高松駅【東京都】(多摩都市モノレール線。2018年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
東京都立川市北部にある多摩都市モノレール線の駅で、車両基地(多摩都市モノレール運営基地)に通じる重要な駅、そして国文学研究資料館など国の機関や立川市役所が近く立川市の行政の中心地にある駅、そして家具量販店「IKEA」への最寄駅でもある、
高松駅(たかまつえき。Takamatsu Station)です。
 
 
駅名
高松駅 (TT 13)
 
所在地
東京都立川市
 
乗車可能路線
多摩都市モノレール:多摩都市モノレール線【多摩モノレール】
 
隣の駅
多摩センター方……立川北駅
上北台方……………立飛駅
 
訪問・撮影時
2018年9月
 
 

高松駅は多摩地区を南北に通る都道43号線バイパスの中央分離帯高架部にあり、高架下2階に駅舎があります。
駅舎は他の多くの駅と同じデザインとなっています。写真は西側より撮影。
駅外と改札階の間は東西とも階段、エスカレーター(東口は上りのみ)、エレベーターで結ばれています。
尚、多摩モノレールの他の多くの駅と同様に駅前広場はありませんが、駅部分の歩道の幅がかなり広くなっています。
 
 

駅前(北西側)の様子です。
上空にデルタ線があり、奥への線路は車両基地(多摩都市モノレール運営基地)への出入庫線です。
駅周辺はですが、戦前は旧立川陸軍飛行場、戦後はアメリカ空軍立川基地だった用地で、返還後は跡地の再開発が進められ、新しい市街地が誕生しました。東京地方裁判所立川支部、国立国語研究所、国文学研究資料館、自治大学校など国の機関が集まっています。先に進むと多摩都市モノレール本社、多摩都市モノレール運営基地、立川市役所などがあります。
 
また、駅の南西側には家具量販店「IKEA立川」、国立病院機構災害医療センター、立川警察署などがあり、国営昭和記念公園(高松口)も近いです。
そして駅の東側には航空機用内装メーカーである「ジャムコ」の工場があります。
 
 

改札口の様子です。無人駅で、窓口は閉鎖されています。代わりに改札内外にインターホンが設置されています。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が設置されていて、右端の通路が有人改札(インターホンで対応)です。
改札口の右手前には自動券売機があります。
トイレ、多機能トイレは改札内に設置されています。
改札階とホーム階との間には階段、エスカレーター(上下方向)、エレベーターが設置されています。
 
 

高松駅の駅名標です。時刻表、路線案内図と一体になったタイプです。広告もあります。
駅名標のバックは黄緑色主体のデザインで、これが高松駅のステーションシンボルです。駅ごとに色の構成が異なります。そして下部のデザインが隣の立川北駅とは若干異なり、反対側の隣駅・立飛駅とは色合いやデザインが相当異なります。
また、駅ナンバリングが併記されています (TT 13)。
尚、「TT」はおそらく「多摩(Tama)都市モノレール(Toshi…)」のローマ字の頭文字を取ったものと思われ、お笑いコンビ「チョコレートプラネット」の持ちネタである「TT兄弟」とは無関係ですwww
 
 

高松駅は相対式ホーム2面2線の高架構造で、ホームドアが設置されています。
他の駅とほぼ同じような構造で、各ホームと改札階との間には階段、エスカレーター(上りのみ)、エレベーターが設置されています。
右側ホーム(西側)が1番線(上北台方面)、左側ホーム(東側)が2番線(多摩センター方面)です。
有効長は4両分で、上屋はホーム全体に設置されています。ホームにはベンチ、飲料自動販売機があります。
写真は多摩センター方を望む。
 
 

多摩センター方を望む。「IKEA立川」などを遠望できます。

この先、すぐに左へカーブして新市街地の中を南下します。そして高架下の道路が車道から遊歩道へと変わり、立川の中心市街地へ入ると多摩都市モノレール線随一のターミナル駅である立川北駅へと至ります。
 
 

上北台方を望む。
この先、すぐに車両基地(多摩都市モノレール運営基地)への出入庫線が左へ分岐しますが、直後に運営基地からの別の出入庫線が左から合流します。これらの線路でデルタ線を形成しています。この後は左手に「タチヒビーチ」や工場を、右手に「ららぽーと立川立飛」を見て都道43号線の中央分離帯上を北北東へと進むと、立飛駅へと至ります。
立飛駅との距離は0.6kmで、立飛駅を肉眼で確認できます。
 
 
あとがき
私が多摩モノレールの高松駅で下車(乗車)したのは2018年の1度きりです。実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。ホームは他の多摩モノレールの駅と同じ構造で特徴は感じませんでしたが、駅北側にある車両基地への出入庫線とのデルタ線が印象的でした。また、駅前は旧立川陸軍飛行場、アメリカ空軍立川基地の跡地で、再開発が進み広々とした新しい市街地が形成されていました。
 
新宿からですと中央線快速で立川駅まで行き(中央特快や青梅特快もOK)、隣接する立川北駅から多摩都市モノレール線の上北台行きに乗車して1駅目で下車です。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り東京駅へ。中央線快速に乗り換えて立川駅まで行き(中央特快や青梅特快もOK)、以降は上記のルートで到達可能です。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅の南西側約100mの場所にコンビニがありますが、飲食店は近くにはありません。「IKEA立川」でお買い物される際は店内に、また約600m北東・立飛駅前の「ららぽーと立川立飛」内に「いなげや」系のスーパー、飲食店やフードコートがあり飲食が可能ですが、やや遠いです。事前に用意しておいた方が無難でしょう。
 
大阪からの到達難易度はやや高いですが、多摩都市モノレール線を乗り鉄される際は、ぜひ一度は高松駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:地理院地図、Google地図、Wikipedia)