道474号)沿いに東京メトロが管理するB1、B2出入口があります。都営大江戸線の駅が先に開業したため都営側が「A」、メトロ側が「B」を使用しています。
B1出入口は清洲橋通りの北側歩道沿いに設置されています。2003年開業とあり出入口のデザインは古臭くありません。敷地内に換気設備が併設されています。
写真左奥(西)に清澄三丁目交差点があります。
 
 

B1出入口前より東を望む。左にB1出入口があります。
手前(西)~奥(東)の道路は清洲橋通りで、地下に半蔵門線の清澄白河駅があります。背後に清澄三丁目交差点があります。
B1出入口近くの清洲橋通り南側には昭和8年(1933年)に建てられたレトロなアパート「清洲寮」があり、現在も使用されています。寮と言っても学生寮や社員寮ではなく一般向けのアパートです。
また、清洲寮の約200m前方の清洲橋通り沿いには後述のB2出入口があります。
清洲橋通り沿いにはビルやマンションが立ち並んでいますが商店は少ないです。通りの北側には都営住宅など大規模集合住宅が多く見られます。
B1出入口の東隣には「コンフォートホテル東京清澄白河」の高層ビルがあります。
そして清洲寮の裏手には深川江戸資料館や道本山霊巌寺があり、他にも複数の寺院が見られます。
 
 

B1出入口前より西を望む。右にB1出入口があり、左背後に前述の「清洲寮」があります。
手前(東)~奥(西)の道路は清洲橋通りで、地下に半蔵門線の清澄白河駅があります。約50m先に清澄三丁目交差点があります。
こちら側も清洲橋通り沿いにはビルやマンションが立ち並んでいますが、都営大江戸線を含めて駅開業が遅かった事もあり商店は少ないです。
 
 

上写真から約50m西へ進んだ先にある清澄三丁目交差点より西を望む。
手前(東)~奥(西)の道路は清洲橋通りで地下を半蔵門線が通っていて、背後地下に清澄白河駅があります。
右(北)~左(南)の道路は清澄通りで、地下に都営大江戸線の清澄白河駅があります。清澄通りを渡らずに右へ曲がるとスーパー「アブアブ赤札堂」前にA2出入口が、清澄通りを渡って右へ約150m進むとA1出入口があります。そして清澄通りを曲がらずに左へ少し進むとA3出入口とエレベーター専用出入口があります。
駅前から駅西側にかけては住宅街で、清洲橋通り沿いにはビルやマンションが立ち並んでいますが、やはり商店は少ないです。そして清洲橋通りを離れると町工場や中小企業の事業所が多く見られます。
また、清澄三丁目交差点の約250m南西には都立清澄庭園、大正記念館(ともに有料)と清澄公園があります。
そして、2015年にアメリカの「ブルーボトルコーヒー」が清澄白河に日本1号店を開店して以降、清澄白河はカフェの街・コーヒーの街として注目が集まっていて、おしゃれなカフェも多数立地するようになりました。ちなみに「ブルーボトルコーヒー」は清澄三丁目交差点の南約550mの場所、平野交差点南側にあります。
 
 

清澄三丁目交差点より東を望む。
手前(西)~奥(東)の道路は清洲橋通りで、交差点先の地下に清澄白河駅があります。
そして右(南)~左(北)の道路は清澄通りで、地下に都営大江戸線の清澄白河駅があります。
交差点の先、清洲橋通りの左側にはB1出入口が、右側には清洲寮があり、その先にB2出入口があります。
また、清澄通り沿いの左側にA1出入口(西)、A2出入口(東)が、右側にA3出入口(東)とEV出入口(東)があります。
交差点付近には商店も見られますが、数は多くありません。そして駅の北側には東西方向に小名木川が流れています。
 
 

地下1階、清澄三丁目交差点のほぼ真下にある清澄通り方面改札の様子です。半蔵門線駅の西口に相当します。
写真は東を望む。手前に左右方向の通路があり、通路を挟んで背後~左背後に都営大江戸線駅の改札があります。
改札口左側の通路を東(写真奥)へ進むとB1出入口が、手前の通路を左へ進むとA1、A2出入口が、通路を右へ進むとA3出入口とエレベーター専用出入口があります。
尚、後述の三ツ目通り方面改札とは改札外地下ではつながっていません。
 
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が並んでいて、右端に窓口があります。窓口前には駅員不在時に備えてインターホンが設置されています。
改札口の右手前には自動券売機があります。
トイレ・多機能トイレは改札内にあり、駅事務室も改札内にあります。
地下3階にあるホームとの間には階段、上下方向エスカレーター、エレベーターが設置されています。
尚、清澄白河駅構内にはメトロ駅、都営駅とも売店、コンビニはありません。ご注意下さい。
 
 

東口に相当するB2出入口前より西を望む。左手にB2出入口があり、三ツ目通り方面改札にのみつながっていて、B2出入口からは都営駅へは行けません。
ちなみに三ツ目通り方面改札側にはエレベーターの設備がありません。前述の清澄通り方面改札近くにあるA3出入口に併設されているエレベーターを利用しなければなりません。
手前(東)~奥(西)は清洲橋通りで、前方地下に半蔵門線の清澄白河駅があります。
約300m先に清澄三丁目交差点があり、その右手前にB1出入口が、左手前に清洲寮があります。
B2出入口周辺の清洲橋通り沿いにもビルやマンションが立ち並んでいます。清澄三丁目交差点前とひかくして商店がさらに少なくなっていて、人通りもまばらです。
 
