立飛駅【東京都】(多摩都市モノレール線。2018年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
東京都立川市北部郊外にある多摩都市モノレール線の駅で、駅名が示す通り立飛グループ(旧:立川飛行機)の工場跡地を再開発した区域にある駅、そして大型商業施設「ららぽーと立川立飛」やスポーツ体育館「アリーナ立川立飛」などへの最寄駅で、近年は乗降客数が大幅に増加している
立飛駅(たちひえき。Tachihi Station)です。
 
 
駅名
立飛駅 (TT 14)
 
所在地
東京都立川市
 
乗車可能路線
多摩都市モノレール:多摩都市モノレール線【多摩モノレール】
 
隣の駅
多摩センター方……高松駅
上北台方……………泉体育館駅
 
訪問・撮影時
2018年9月
 
 

立飛駅は多摩地区を南北に通る都道43号線バイパスの中央分離帯高架部にあり、高架下2階に駅舎があります。
写真は2015年に供用開始となった南口側より撮影。都道43号を跨ぐデッキがあり、両側に階段とエレベーターが設置されてますが、こちら側にエスカレーターはありません。
開業時から存在する北口(写真奥)には階段、エスカレーター(東側は上下方向、西側は上りのみ)、エレベーター(西側のみ)の設備があります。
尚、多摩モノレールの他の多くの駅と同様に駅前広場はありません。駅部分の歩道の幅が少々広くなっているのみです。
バス停留所は都道43号の路肩に設置されています。
 
 


駅の東側には立飛駅の乗降客数アップに貢献した大型商業施設「ららぽーと立川立飛」があります。
南口側のデッキが「ららぽーと立川立飛」の2階部分につながっています。
また、東側にはハウジングセンターやカーディーラーなどがあります。
立飛駅周辺は立飛グループ(旧:立川飛行機)の工場および縮小による跡地で、跡地も立飛グループの私有地で、立飛グループによる再開発が進められました。
 
 

駅の西側にはスポーツ体育館「アリーナ立川立飛」があり、その南側(左側)にもスポーツ施設「ドーム立川立飛」があります。
「アリーナ立川立飛」はバスケットボールチーム・アルバルク東京の本拠地です。
駅の北側には真如苑真澄寺別院や東京都立砂川高等学校、立川市立立川第六中学校があります。
そして駅の南西側はタチヒグループの工場用地となっています。工場用地の一部はビーチバレー、ビーチサッカー、バーベキュー(BBQ)が楽しめる人工砂浜「タチヒビーチ」があります(決してタヒチではありませんw)。
尚、立飛駅周辺には民家、集合住宅はありません。
 
 

開業時から存在する北改札口の様子です。
基本的に駅員は配置されておらず、窓口は閉鎖されています。代わりに改札内外にインターホンが設置されています。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が設置されていて、いちばん左の通路が有人改札(インターホンで対応)です。
改札口の左手前には自動券売機があります。
トイレ、多機能トイレは改札内に設置されています。
改札階とホーム階との間には階段、エスカレーター(上下方向)、エレベーターが設置されています。
 
 

こちら側は2015年に開設された南改札口の様子です。駅員が配置されています。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が設置されていて、左端は有人通路です。
改札口の左手前には自動券売機があります。
尚、改札内コンコースは前述の北口側と共用です。
 
 

立飛駅の駅名標です。時刻表、路線案内図と一体になったタイプです。乗降客が多いからか広告もあります。
駅名標のバックは黄緑色主体のデザインで、これが立飛駅のステーションシンボルです。駅ごとに色の構成が異なります。そして下部のデザインが隣の泉体育館駅とは若干異なり、反対側の隣駅・高松駅とは色合い自体が相当異なります。
また、駅ナンバリングが併記されています (TT 14)。
尚、「TT」はおそらく「多摩(Tama)都市モノレール(Toshi…)」のローマ字の頭文字を取ったものと思われ、お笑いコンビ「チョコレートプラネット」の持ちネタである「TT兄弟」とは無関係ですwww
 
 

立飛駅は相対式ホーム2面2線の構造で、ホームドアが設置されています。
他の駅とほぼ同じような構造ですが、乗降客の増加を受けて階段、エスカレーターが増設されています。
右側ホーム(西側)が1番線(上北台方面)、左側ホーム(東側)が2番線(多摩センター方面)です。
有効長は4両分で、上屋はホーム全体に設置されています。ホームにはベンチ、飲料自動販売機があります。
写真は多摩センター方を望む。
 
 

多摩センター方を望む。
この先、左手に「ららぽーと立川立飛」を、右手に「タチヒビーチ」や工場を見て都道43号線の中央分離帯上を南南西へと進み、車両基地(多摩都市モノレール運営基地)への出入庫線が右へ分岐、すぐに右から合流すると(デルタ線)、高松駅へと至ります。
高松駅との距離は0.6kmで、高松駅を肉眼で確認できます。
 
 

上北台方を望む。
この先、「アリーナ立川立飛」などを眺めて北北東へと進み、やがて左手に立川市泉市民体育館が見えてくると左へカーブして芋窪街道(都道43号)の中央分離帯上を走るようになり、泉体育館駅へと至ります。
肉眼で泉体育館駅や駅に隣接する立川市立泉市民体育館を確認できます(駅間距離0.6km)。
 
 
あとがき
私が多摩モノレールの立飛駅で下車(乗車)したのは2018年の1度きりです。実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。ホームは他の多摩モノレールの駅と同じ構造で特徴は感じませんでしたが、多摩モノレールの駅にしては珍しく改札口が2ヶ所ありました。また、私の訪問当日は大坂なおみ選手が出場したテニスの「東レパンパシフィックオープンテニストーナメント2018」の予選がアリーナ立川立飛で開催されていた事と「ららぽーと立川立飛」の開店時刻が重なり、駅はカオス状態でしたww
 
新宿からですと中央線快速で立川駅まで行き(中央特快や青梅特快もOK)、隣接する立川南駅or立川北駅から多摩都市モノレール線の上北台行きに乗車して当駅下車です。あるいは西武新宿駅から西武新宿線の急行・拝島行きまたは玉川上水行きに乗り玉川上水駅で下車、または本川越方面の急行に乗り、小平駅で玉川上水行きまたは拝島行きの各駅停車に乗り換えて玉川上水駅で下車。そして多摩モノレールの多摩センター方面行き電車に乗り換えて3駅目です。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り東京駅へ。中央線快速に乗り換えて立川駅まで行き(中央特快や青梅特快もOK)、以降は上記のルートで到達可能です。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅や駅前にコンビニはありませんが、駅前の「ららぽーと立川立飛」内に「いなげや」系のスーパーがあり、飲食店やフードコートもあるので開店時間内の訪問であれば飲食には困りませんが、10時まで及び21時以降に訪問される場合は必ず事前に用意して下さい。
 
大阪からの到達難易度はやや高いですが、多摩都市モノレール線を乗り鉄される際は、ぜひ一度は立飛駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:地理院地図、Google地図、Wikipedi()