成城学園前駅【東京都】(小田急小田原線。2019年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。


今回の【駅】コーナーは、
東京都世田谷区西部の高級住宅街も有する成城地区にある小田急小田原線の主要駅で、駅名が示すように成城大学など成城学園の学校が駅近くにあり、他にも学校が多く朝は学生でごった返す、
成城学園前駅 (せいじょうがくえんまええき。Seijogakuen-mae Station) です。
 
 
駅名
成城学園前駅 (OH 14)
 
所在地
東京都世田谷区
 
乗車可能路線
小田急電鉄:小田原線
 
隣の駅
新宿方………祖師ヶ谷大蔵駅 (2020年2月22日頃UP予定)
小田原方……喜多見駅
 
訪問・撮影時
2019年7月
 
 

成城学園前駅の北口です。成城学園前駅は地下駅で、2002年に地下化され、2004年に複々線化されました。
ホームの直上に駅ビルがあり、1階に駅舎・改札口があります。
駅ビルは小田急の商業施設「成城コルティ」が入居しています。
尚、北口には駅前広場は存在せず、駅ビルの前に歩行者用のスペースがあるのみです。
 
 

北口駅前の様子です。北方を望む。駅前には緑が多いです。
駅前には商店が多く立地しています。中写真右手前(東側)には高級スーパー「成城石井」の成城店(本店?)があります。
また、駅の北側には一戸建て住宅主体の住宅街が広がっており、いわゆる高級住宅街も見られます。
そして駅の北東側には成城学園(成城幼稚園・成城学園初等学校・成城学園中学校高等学校・成城大学)があります。成城学園駅は成城学園の要請を請ける形で設置された駅で、駅開業前より当地に成城学園がありました。西武の大泉学園駅などどは逆のパターンです。
 
 

こちらは南口です。駅前通りの奥に駅ビルがあります。
駅前通りは車両通行止めになっていて、事実上、歩行者用の駅前広場となっています(こちら側にも自動車乗入可能な駅前広場はありません)。
そして北口ほど緑は多くありません。
 
 

南口駅前の様子です。南東方を望む。
北口側と比較して南口側には大衆向けの店舗が多い印象ですが、南側にも高級住宅街が見られます。
 
 

中央改札口の様子です。左が南口、右が北口です。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が並んでいて、右端にはカウンター形式の有人通路があります。
改札口の右手前には窓口と自動券売機があります。トイレ、多機能トイレは改札内にあります。
改札内コンコースは広く、西口側と共用です。
改札階と地下の各ホームとの間は階段、エスカレーター(上下方向)、エレベーターで結ばれています。
また、自動券売機の右側(北側)には売店「Odakyu SHOP」があります。
そして背後(東側)は「成城コルティ」で、1階にはスーパー「Odakyu OX」などが入居しています。
 
 

こちらは西口です。写真奥、駅ビルの西端1階に出入口、改札口があります。
駅前にはバスターミナルが整備されています。
そして駅前には集合住宅が立ち並んでいて商店も見られますが、南口や北口と比較して人通りは少ないです。
 
 

西口改札口の様子です。駅員は配置されておらず、代わりにインターホンが設置されています。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が並んでいて、左端はインターホン対応通路です。
改札口の左手前には自動券売機があります。改札内コンコースは中央口側と共用です。
また、改札外右側にはミニコンビニ「セブンイレブン」があります。
そして背後の西口出入口南側には小田急系の蕎麦屋「箱根そば」があります。
 
 

吊下式の駅名標です。電照式です。
小田急の新デザインで、駅ナンバリングも併記されています (OH 14)。
 
 

成城学園前駅は、10両対応・島式ホーム2面4線の地下(掘割・半地下)構造で、東西方向にホームが延びています。
左から1番線(下り小田原方面緩行線)、2番線(下り急行線)、3番線(上り新宿方面急行線)、4番線(上り緩行線)の順です。
緩行線ホームには各停・準急のみが発着し、その他の上位種別は急行線ホームに発着します。
ホームにはベンチ、空調完備の待合室が設置されています。
写真は小田原方を望む。
 
 

新宿方を望む。代々木上原駅まで複々線区間が続きます。内側2線が急行線、外側2線が緩行線です。
この先、上り勾配ですぐに地上へ出て、一気に高架区間になります。その後は住宅街の中を東北東へ走り、祖師ヶ谷大蔵駅へと至ります。
 
 

小田原方を望む。駅の先に複数の渡り線があります。
こちらはトンネル出口まで少々距離があります。また、トンネル出口手前で喜多見検車区への出入庫線が複々線の外側へ分岐します。
地上区間に出ると高架区間になり、下り勾配で西南西へ進み野川を渡ります。その直後に、喜多見検車区への出入庫線が本線をオーバークロスして右(北)にある喜多見検車区へと離れます。そして本線はそのまま高架で住宅街の中を直進し、喜多見駅へと至ります。
 
 
あとがき
私が成城学園前駅で下車(乗車)したのは2019年の1度きりです。実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。綺麗な地下駅で乗降客が多く、特に北口駅前は高級住宅街の玄関口の雰囲気を感じられました。
 
新宿駅からですと小田急小田原線の急行に乗車して当駅下車です。快速急行は当駅を通過しますのでご注意下さい。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り東京駅へ。中央線快速(東京駅)に乗り換えて新宿駅まで行き、以降は上記のルートで到達できます。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅にはコンビニと売店があり、駅前にもコンビニが複数あります。スーパーは駅ビル内に「Odakyu OX」が、北口駅前に「成城石井」の本店があります。飲食店は駅の「成城コルティ」内や駅前にチェーン店を含めて多数あります。は事前に用意しなくても大丈夫でしょう。
 
大阪からの到達難易度もさほど高くありません。小田急小田原線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は成城学園前駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:小田急電鉄のHP、Google地図、Wikipedia)