 

B2出入口前より東を望む。右背後にB2出入口があります。
手前(西)~奥(東)の道路は清洲橋通りです。約400m東へ進むと三ツ目通り(都道319号)と交差します。
駅の東側も清洲橋通り沿いにはビルや集合住宅が立ち並んでいますが商店は少ないです。
そして清洲橋通りから南北へ外れると町工場や中小企業事業所が混在した住宅街が広がっています。
 
 

半蔵門線の東口に相当する三ツ目通り方面改札の様子です。地下1階にあります。
写真は東を望む。背後左側にB2出入口があります。尚、前述の清澄通り方面改札や都営駅とは改札外地下ではつながっていません。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が並んでいて、右端に窓口があります。
窓口前には駅員不在時に備えてインターホンが設置されています。改札口の右手前には自動券売機があります。
トイレ・多機能トイレは改札内にありますが、こちらのコンコースには対駅外、対ホームともエレベーターが設置されていません。
地下3階にあるホームとの間には階段、上下方向エスカレーターが設置されています。エレベーターご利用の場合は清澄通り方面改札へ回る必要があります。
 
 

側壁に設置されている駅名標です。電照式です。
横長のタイプで、半蔵門線のラインカラー(パープル)は駅番号を囲む○と側壁の帯で使用されています。
側壁には駅近くにある深川江戸資料館や清澄庭園に由来すると思われる絵柄も描かれています。
また、駅ナンバリングも併記されています (Z 11)。
 
 

半蔵門線の清澄白河駅は島式ホーム1面2線の構造で、地下3階にあります。東西方向にホームが設置されています。
渋谷方(手前側)の一部が開削工法で建設された他はシールド工法で建設されており、それに伴いホームの天井が低いです。
右が1番線渋谷方面・東急田園都市線方面、左が2番線押上方面・東武スカイツリーライン方面です。
有効長は10両分です。ホームドアが設置されています。
各ホームにはベンチ、飲料自動販売機があります。係員呼び出し用のインターホンもあります。
渋谷寄りに清澄通り方面改札への階段・ES・EVが、押上寄り(写真奥)には三ツ目通り方面改札への階段・ESがあります。
都営大江戸線へは改札外乗換となり、清澄通り方面改札を出た先に大江戸線改札があります。
写真は押上方面を望む。
 
 

1番線ホーム端より押上方面を望む。
見えづらいですが、すぐ先で線路が左へ(2番線からは右へ)分岐していて、分岐線が合流した先のA線(押上方面)とB線(渋谷方面)の間に引上線が1線あります。当駅折り返し列車が使用します。
 
渋谷方はこの先、清洲橋通りの地下を西へ進みますがすぐに左へカーブし、清澄公園や倉庫街の地下を南西へ走ります。そして右へカーブして隅田川をくぐり中央区へ入ると首都高速9号深川線の地下を北西へ進み、高架下に東京シティエアターミナルがある箱崎ジャンクションの地下を過ぎると水天宮前駅へと至ります。日比谷線と都営浅草線の人形町駅との距離が近く乗換駅に指定されています。
 
一方、押上方はこの先、しばらく清洲橋通りの地下を東へ走ります。三ツ目通りと交差し、大横川をくぐると大きく左へカーブして清洲橋通りを外れ、住宅街の地下を走ります。そして小名木川をくぐると今度は四ツ目通りの地下を北上し、都営新宿線との乗換駅である住吉駅へと至ります。
 
 
あとがき
私が東京メトロ半蔵門線の清澄白河駅で下車(乗車)したのは2018年と2019年の計2度です。2018年は都営大江戸線との乗換のために利用し、2019年は実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。駅周辺は下町風情が残る市街地で、新しいマンションも混在していました。中でもレトロなアパート「清洲寮」を見た時は驚きました。
 
新宿からですと都営新宿線の各停に乗り九段下駅で下車。半蔵門線の押上方面に乗り換えて当駅下車です。あるいは都営新宿線の急行or各停に乗り、森下駅で都営大江戸線外回り(大門・六本木方面)に乗り換えて1駅目で下車すぐです。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り東京駅へ。東京メトロ丸ノ内線の池袋方面に乗車して大手町駅まで行き、半蔵門線の押上方面に乗り換えて当駅下車です。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅前にコンビニが複数あり、近くにスーパー「アブアブ赤札堂」もありますが、意外にも駅周辺に気軽に入れる飲食店が少ないです。チェーン店は清澄三丁目交差点の西約200mにある「デニーズ」くらいでしょうか。心配な場合は事前に用意しておきましょう。
 
大阪からの到達難易度もさほど高くありません。東京メトロ半蔵門線を乗り鉄される際は、ぜひ一度は清澄白河駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:東京都メトロのHP、「東京の橋」、「帝都を歩く」、配線略図.net、Google地図、Wikipedia)