小竹向原駅【東京都】(東京メトロ有楽町線、副都心線、西武有楽町線。2018年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、東京都練馬区東部に位置する練馬区最東端の駅で、板橋区との境界にある東京メトロ有楽町線、副都心線、西武有楽町線の分岐駅である主要駅(東京メトロの管理駅)、
小竹向原駅 (こたけむかいはらえき。Kotake-mukaihara Station) です。

 

 

駅名

小竹向原駅 (有楽町線…Y 06、副都心線…F 06、西武有楽町線…SI 37)

 

所在地

東京都練馬区

(※) 駅構内は板橋区にもまたがっていますが、駅事務所が練馬区域にあるため、正式所在地は練馬区です。

 
乗車可能路線
東京メトロ:有楽町線副都心線
西武鉄道:西武有楽町線
 
隣の駅
東京メトロ有楽町線
和光市方……氷川台駅 (副都心線と共用)

新木場方……千川駅 (地下2階ホーム)

 

東京メトロ副都心線
和光市方……氷川台駅 (有楽町線と共用)
渋谷方………千川駅 (地下3階ホーム)

 

西武有楽町線

練馬方……新桜台駅

 

訪問・撮影時   2018年12月

 

 

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小竹向原駅の小竹町・羽沢・小茂根方面改札側にある1番出入口です。練馬区側の和光市方にあります。
小竹向原駅は東京メトロの管理駅ですが西武鉄道の駅もあるので駅名板には西武鉄道の社名も書かれています。
出入口の向こう側の建物は「有楽町・副都心線乗務管区」で、東京メトロの建物です。
1番出入口や南側にある2番出入口周辺は住宅街で、商店は少ないです。駅前広場は2番出入口の前に小規模なものがありますが、公園になっています。
写真手前側の地下に小竹向原駅があり、駅の上には要町通り(道路)がありますが、道路はこの付近でトンネルになっており、トンネルの上部は駐輪場や遊歩道、さらには練馬区立小竹小学校の敷地になっています。

 

 

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小竹町・羽沢・小茂根方面改札にて。駅員が配置されています。
交通系ICカード『PASMO』などに対応した自動改札機が並んでいます。左端の通路は有人改札口です。
改札口の左手前には自動券売機があります。トイレは改札内にあります。
尚、地下の改札外では小竹町・向原方面改札とつながっていません。入場券を購入してホームを通るか、地上へ出て遊歩道を東へ歩く事になります。

 

 

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こちらは小竹町・向原方面改札側にある3番出入口です。板橋区側の向原にあります。
写真中央の要町通りの左側には4番出入口があります。
小竹町・羽沢・小茂根方面改札側と比較するとビルが多く商店も多いです。
要町通りの地下に小竹向原駅があります。写真奥に前述の要町通りのトンネルがあります。トンネルの両側に歩道があり、トンネル上部にある遊歩道に繋がっています。遊歩道の先には2番出口と1番出口があります。

 

 

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小竹町・向原方面改札にて。こちらにも駅員が配置されていますが、始発~7:00と20:00~終電は無人となるので、インターホンが設置されています。
交通系ICカード『PASMO』などに対応した自動改札機が並んでいます。右端の通路は有人改札口です。
改札口の右側には自動券売機があります。トイレは改札内にあります。
また、改札内には駅事務所もありますが、この駅事務所の位置が練馬区内に位置するため、当駅の所在地は練馬区となります。

 

 

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小竹向原駅3番線の建植式駅名標です。他に吊下式、側壁埋込型の駅名標もあります。
有楽町線 (Y 06)、副都心線 (F 06)、西武有楽町線 (SI  37) すべての駅ナンバリングが表示されていて、賑やかです。
英語、中国語、韓国語も併記されています。下部には路線図、時刻表が設置されています。

 

 

