清澄白河駅【東京都】(都営大江戸線。2018年ほか訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
東京都江東区北西部・深川地区の市街地にある都営大江戸線の駅で、木場車両検修場への引込線がある関係で当駅を始発・終着とする列車が設定されている運転上の主要駅、そして東京メトロ半蔵門線との乗換駅でもあり、近年はカフェの街・コーヒーの街としても知名度が上がっている
清澄白河駅 (きよすみしらかわえき。Kiyosumi-shirakawa Station) です。
 
尚、東京メトロ半蔵門線の清澄白河駅につきましては後日UP予定です。
 
 
駅名
清澄白河駅 (E 14)
 
所在地
東京都江東区
 
乗車可能路線
都営地下鉄:大江戸線【都営大江戸線】(大門方面両国方面 )
 
隣の駅
大門方・光が丘方……門前仲町駅
両国方・都庁前方……森下駅
 
乗換可能駅
東京メトロ:半蔵門線……清澄白河駅まで徒歩6分
 
訪問・撮影時
2018年2月、2019年7月
 
 

清澄白河駅の北口に相当するA2出入口です。北を望む。
左の道路は清澄通り(東京都道463号線)で、この地下を都営大江戸線が通っていて清澄白河駅もあります。
A2出入口は通りの東側に開口していて、手前にはスーパー「アブアブ赤札堂」があります。
また、通りを挟んで北西方(写真左奥)にはA1出入口があります。A1出入口は東京都交通局清澄庁舎ビルの敷地内にあります。
そして北側(写真奥)には小名木川が流れており、清澄通りには橋(高橋・たかばし)が架けられています。
駅北側は住宅街で、東方向は都営住宅など集合住宅が多く、西方向は中小の事業所が多数立地しています。
 
 

A2出入口の南側に位置する清澄三丁目交差点より南を望む。
手前(北側)~奥(南側)の道路が清澄通りで、その地下を都営大江戸線が通っています。
右(西)~左(東)の道路は清洲橋通り(都道474号)で、その地下を東京メトロ半蔵門線が通っていて、左側(東)に駅があります。
背後の少し離れた場所にA2出入口があり、交差点の先の左側にA3出入口(エレベーター併設)があります。
そして交差点の先の右側には清澄庭園、大正記念館があり、その西側には清澄公園があります。
駅周辺は下町風情の残る市街地で、駅前にはビルが多数立地していますが、全体的に商店はさほど多くありません。
また、駅の南東側には深川江戸資料館があり、その周囲には多数の寺院が立地しています。
そして、2015年にアメリカの「ブルーボトルコーヒー」が清澄白河に日本1号店を開店して以降、清澄白河はカフェの街・コーヒーの街として注目が集まっていて、おしゃれなカフェも多数立地するようになりました。ちなみに「ブルーボトルコーヒー」は交差点の南約550mの場所、平野交差点南側にあります。
 
 

清澄三丁目交差点より北を望む。
手前(南)~奥(北)の道路が清澄通りで、右(東)~左(西)の道路が清洲橋通りです。
背後にA3出入口があり、交差点の先の右側にA2出入口、左側にA1出入口があります。
ちなみにA1~A3出入口の全てから半蔵門線の清澄通り方面改札へ行けます。
交差点の北側も市街地で、前述のようにすぐ先で小名木川を渡ります。
 
 

清澄三丁目交差点の北西方より南東方を望む。
左手前(北)~右奥(南)の道路が清澄通りで、右手前(西)~左奥(東)の道路が清洲橋通りです。
交差点の先にある高層マンションの1階南側(右側)にA3出入口があります。
そして交差点の東側、清洲橋通りの南側には昭和8年に建てられたレトロなアパート「清洲寮」があります。寮と言っても学生寮や社員寮ではなく一般向けのアパートです。
 
 

A3出入口を南西方より望む。
手前(南)~奥(北)の道路が清澄通りで、その東側の高層マンション1階にA3出入口があります。
A3出入口の先には清澄三丁目交差点があります。
 
 

A3出入口の南側にある深川江戸資料館入口交差点より南を望む。
背後左側にA3出入口があります。手前(北)~奥(南)の道路は清澄通りです。
交差点の左(東)約150m先に深川江戸資料館があり、その手前に道本山霊厳寺があります。
そして清澄通りの西側(右)には清澄庭園があり、清澄庭園と清澄通りの間にはレトロなコンクリート長屋「旧東京市営店舗向け住宅」が並んでいます。「旧東京市営店舗向け住宅」は1923年に発生した関東大震災の震災復興事業として旧・東京市が1928年に建設したもので、写真の付近から南へ向けて約250m続いています。一部改築されたり取り壊された箇所もありますが、現在も店舗が入居している区画が一定数あり、一部は通常の住居としても利用されているようです。
 
