氷川台駅【東京都】(東京メトロ有楽町線、副都心線。2019年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
東京都練馬区東部の、石神井川のほとりに広がる住宅街に位置する東京メトロ有楽町線と副都心線が共用する駅で、氷川神社(通称:大氷川)への最寄駅である
氷川台駅 (ひかわだいえき。Hikawadai Station) です。
 
 
駅名
氷川台駅 (有楽町線…Y 05、副都心線…F 05)
 
所在地
東京都練馬区
 
乗車可能路線
東京メトロ:有楽町線副都心線 
 
隣の駅 (東京メトロ有楽町線東京メトロ副都心線共通)
和光市方………………平和台駅
新木場方・渋谷方……小竹向原駅 
 
訪問・撮影時
2019年8月
 
 

氷川台駅の西口に相当する1番出入口です。南を望む。
駅前道路(都道441号線)からやや奥まった位置に出入口がありますが、これは将来的に都道441号(通称:正久保通り)を拡幅する計画が存在しているためです(東京都市計画道路幹線街路放射第36号線。平和台駅との中間付近に位置する早宮一丁目以北は放射第35号線)。氷川台駅付近では工事があまり進捗していませんが、隣の平和台駅では環八通りのアンダーパスを建設中で、氷川台駅前も道路建設開始が迫っているものと思われます。都道の拡幅後は歩道に面した出入口になる予定で、左手前の駐輪場は放射第36号線の本道や歩道に転用される予定です。
 
 

1番出入口前より西を望む。左(南)に1番出入口があります。都道の拡幅後は風景が一変すること必至です。
この都道の地下に有楽町線・副都心線が通っていて氷川台駅があります。
駅周辺は郊外の雰囲気も感じる住宅街ですが、駅前には商店や飲食店が意外と多く立ち並んでいます。
尚、駅周辺は早い時期に住宅地化されていて畑は見られません。
 
 

1番出入口前より東を望む。右(南)に1番出入口があります。右側の駐輪場の用地は将来的に道路転用の予定です。
信号の先、左側の奥まった位置にはエレベーター出入口があり、さらに先の右側には2番出入口があります。
 
 

こちらは東口に相当する2番出入口です。南を望む。
道路計画の関係で、やはり奥まった位置に出入口があります。手前には道路転用が容易な駐輪場があります。
出入口の両隣には道路用地を外して店舗や集合住宅が建築されています。
 
 

2番出入口前より西を望む。左(南)に2番出入口があります。
こちら側は用地買収が進んでいるのか、広々とした感じです。
左側の歩道を進むと1番出入口で、その手前の都道右側にはエレベーター出入口があります。
 
 

2番出入口前より東を望む。右(南)に2番出入口があります。
東京都市計画道路幹線街路放射第36号線はそのまま直進して石神井川を渡る形で建設され、小竹向原駅の真上を通る道路と接続される予定です。
駅東側も住宅街で、スーパーは複数ありますがその他の商店は多くありません。
 
 

また、2番出入口の南側には石神井川が流れています。
写真左側(右岸)は桜並木になっていて、桜のシーズンには多くの花見客が訪れると思われます。
 
 

地下2階にある改札の様子です。氷川台駅の通常改札はこの1ヶ所です。
左側には1番出入口が、背後には2番出入口が、そして右手前にはエレベーター出入口があります。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が4通路あり、右端には窓口があります。
改札口の右手前には自動券売機があります。トイレ、多機能トイレは改札内にあります。
そして改札内には売店「METRO'S」があります。
地下3階にある各ホームとの間には階段、エスカレーター(上りのみ)、エレベーターが設置されていますが、2番線(和光市方面)へのエレベーターのみは用地の関係で改札内に設置できず、後述のエレベーター専用改札を利用する形になります。エレベーター専用改札は背後左側にあります。
 
 

こちらが2番線行きのエレベーター専用改札です。駅員無配置で、インターホンが設置されています。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が1通路あり、幅広通路となっています。
自動券売機については前述の通常改札前の設備を利用する形になりますが、すぐ近くにあります。但し、自動精算機がないので精算やチャージが必要な場合はインターホンで係員に連絡する必要がありますのでご注意下さい。
 
 

ホーム側壁に設置されている駅名標です。電照式です。
横長のタイプで、有楽町線のラインカラー(ゴールド)と副都心線のラインカラー(ブラウン)は駅番号を囲む○で使用されています。
そしてホーム側壁の帯の色は有楽町線が先に開業した経緯からゴールドになっています。
また、駅ナンバリングも併記されています (有楽町線…Y 05、副都心線…F 05)。
 
 

氷川台駅は相対式ホーム2面2線の構造で、地下3階にあります。
各ホームとも有効長は10両分で、ホームドアが設置されています。和光市方(写真奥)はカーブしています。
右が1番線で有楽町線・新木場方面と副都心線・渋谷方面、左が2番線で有楽町線、副都心線とも和光市方面・東武東上線方面です。
特に1番線は行先の違う電車が同じホームに発着するので電車の行先に注意が必要です。
ホームにはベンチ、飲料自動販売機が設置されています。
写真は和光市方を望む。
 
和光市方はこの先、住宅街を通り将来拡幅される予定の都道441号の地下を北西へ進み、環八通りとの交差部にある平和台駅へと至ります。
 
一方、新木場方・渋谷方はこの先、石神井川を渡り、道路用地となっている空地や住宅の地下を南東へ走ります。そして一旦板橋区に入って環七通りをくぐり、練馬区に戻って右から来た西武有楽町線と合流すると一大ジャンクション駅である小竹向原駅へと至ります。
 
 
あとがき
私が氷川台駅で下車(乗車)したのは2019年の1度きりです。実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。駅前は東京23区内の駅にしてはややローカルな印象も抱きましたが、現在事業中の東京都市計画道路幹線街路放射第36号線が完成すれば街の印象がガラッと変わるものと思われます。
 
新宿からですと新宿三丁目駅から東京メトロ副都心線の和光市方面各駅停車に乗り当駅下車。もし西武線直通電車にお乗りになった際は途中の小竹向原駅で下車して和光市方面行きの各駅停車にお乗り換え下さい。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り品川駅で下車。山手線外回り電車(渋谷方面)に乗り換えて池袋駅まで行き、南口を出て東京メトロ有楽町線の和光市方面各駅停車に乗り当駅下車。もし西武線直通電車にお乗りになった際は途中の小竹向原駅で下車して和光市方面行きの各駅停車にお乗り換え下さい。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅近くにコンビニがあり、駅前にスーパー「アコレ」「コモディイイダ」「サミットストア」「コープみらい」があります。飲食店も意外とチェーン店が多く、「マクドナルド」「松屋」「すき家」「やよい軒」「サイゼリヤ」があります。まぁ事前に用意しなくても大丈夫でしょう。
 
大阪からの到達難易度もさほど高くありません。東京メトロ有楽町線、副都心線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は氷川台駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:東京メトロのHP、地理院地図、Google地図、Wikipedia)