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小竹向原駅は10両対応の島式ホーム2面4線の構造で、ホームドアが設置されています。
池袋方面~和光市方面の列車は緩急接続可能な配線です。
左から1番線~4番線の順で、原則として
1番線は和光市方面→新木場方面・渋谷方面
2番線は練馬方面・和光市方面→新木場方面・渋谷方面
3番線は新木場方面・渋谷方面→練馬方面・和光市方面
4番線は新木場方面・渋谷方面→和光市方面
の列車が使用します。内側2線のみが西武有楽町線に通じています。
ホームの和光市方・練馬方には小竹町・羽沢・小茂根方面改札への階段、エレベーターが、新木場方・渋谷方には小竹町・向原方面改札への階段、エレベーターが設置されています。
写真は新木場方、渋谷方を望む。

 

 

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新木場方、渋谷方を望む。
小竹向原駅からしばらくの間は3複線となりますが、渡り線が多数あります。
外から2番目の線路は副都心線で、池袋駅の手前まで有楽町線の下層を走ります。千川駅と要町駅は有楽町線ホームの真下にホームが設置されています。また、最も内側の線路と最も外側の線路は副都心線が下層へ潜った先で合流して有楽町線の千川駅へと至ります。
かつては外側の線路が副都心線にしか通じていませんでしたが、それでは和光市方面~新木場方面の列車と練馬方面~渋谷方面の列車の同時発車、同時到着ができないため運行上のネックとなり、線路と渡り線を増設して現在の配線となり、前記の列車の同時発車、同時到着が可能となりました。また、最も内側の2線は新木場方面~練馬方面の列車が走行する本線ですが、当駅を始発・終着とする列車や千川駅始発列車の留置にも使用されます。

 

 

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2番線より和光市方、練馬方を望む。
写真の線路(2番線)と左側の線路(3番線)は西武有楽町線に通じています。
外側の1番線(右端)と4番線(左端)が和光市方面に通じていて、有楽町線と副都心線は複線を共用しています。
ホーム終端部のすぐ先に1番線から2番線と3番線から4番線への渡り線があり、和光市方面の列車は全てのホームに発着可能ですが、西武有楽町線の列車は内側の2番線、3番線しか発着できません。
この先、有楽町線と副都心線は北西へと進み氷川台駅へと至ります。西武有楽町線は左はカーブして有楽町線・副都心線の和光市方面線路を地下でオーバークロスして南西に向かい、新桜台駅へと至ります。

 

 

あとがき

私が小竹向原駅で駅の外に出たのは2004年、2008年、2018年の計3度です。その他にも改札は出ませんでしたが乗換のために何度も下車(乗車)しています。2004年は有楽町線新線(当時。現在は副都心線)の乗りつぶしのため、2008年(2月)はその有楽町線新線の乗り納めのため、そして2018年は実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。2008年から2018年の間に、配線改良工事が行われました。乗換客は多いですが、乗降客はそれほど多くはなく、駅前は商店が少なく住宅街の様相でした。また、駅周辺は台地で、起伏が大きかったです。
 
新宿からですと山手線などJR線で池袋駅まで行き、東京メトロ有楽町線または副都心線に乗り換えて当駅下車です。Fライナーも停車します。または新宿三丁目駅から東京メトロ副都心線に乗車しても到達可能です。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線で品川駅または東京駅まで行き、山手線に乗り換えて池袋駅まで行きます。そして東京メトロ有楽町線または副都心線に乗り換えて当駅下車です。もしくは東京駅から東京メトロ丸ノ内線に乗り池袋駅で有楽町線または副都心線に乗換、有楽町駅で有楽町線に乗換、でもOKです。じゅうぶん日帰り訪問できます。

 

食料・飲料について、駅前にコンビニがあり、向原方面出口近くにはスーパーやファミリーレストラン(ジョナサン)がありますが、意外と気軽に入れる飲食店は少ないです。心配な場合は事前に用意しておきましょう。

 

大阪からの到達難易度もそう高くありません。東京メトロにご乗車の際はぜひ一度、小竹向原駅でも駅の外へ出られてみて下さい!

 

(参考:東京メトロのHP、Google地図、Wikipedia)