八広駅【東京都】(京成押上線。2019年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
東京都墨田区北東部の荒川沿いに広がる住宅地の中にある京成押上線の駅、
八広駅(やひろえき。Yahiro Station)です。
 
 
駅名
八広駅 (KS 47)
 
所在地
東京都墨田区
 
乗車可能路線
京成電鉄:押上線
 
隣の駅
押上方……京成曳舟駅
青砥方……四ツ木駅
 
訪問・撮影時
2019年2月
 
 

八広駅の南西側(押上方)出入口です。八広駅は2001年に高架化を伴う駅改良工事が完成しました。
ホームは3階にあり、その下の2階に駅舎・改札口があります。1階は駐輪場やドラッグストアなどのテナントになっています。
写真は南西方の出入口で、ドラッグストアの右側(南東側)にあり、改札階とを結ぶ階段、エレベーターは通路の先にあります。
また、八広駅南西方の出入口は駅前を北西~南東に通る「ゆりのき橋通り」(都道449号線)に面しています。
尚、南西側には駅前広場が整備されていません。バス停留所は出入口手前にあります。
 
 

南西方出入口前の様子です。南東を望む。
駅周辺は住宅街で、密集度が高いです。写真の「ゆりのき橋通り」沿道には商店も見られます。
また、背後の北西側も似たような街並みです。北西側へ1km少々進むと東武スカイツリーラインの鐘ヶ淵駅にたどり着きます。
 
 

こちらは北東側(青砥方)出入口です。北西側より南東方を望む。
北西側、南東側に開口していて、その間の高架下に改札階とを結ぶ階段、エスカレーター(上りのみ)、エレベーター(南西方出入口と共用)が設置されています。
南西方の出入口とは高架下の通路でつながっています。
また、出入口手前に申し訳程度の広さの駅前広場があります。自動車は乗り入れできません。
 
 

北東方出入口前の様子です。北西を望む。
こちらは北西側も南東側も駅前まで住宅街が迫っています。商店は少ないです。道路は狭く、自動車の通行は困難です。
また、北東(写真右)へ約100mの場所には荒川の堤防(土手)があります。
 
 

2階にある改札口です。八広駅の改札口はこの1ヶ所です。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が設置されていて、左端の通路は窓口兼有人改札です。
左手前には自動券売機があります。トイレ、多機能トイレは改札内に設置されています。
また、改札外の右背後にはミニコンビニ「ファミリーマート」があります。
改札口の右側には南西側出入口に通じる階段と両側出入口に通じるエレベーターが、左背後には北東側出入口に通じる階段、エスカレーター(上りのみ)が設置されています。
 
 

青砥方面ホームにある吊下式の駅名標です。電照式です。
京成の新デザインで、地味ながらもスッキリとしたデザインです。
駅ナンバリングも併記されています (KS 47)。
 
 

八広駅は単式ホーム1面、島式ホーム1面の、計2面3線の高架構造で、ホームはカーブしています。
右の単式ホームが1番線、左の島式ホームが右から2番線、3番線の順です。
 
基本的に1番線が上り押上方面、2番線が下り主本線で青砥方面、3番線が下り副本線で予備ホームですが、平日朝ラッシュ時は1番線が上り通過線、2番線が上り副本線(待避線)、3番線が下り全列車使用になり、平日夕ラッシュ時は1番線が上り全列車使用、2番線が下り通過線、3番線が下り待避線になります。時間帯によって柔軟に運用しています。
 
ホームは8両対応で、上屋は各ホームとも中央の6両分に設置されています。
各ホームにはベンチと飲料自動販売機が設置されています。
そして各ホームと改札階との間は階段、エスカレーター(上りのみ。但し2、3番線は16時以降下り運転)、エレベーターで結ばれています。
写真は青砥方を望む。
 
 

押上方を望む。天気が良ければ右前方の高層住宅上方に東京スカイツリーが見えます。
この先、高架区間で住宅街の中を南西へ走り、明治通りを越えると京成曳舟駅へと至ります。
 
 

青砥方を望む。
この先、すぐに荒川を渡り、葛飾区へ入ります。荒川を渡り終えると続けて中川を渡り、首都高速中央環状線(C2)をくぐると、漫画・アニメ「キャプテン翼」とのコラボで注目を集めている四ツ木駅へと至ります。
 
 
あとがき
私が八広駅で下車(乗車)したのは2019年の1度きりです。実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。駅自体は近代的な高架構造ですが、駅前は商店も少なく、下町の住宅密集地でした。一部を除き道路も狭かったです。
 
新宿駅からですと都営新宿線の本八幡方面の急行or各停に乗車して馬喰横山駅で下車、都営浅草線の京成押上線直通列車(京成線内普通のみ)に乗り換えて当駅下車です。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り東京駅まで行き、山手線内回り(池袋方面)に乗り換えて日暮里駅で下車(京浜東北線は日中の快速運転時、日暮里駅を通過するので注意)。そして京成本線列車に乗り換えて青砥駅まで行き(料金不要種別は全て青砥駅に停車)、さらに押上線の押上方面普通列車に乗り換えて当駅下車です。遠回りですが運賃的は節約できます。または新幹線を品川駅で下車して山手線などで品川駅まで行き、都営浅草線の京成押上線直通列車(京成線内普通のみ)に乗り換えて当駅下車です。こちらは乗換が楽なルートです。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、ミニコンビニは駅構内改札外にあり、普通のコンビニは駅の南約200mの場所にあります。一方、気軽に入れる飲食店は少なく、駅近くにチェーン店はありません。事前に用意しておいた方が無難でしょう。
 
大阪からの到達難易度もさほど高くありません。京成押上線を乗り鉄される際は、ぜひ一度は八広駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:京成電鉄のHP、Google地図、Wikipedia)