新木曽川駅【愛知県】(名鉄名古屋本線。2017年、2018年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
愛知県一宮市北部にある名鉄名古屋本線の快速特急停車駅で、旧・葉栗郡木曽川町の中心市街地にある駅、
新木曽川駅 (しんきそがわえき。SHIN KISOGAWA Station) です。
 
 
駅名
新木曽川駅 (NH 53)
 
所在地
愛知県一宮市 (旧・葉栗郡木曽川町)
 
乗車可能路線
名古屋鉄道:名古屋本線
 
隣の駅
豊橋方…………石刀駅
名鉄岐阜方……黒田駅  
 
訪問・撮影時
2017年12月(曇天)、2018年10月(晴天)
 
 

新木曽川駅は地平駅で、北東方(上り線の岐阜方)に駅舎があります。
最近改築された駅舎は平屋建てで、簡易的な構造となっています。
以前は集合住宅併設で、1階に駅舎機能がありましたが、建物の老朽化なのか解体され、現駅舎へと改築されました。
また、駅舎の東側(写真左)には名鉄系列の名鉄協商が運営するコインパーキングがありますが、名鉄は駅前に名鉄協商のコインパーキングのある駅が多く、パークアンドライドの促進、名鉄の輸送人員の上昇に貢献していると私は思います(感想ですw)。
 
 

駅前の様子です。北側を望む。小さな駅前広場があり、無理矢理ロータリーにしている感じです。
タクシーや乗用車はロータリーを回れますが、バスは入れないでしょうね…。
また、駅周辺は旧木曽川町の中心市街地で、駅前や写真奥を東西に通り、名古屋本線と踏切で交差する県道175号線沿いには商店街が形成されていますが、近年は郊外に大型商業施設(アピタ、イオンモール)がオープンした影響もあり、空洞化が著しいです。
 
 

改札口の様子です。新木曽川駅は有人駅です。
交通系ICカード『manaca』などに対応の自動改札機が3通路あり、一番右側の車いす用通路は有人改札を兼ねています。
改札口の右手前には窓口があり、ミューチケットの購入ができます。
その手前にはICカードチャージ可能な自動券売機がありますが、自動券売機は1台しかありませんのでお急ぎの場合は事前にチャージまたはきっぷを購入しましょう。
改札内には精算窓口があります。トイレ、多機能トイレも改札内にあります。
改札口を入ると長い通路があり、ホームとを結ぶ跨線橋に通じています。エレベーターも設置されています。
 
 

建植式の駅名標です。他に吊下式もあります。
名鉄標準タイプで、駅ナンバリングも表示されています (NH 53)。
尚、駅ナンバリングの「NH」ですが、名古屋本線を意味しています。「N」は名古屋、「H」は本線です。
 
 

新木曽川駅は8両対応の島式ホーム2面4線の構造です。
右ホームは右から1番線、2番線(下り岐阜方面)、左ホームは右から3番線、4番線(名古屋・豊橋方面)です。
内側の2番線と3番線が主本線で外側の1番線と4番線が副本線です。
普通列車は大抵この駅で特急と急行を待避し(緩急接続)、長時間停車になる事もあります。
ホーム上屋は岐阜寄り(手前方)の5両分のみ設置されています。ゆえに、特別車で乗降する際は一部雨ざらしになる乗降口があります。
各ホームとも駅舎、改札口は岐阜寄りにあります。そして各ホームとも上屋は岐阜寄り1両分にしか設置されていません。
そしてホーム中央やや岐阜寄りには改札口とを結ぶ跨線橋があり、4番線の左側には駅舎があります。
また、上屋下にはベンチがあり、跨線橋下には密閉型の待合室があります。
各ホームと跨線橋の間にもエレベーターが設置されています。
写真は豊橋方を望む。
 
 

豊橋方を望む。
この先、田園風景の中を南下して、東海北陸自動車道をアンダーパスすると左から東海道本線が近付いてきます。そして東海道本線と完全並走状態になると県道190号線(岐阜街道。旧国道22号線)をアンダーパスして難読駅名の石刀駅(いわとえき)へと至ります。
 
 

名鉄岐阜方を望む。
この先、農地も点在する住宅地の中を北北西へと走り、黒田駅へと至ります。
黒田駅の西約300mの場所にはショッピングモール「イオンモール木曽川」があります。
 
 
あとがき
私が新木曽川駅で下車(乗車)したのは一宮市に住んでいた子供時代に何度かありました。そして1999年の乗りつぶし開始以降は2017年の1度きりです。実現できるかどうかは不透明ですが、名鉄全駅訪問計画の一環で下車しました。駅は2面4線の構造で、昼間帯は常に普通が優等列車を待避しています。かつてはアパート併設の駅ビルだったはずですが、いつの間にか簡素な駅舎へと改築されていたのに驚きましたw また、駅前は旧・木曽川町の中心市街地ですが、郊外に大型店やロードサイドショップが林立している影響か、活気に欠ける印象でした。
 
東京からですと東海道新幹線で名古屋駅まで行き、隣接する名鉄名古屋駅から名鉄名古屋本線の特急または急行の名鉄岐阜行きに乗り当駅下車です。または名古屋駅からJR東海道本線で尾張一宮駅まで行き、隣接する名鉄一宮駅から名鉄名古屋本線の名鉄岐阜行き(特急以下の種別)に乗れば到達可能です。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
一方、大阪からは東海道新幹線または近鉄で近鉄名古屋駅まで行き、以降は上記のルートで到達できます。在来線の場合は岐阜駅で下車の上、近くの名鉄岐阜駅から名鉄名古屋本線の快速特急以下の種別に乗れば到達可能です(尚、平日朝の一部の特急が当駅を通過しますので事前にご確認を)。じゅうぶん日帰り訪問できます。
 
食料・飲料について、駅前にコンビニ、気軽に入れる商店、飲食店はありません。最寄りのコンビニは駅の西約200mの場所です。心配な場合は事前に用意しておいた方が無難でしょう。
 
東京、大阪とも到達難易度はやや高いですが、名鉄名古屋本線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は新木曽川駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:Google地図、Wikipedia)