武蔵関駅【東京都】(西武新宿線。2018年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
東京都練馬区南西端の住宅街に位置する西武新宿線の駅で、東京23区(東京都区部)の最西端の駅である
武蔵関駅 (むさしせきえき。Musashi-Seki Station) です。
 
 
駅名
武蔵関駅 (SS 14)
 
所在地
東京都練馬区
 
乗車可能路線
西武鉄道:新宿線
 
隣の駅
西武新宿方……上石神井駅
本川越方………東伏見駅
 
訪問・撮影時
2018年2月
 
 

武蔵関駅の南口です。武蔵関駅は地平駅で、1966年に橋上駅舎化され、リニューアルされて現在に至ります。橋上駅舎は南北自由通路を兼ねています。
改札階との間には階段、エスカレーター(上りのみ)、エレベーターが設置されています。
出入口の東隣(右側)には建屋があり、「秩父そば」などの商店が入居しています。
尚、まともな駅前広場は整備されておらず、駅前の道路を拡幅した部分にバス・タクシーの停車スペースが設けられているのみです。
バスが停車すると車同士のすれ違いが難しくなり、また駅舎と反対側にバスが停車する事から、危険防止のために警備員が常駐しています。
 
 

南口駅前の様子です。西を望む。
駅周辺は住宅街ですが、西へ向けて商店街(武蔵関駅前通り商店街)などが形成されています。
この商店街を通り西へ約700m進むと大きな池のある武蔵関公園にたどり着きます。
また、駅の南東約300mの場所には、たびたびテレビで登場しているスーパー「アキダイ関町本店」があります。
そして、南口周辺にはアニメーション関連企業が多く立地しています(「ぎゃろっぷ」など)。
 
 

こちらは武蔵関駅の北口です。1978年に開設され、橋上駅舎と4階建ての駅ビルが一体になっています。
駅ビルは西武系の商業施設「エミオ武蔵関」で、スーパーや飲食店などのテナントが入っています。
駅ビル内に橋上階への出入口があり、階段とエレベーターが設置されています。
そして駅ビルの左側(東側)には「ロータスロード」という商業ビルがあり、こちらも改札階と直結しています。
尚、北口には駅前広場が全くなく、バスも乗り入れていません。東側を通る南北の道路上にバス停留所があります。
 
 

北口駅前の様子です。東を望む。
こちら側も周辺には住宅街が広がっていますが、東側へ向けて商店街(武蔵関駅北口商店会)が形成されています。
西へ約200mの場所には法燿山本立寺があり、毎年12月9日と10日に開催され、300以上の露店で賑わう「関のボロ市」で有名です。
また、北口の東側には上智大学石神井キャンパスや日本カトリック神学院が、駅の西側には東京女子学院中学校・高等学校や東京都立石神井高等学校があります。
そして、駅の北側すぐの場所には石神井川が流れています。
 
 

改札口の様子です。武蔵関駅の改札口はこの1ヶ所です。左が南口、右が北口と「エミオ武蔵関」です。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が並んでいて、左端にはカウンター形式の窓口兼有人通路があります。
改札口の左手前には自動券売機があります。トイレ、多機能トイレは改札内に設置されています。
地平の各ホームとの間には階段、エスカレーター(上り方向。2番線は初電車~9:00まで下り運転)、エレベーターが設置されています。
そして背後(改札外)には西武系のコンビニ「トモニー(ファミリーマート)」と、「オーブンフレッシュカフェ」があります。
 
 

ホーム側壁に設置されている路線図、時刻表と一体になった駅名標です。電照式です。
西武の標準デザインで、駅ナンバリングも併記されています (SS 14)。
 
 

武蔵関駅は相対式ホーム2面2線の地平構造で、東西方向にホームが延びています。
右(南)が1番線で下り本川越方面、左(北)が2番線で上り高田馬場・西武新宿方面です。
準急が停車する関係で有効長は10両対応となっていて、上屋は各ホームとも全10両分設置されています。
ホームにはベンチ、飲料自動販売機が設置されています。西武新宿寄り(写真奥)の上空に橋上駅舎があります。
また、武蔵関駅を含む井荻駅~東伏見駅の間は高架化が予定されていて、高架化後は島式ホーム1面2線に変更される予定です。
写真は西武新宿方を望む。
 
 

西武新宿方を望む。
この先、わずかに畑も残る住宅街の中をほぼ一直線に東南東へ走り、急行停車駅かつ車庫併設駅である上石神井駅へと至ります。
 
 

本川越方を望む。右側に前述の本立寺が見えます。
この先、左(南)を流れる石神井川に沿って住宅街の中を西北西へ走り、左に見える武蔵関公園を過ぎると西東京市へ入り、ダイドードリンコアイスアリーナの北側を通って東伏見駅へと至ります。
 
 
あとがき
私が武蔵関駅で下車(乗車)したのは2018年2回の計2度です。2018年の1回目は実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。そして2回目は弟夫婦と食事をするために当駅を利用しました。急行通過駅ですが駅前が意外と栄えていて驚きました。また、2019年現在において西武新宿線の23区内にある急行通過駅で唯一、ホームの長さが10両分ある駅です(10両編成の準急が停車するため)。
 
新宿からですと西武新宿駅から西武新宿線の各駅停車に乗り当駅下車。もしくは山手線で高田馬場駅まで行き、西武新宿線の各駅停車に乗り換えて当駅下車です。日中の場合、もし先発列車が急行の場合は乗車して、鷺ノ宮駅で各駅停車に乗り換えれば武蔵関駅に早く到着します。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り品川駅または東京駅で下車、山手線(品川乗換…外回り、東京乗換…内回り)に乗り換えて高田馬場駅で下車して、以降は上記のルートで到達できます。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅や駅前にコンビニがあり、スーパーは北口の「エミオ武蔵関」内に「三徳」が、南口から約150m南に「ピアゴ」が、約250m南に「アキダイ」があります。一方、駅周辺に気軽に入れる飲食店は少なく、チェーン店は「エミオ武蔵関」内にある「モスバーガー」、南口駅前の「松屋」「らぁめん花月嵐」くらいでしょうか。心配な場合は事前に用意しておきましょう。
 
大阪からの到達難易度はやや高いですが、西武新宿線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は武蔵関駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:西武鉄道のHP、Google地図、Wikipedia)