今回の【駅】コーナーは、
神奈川県川崎市多摩区北部の多摩川に近い住宅街にある南武線の駅、
中野島駅(なかのしまえき。Nakanoshima Station)です。
駅名
中野島駅 (JN 15)
所在地
神奈川県川崎市多摩区
乗車可能路線
JR東日本：南武線
隣の駅
川崎方……登戸駅
立川方……稲田堤駅
訪問・撮影時
2019年2月
中野島駅の駅舎です。中野島駅は地平駅で、南西側(立川方面ホームの立川方)に洋館風のデザインをした駅舎があります。
駅舎は駅の西側を南北に結ぶ道路に面しています。駅の北側へは踏切を経由します。
駅前広場はなく、駅舎手前に休憩所があるのみで、ベンチが設置されています。
駅前(南側)の様子です。背後に駅舎・踏切があります。
周辺は住宅地になっていて、駅前には商店街が形成されています。他方、駅近くには田畑が残っており、梨畑も見られます。
こちらは駅前(北側)の様子です。背後に踏切があります。
北側も駅前通り沿いに商店街が形成されています。左側(北西側)には高層マンション群(新多摩川ハイム)があります。
駅前通りを北(奥)へ約400m進むと多摩川河川敷へ出ます。
駅舎入口にある改札口の様子です。中野島駅の改札口はこの1ヶ所のみです。
交通系ICカード『Suica』などに対応の自動改札機が2方向に設置されています。左(北)が出場専用、右が入場専用です。入場専用改札の右端には有人通路があります。
有人通路の右手前指定席券売機があり、さらに右手前には自動券売機が設置されています。
また、自動券売機の場所には乗車駅証明書発行機があり、無人になる時間帯(早朝)に当駅できっぷを買えない場合、証明書を発行してから入場する必要があります。
トイレ、多機能トイレは改札内にあります。尚、当駅構内には売店、コンビニはありません。
改札口の先には立川方面ホームがあり、階段とスロープで結ばれています。
吊下式の駅名標です。電照式で、バックライトはLEDです。
JR東日本標準のデザインで、南武線のラインカラー(黄色)と駅ナンバリングが表示されています (JN 15)。
中野島駅は相対式ホーム2面2線の構造で、6両対応です。
右が1番線で立川方面、左が2番線で川崎方面です。
駅舎・改札口は1番線の立川方(写真右手前)に面してあり、駅舎・1番線と2番線は立川方(手前)にある跨線橋(階段のみ)と、ホーム中ほどにある跨線橋(エレベーターのみ)で結ばれています。
ホーム上屋は全6両分あります。ホームにはベンチ、飲料自動販売機があります。
写真は川崎方を望む。
川崎方を望む。
この先、右へカーブしながら農地の残る住宅地の中を南東へ進み、左へカーブして県道3号線(世田谷街道)をアンダーパスし、市街地に入ると小田急線をアンダークロスして、その小田急線との乗換駅でもある主要駅・登戸駅へと至ります。
立川方を望む。
この先、一直線に住宅地の中を西北西へ進み、京王相模原線と乗換可能な稲田堤駅へと至ります。
あとがき
私が中野島駅で下車(乗車)したのは2019年の1度きりです。実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環とは別に、都内に近い駅なので下車しました。私鉄買収路線の駅とあり、私鉄駅のような雰囲気も感じられました。駅前は住宅街ですが近くに農地も残っており、若干ローカルな印象も抱きました。
新宿駅からですと湘南新宿ラインに乗車して武蔵小杉駅まで行き、南武線立川方面の各駅停車(武蔵中原行き、武蔵溝ノ口行きを除く)に乗り換えて当駅下車です(快速は通過します)。あるいは小田急小田原線に乗り登戸駅で南武線に乗り換えるルート、京王線～京王相模原線に乗り、京王稲田堤駅～稲田堤駅で南武線に乗り換えるルートもあります。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り品川駅へ。横須賀線に乗り換えて武蔵小杉駅まで行き、以降は上記のルートで到達可能です。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
食料・飲料について、駅前にコンビニがあり、駅の北へ約200mの場所にはスーパー「サミットストア」があります。一方、意外に気軽に入れる飲食店は少なく、チェーン店は「サミットストア」の向かいにある「モスバーガー」くらいでしょうか。心配な場合は事前に用意しておきましょう。
大阪からの到達難易度もそう高くありません。南武線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は中野島駅でも途中下車されてみて下さい！
(参考：Google地図、Wikipedia)