市川駅【千葉県】(総武快速線、中央・総武緩行線。2018年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
千葉県市川市西部に広がる市街地に位置する総武本線(総武快速線と中央・総武緩行線)の快速停車駅で、市川市の代表駅でもある
市川駅 (いちかわえき。Ichikawa Station) です。
 
 
駅名
市川駅 (総武快速線…JO 24、中央総武緩行線…JB 27)
 
所在地
千葉県市川市
 
乗車可能路線・系統
JR東日本:総武快速線中央・総武緩行線(中央・総武線各駅停車)
 
隣の駅
総武線快速
東京方……新小岩駅 (東京都)
千葉方……船橋駅
 
中央・総武緩行線
御茶ノ水方……小岩駅 (東京都)
千葉方…………本八幡駅
 
訪問・撮影時
2018年12月
 
 

市川駅の北口です。市川駅は高架駅で、1972年の複々線化(錦糸町~津田沼)と同時に高架化されました。
駅舎は高架下の少し高い位置にあり、駅外とは階段とエレベーターで結ばれています。
また、高架下にはJR東日本系の商業施設「Shapo(シャポー)市川」が入っています。
駅前にはロータリー、バスターミナル、タクシー乗り場を有する駅前広場が整備されています。
また、駅出入口とバスターミナルの間には屋根が設置されています。
 
 

北口駅前の様子です。
駅周辺は市街地で、「ダイエー」などの商業施設をはじめ、多くの商店が立ち並んでいます。
また、駅前の上部に「ヤマザキ」と書かれたビルは「サンプラザ35ビル(ヤマザキプラザ市川)」で、あの山崎製パンのビルで、系列のコンビニ「デイリーヤマザキ」などの本社が入っています。ちなみに、市川は山崎製パンの創業の地です。北口駅前(駅のごく近く)のコンビニは「デイリーヤマザキ」ばかりで、他のコンビニは「デイリーヤマザキ」に忖度しているのか、北口駅前には出店していません。
そして、駅から離れると住宅街が広がっています。北東へ約600mの場所には京成本線の市川真間駅があります。
 
 

こちらは南口です。駅前に2層構造(2階と3階)のペデストリアンデッキが設置されています。
コンコース階との段差は階段、エスカレーター、エレベーターで解消しています。
こちら側にもロータリーを有する駅前広場が整備されていて、バスターミナルも併設されています。
 
 

南口駅前の様子です。
駅前には再開発により2棟のタワーマンションをはじめ商業施設、公共施設などもある複合施設(I-linkタウンいちかわ)が誕生しています。
しかし北口側ほど市街地化はされておらず、駅近くまで住宅街が迫っています。
尚、南口側には「デイリーヤマザキ」は出店しておらず、他のコンビニばかりとなっています。
 
 

中央改札の様子です。現在、改札口はこの1ヶ所です。左が北口で右が南口です。
交通系ICカード『Suica』などに対応の自動改札機が並んでいて、左端に有人通路があります。
背後には自動券売機、指定席券売機と『みどりの窓口』があります。そして右背後には商業施設「シャポー市川」があります。
トイレ、多機能トイレは改札内にあります。
また、改札口の右(南)手前にはJR東日本系のミニコンビニ「ニューデイズ」があり、北口出入口脇には売店「ニューデイズ」があります。
そして高架の各ホームとの間には階段、エスカレーター(上下方向)、エレベーターが設置されています。
 
 

総武快速線ホームの駅名標です。電照式で、バックライトはLEDです。
JR東日本の標準タイプのデザインで、総武快速線の青のラインカラーが表示されています。
そして駅ナンバリングも併記されています (JO 23)。
 
 

こちらは中央・総武緩行線(中央・総武線各駅停車)ホームの駅名標です。
ラインカラーはイエロー(黄)で、駅ナンバリングも総武快速線とは違います (JB 27)。
 
 

市川駅は島式ホーム2面6線の高架駅で、左の総武快速線ホームは15両対応、右の総武緩行線ホームは10両対応です。
 
発着番線ですが、写真右(南側)から1番線~4番線の順です。
1番線は中央総武緩行線の西行、両国・秋葉原・御茶ノ水・三鷹方面、
2番線は中央総武緩行線の東行、津田沼・千葉方面、
3番線は総武快速線の上り、東京・横須賀線方面、
4番線は総武快速線の下り、千葉・房総方面、
です。
快速線ホーム・3番線と4番線の両外側には通過線が敷設されていて、快速電車が特急『成田エクスプレス』などを待避する場面が日常的に見られます。
 
ホーム上屋は快速線は東京方(手前側)14両分、緩行線は全10両分設置されています。
また、各ホームともベンチと飲料自動販売機があり、3・4番線ホームにはミニコンビニ「ニューデイズ」と「Suica」専用グリーン券売機があります。
写真は快速3番線ホームより銚子方・千葉方を望む。
 
 

東京方(快速線)、御茶ノ水方(緩行線)を望む。左2線(南)が緩行線、右側(北)が快速線の線路別複々線です。
この先、住宅街の中を高架区間で北西へ走り、江戸川を渡ると東京都江戸川区へ入ります。その後は大きく左へカーブして針路を南西へ変えると小岩駅へと至ります。
ちなみに快速線の次の停車駅は新小岩駅です。
 
 

千葉方(緩行線)・銚子方(快速線)を望む。右2線(南)が緩行線、左側(北)が快速線の線路別複々線です。
この先、市街地の中を高架区間で南東へ走り、国道298号線、東京外環自動車道(地下を走行)を跨ぐと市街地に入って都営新宿線との乗換駅である本八幡駅へと至ります。
ちなみに快速の次の停車駅は船橋駅です。西船橋駅も通過しますのでご注意下さい。
 
 
あとがき
私が市川駅で下車(乗車)したのは2018年の1度きりです。実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環とは別に、都内に近い駅なので下車しました。駅構内は広く、駅前も市の代表駅としては不足ない市街地の風景です。乗車人員は隣の本八幡駅に迫られていますが、かろうじて市川駅の方が多く(どちらも6万人台)、快速停車駅として、そして市の代表駅としての面目を保っています。但し反対側の隣駅である小岩駅(東京都。各駅停車のみ停車)の乗車人員の方が多いのですが…。
 
新宿駅からですと中央線快速電車に乗り御茶ノ水駅で下車、総武緩行線の千葉方面各駅停車に乗り継いで当駅下車です。また、中央・総武緩行線電車に乗ると乗換なしで到達可能です。尚、錦糸町駅で快速に乗り換えると市川駅に先着できるケースもありますが、乗換時間・快速待ち時間のロスの度合いによりそのまま各駅停車に乗り続けた方が早いケースもあります。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り品川駅または東京駅で下車、横須賀線~総武快速線の津田沼以遠行きに乗り当駅下車です。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅構内にコンビニ「NewDays」があり、駅前にもコンビニが複数あります。また、飲食店やカフェも駅構内商業施設「シャポー市川」内や駅前にチェーン店を含めて多数あり、食事には困りません。事前に用意しなくても大丈夫です。
 
大阪からの到達難易度もさほど高くありません。総武快速線、中央・総武緩行線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は市川駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:JR東日本のHP、Google地図、Wikipedia)