 

地下1階、清澄三丁目交差点のほぼ真下にある改札の様子です。都営大江戸線の改札はこの1ヶ所です。
右側通路奥(北側)にA1・A2出入口が、背後(南側)にA3出入口(EV併設)と、その手前に半蔵門線清澄通り方面改札があります。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が正面方向と右の通路方向に設置されていて、左端には有人通路があります。
改札口の左手前には自動券売機があり、その左背後には駅長事務室があります。
トイレ・だれでもトイレは改札内にあります。
各ホームとの間には階段、エスカレーター(上りのみ)、エレベーターが設置されています。
尚、清澄白河駅構内には売店、コンビニはありません。ご注意下さい。
 
 

側壁に設置されている駅名標です。電照式です。
都営地下鉄の標準デザインで、上下に都営大江戸線のラインカラー(マゼンタ)が表示されています。
駅ナンバリングも表示されています (E 14)。
そして駅名標の下部には列車接近表示灯があります。
 
 

都営大江戸線の清澄白河駅は島式ホーム2面3線の構造で、地下2階にあります。
ちなみに都営大江戸線はコストの関係で小型車体を使用していて、それに伴いホームの天井も低いです。
右の島式ホームが右から1番線・2番線(内回り両国・都庁前方面)、左の島式ホームが右から3番線・4番線(外回り大門・六本木方面)の順で、2番線と3番線は線路(中線)を共用しています。主本線は外側の1番線・4番線で、内側の2番線・3番線は主に当駅始発・終着となる列車が使用します。
全番線にホームドアが設置されています。有効長は8両分です。
各ホームにはベンチ、飲料自動販売機があります。
写真は大門・光が丘方面を望む。
 
 

2番線より大門方・光が丘方を望む。
見づらいですが、右から内回り線(写っていません)、木場車両検修場への回送線(複線)、外回り線の順です。中線が回送線に通じていて、その手前に内外線との両渡り線もあります。
本線はこの先、深川地区を南北に通る清澄通りの地下を南下し、市街地を通って東京メトロ東西線との乗換駅である門前仲町駅へと至ります。
また、回送線(引込線)は約1.5km南東にある木場公園の地下に位置する木場車両検修場に通じています。距離の長い回送線で、木場車両検修場のすぐ南側には東西線の木場駅があります。
 
 

2番線より両国方・都庁前方を望む。
見づらいですが、右から外回り線、内回り線の順で、すぐ先で中線は内外線に合流します。
この先、深川地区を南北に通る清澄通りの地下を北上し、都営新宿線との乗換駅である森下駅へと至ります。
 
 
あとがき
私が都営大江戸線の清澄白河駅で下車(乗車)したのは2018年と2019年の計2度です。2018年は実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。そして2019年は半蔵門線と都営大江戸線の乗換のために利用しました。駅周辺は下町風情が残る市街地で、新しいマンションも混在していました。
 
新宿からですと新宿駅から都営大江戸線の六本木・大門方面(内回り)に乗り当駅下車です。または新宿西口駅から都営大江戸線の飯田橋・両国方面(外回り)に乗車して当駅下車です。新宿からほぼ正反対の位置にありますが、両国経由の方が3分ほど速いです。あるいは新宿駅から都営新宿線に乗り(急行もOK)、森下駅で都営大江戸線外回りに乗り換えて1駅目で下車です。乗換がスムーズであればこちらの方が速いです。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り東京駅へ。東京メトロ丸ノ内線の池袋方面に乗車して大手町駅まで行き、半蔵門線の押上方面に乗り換えて当駅下車すぐです。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅前にコンビニが複数あり、スーパー「アブアブ赤札堂」もありますが、意外にも駅周辺に気軽に入れる飲食店が少ないです。チェーン店は清澄三丁目交差点の西約200mにある「デニーズ」くらいでしょうか。心配な場合は事前に用意しておきましょう。
 
大阪からの到達難易度もさほど高くありません。都営大江戸線を乗り鉄される際は、ぜひ一度は清澄白河駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:東京都交通局のHP、「東京の橋」、「帝都を歩く」、地理院地図、Google地図、Wikipedia)