新板橋駅【東京都】(都営三田線。2019年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
東京都板橋区南東部の市街地にある都営三田線の駅で、埼京線の板橋駅との正式な乗換駅であるものの、両駅の距離は400mほど離れていて便利とは言えない面もある、
新板橋駅 (しんいたばしえき。Shin-itabashi Station) です。
 
 
駅名
板橋区役所前駅 (I 17)
 
所在地
東京都板橋区
 
乗車可能路線
都営地下鉄:三田線【都営三田線】
 
隣の駅
目黒方…………西巣鴨駅
西高島平方……板橋区役所前駅
 
乗換可能駅
JR東日本:埼京線……板橋駅まで徒歩12分
(※) 埼京線・池袋~赤羽の正式路線名称は「赤羽線」です。
 
訪問・撮影時
2019年7月
 
 

新板橋駅の北東口に相当するA1出入口です。東を望む。高台にあります。
右側には国道17号線(中山道)と、その高架部に首都高速中央環状線(C2)が通っていて、この地下に新板橋駅があります。
そして、中山道の北側歩道に面して開口しています。
年季の入った建物内に出入口があります。この建物2階は事務所か機器室か、いずれにしても一般客は入れません。
 
 

A1出入口前より北を望む。右(東)がA1出入口の建物です。
北側は石神井川の谷で中山道より一段低くなっていて、さらに中山道が築堤高架になっていて高低差が大きいです。
駅北側には駅前を感じさせない雰囲気の住宅街が広がっています。商店は少ないです。
 
 

そしてA1出入口から70mほど東へ進むと、中山道が埼京線(赤羽線)を跨ぎます。
三田線の駅も埼京線の駅もこの地点に寄せてくれたら乗換が便利になるのに…と思ってしまいます。
ちなみに陸橋から50mほど東へ進むと北区で、滝野川地区の住宅街が広がっています。
 
 

A1出入口前より西を望む。歩道の右側(北)にA1出入口があり、左側の道路は中山道で地下に新板橋駅があります。
中山道沿いにはビルやマンションが立ち並んでいますが、A1出入口付近には商店がほとんど見られません。
そして中山道の左側(南側)には後述のA2出入口があります。
 
 

こちらは中山道南側にあるA2出入口です。北を望む。中山道の高架下に出入口があります。
改札口はさらに下層にありますが、A2出入口とA1出入口にはエレベーターが設置されていません。
このA2出入口はJR埼京線の板橋駅に最も近い出入口です。
 
 

A2出入口より南を望む。中山道の歩道より撮影。真下にA2出入口があります。
この道路を南(写真奥)へひたすら歩き、突き当たりを左折すると板橋駅に着きます。約400m、徒歩7~8分程度です。
周辺にはマンションやビルが立ち並んでいます。新板橋駅前には商店が見られませんが、板橋駅へ近づくにつれて賑やかになってきて、商店や飲食店が増加します。
 
 

こちらは新板橋駅の西口に相当するA3出入口です。西を望む。
右隣にエレベーター出入口が追設されています。
北側(西側)に中山道が通っています。背後(東側)の離れた場所にA1、A2出入口があります。
駅西側はビル街で、中山道の北側(写真右)は主に住宅街です。北側は前述のように高低差があります。
中山道の北側にはスーパー「ライフ」があります。
 
 

A3出入口前より南を望む。この道路を進み、突き当たりを右折するとJR板橋駅方面へ行けます。
周辺にはビルやマンションが立ち並び、商店も点在していますが人通りはさほど多くありません。
 
 

A1、A2出入口に近いJR板橋駅・滝野川方面改札の様子です。目黒寄り(東側)の地下1階にあります。
右側にA1出入口が、左側にA2出入口がありますが、ともにバリアフリー非対応です。
左奥(板橋1丁目方面改札)へ向かう地下通路を進むと、エレベーター併設のA3出入口があります。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が設置されていて、右端は有人通路です。
改札口の右手前には自動券売機があります。トイレ・だれでもトイレはホームの西高島平方に設置されています。
こちらの改札口とホームとの間には階段しかありません。エレベーターは後述の板橋1丁目方面改札側にあります。
ちなみに新板橋駅構内には売店・コンビニが存在しません。ご注意下さい。
 
 

こちらはA3出入口に近い板橋1丁目方面改札の様子です。西高島平寄り(西側)の地下1階にあります。
駅員無配置で、インターホンでの対応となります。
背後にA1出入口があり、右側(JR板橋駅・滝野川方面改札)へ向かう地下通路沿い(すぐ近く)に地上のA3出入口横に出られるエレベーター出入口があります。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が設置されていて、左端はインターホン対応通路です。
改札口の左手前には自動券売機があります。改札内には駅長事務室があります。
ホームとの間には階段、エスカレーター(上りのみ)、エレベーターが設置されています。
 
 

2番線側壁に取り付けられている駅名標です。電照式です。
都営地下鉄の新デザインで、上下に都営三田線のラインカラー(ブルー)が表示されています。
駅ナンバリングも併記されています (I 17)。
 
 

新板橋駅は島式ホーム1面2線の構造で、地下2階にあります。
左が1番線で目黒方面、右が2番線で西高島平方面です。ホームにはベンチがあります。
写真は目黒方を望む。
 
 

目黒方を望む。
新板橋駅のホーム有効長は8両分ありますが、現在使用されているのは西高島平方(手前側)の6両分のみです。ホームドアもその6両分のみ設置されていて、使用されていない目黒方の2両分は壁になっています。この部分には現在、柵が設置されていて立入禁止です。今後、8両化に伴い残り2両分にもホームドアが設置されると思われます。
 
目黒方はこの先、右へカーブしてJR埼京線をくぐってから北区に入り、中山道の地下を南東へ進みます。そして高架を走っている首都高中央環状線が左へ離れると豊島区に入り、西巣鴨駅へと至ります。
 
 

西高島平方を望む。ホーム端にトイレ・だれでもトイレがあります。
この先、中山道の地下を西北西へ進み、板橋警察署の手前で右へカーブすると板橋区役所前駅へと至ります。
 
 
あとがき
私が新板橋駅で下車(乗車)したのは2008年と2019年の計2度です。2008年は埼京線と都営三田線の乗換のため、そして2019年は実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。駅南側が市街地、駅北側が住宅地で、北側は少し先で標高が低くなっており、見晴らしが良かったです。
 
新宿駅からですと山手線外回り(池袋・上野方面)に乗り巣鴨駅で下車。巣鴨駅から都営三田線の西高島平方面(西高島平行きor高島平行き)に乗車して当駅下車です。また、新宿駅から板橋駅まで埼京線に乗り、板橋駅で下車して徒歩でアクセスしてもOKです。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り品川駅or東京駅へ。品川駅からですと山手線外回り、東京駅からですと山手線内回りに乗り換えて巣鴨駅まで行き、以降は上記のルートで到達できます。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅前にコンビニが複数あるものの、駅周辺に飲食店は少ないです。JR板橋駅西口駅前には多数ありますが、気軽に入れるチェーン店は「ガスト」「松屋」「日高屋」くらいでしょうか。心配な場合は事前に用意しておきましょう。
 
大阪からの到達難易度もさほど高くありません。都営三田線を乗り鉄される際は、ぜひ一度は新板橋駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:東京都交通局のHP、地理院地図、Google地図、Wikipedia)