三鷹駅【東京都】(中央快速線、中央総武緩行線。2017年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

 


今回の【駅】コーナーは、東京都三鷹市北部の武蔵野市との境界部分にあるJR東日本の中央線快速の駅、中央・総武緩行線の西端の駅で、駅周辺は市街地で多くの乗降客で賑わっている
三鷹駅(みたかえき)です。
 
 
駅名
三鷹駅 (中央快速線…JC 12、中央総武緩行線…JB 01)
 
所在地
東京都三鷹市
(※)駅構内の東側、北口は武蔵野市に所在。
 
乗車可能路線・系統
JR東日本:中央線快速中央・総武緩行線
 
隣の駅
中央線快速
東京方……吉祥寺駅
高尾方……武蔵境駅
 
中央総武緩行線
御茶ノ水方・千葉方……吉祥寺駅
 
訪問・撮影時
2017年11月
 
 

三鷹市側にある三鷹駅南口です。
三鷹駅は複々線区間と複線区間の境界にある地平駅で、橋上駅舎を有しています。
南口側には5階建ての駅ビルがあり、駅ビル内と橋上駅舎部(改札内を含む)にはJR東日本系のの駅ナカ商業施設「アトレヴィ三鷹」が入居しています。
橋上駅舎・そして駅ビルと駅前各方面の間はペデストリアンデッキで結ばれています。
地平と改札階の間にはエレベーターがなく、駅ビル「アトレヴィ三鷹」のエレベーターを利用する形となります。
また、ペデストリアンデッキの地平部は駅前広場で、駅前東側(写真右側)にはバスターミナルがあります。
南口の東側には玉川上水が西北西(北口の西側)から東南東に流れていて、これより東側および北側は武蔵野市になります。
この玉川上水は駅のやや東京寄り直下を斜めに横切っています。北口は武蔵野市域になります。
 
 

南口駅前の様子です。再開発が進んでいて、比較的整然とした印象の市街地です。
写真は駅前から南へ延びる三鷹中央通りで、商店街が形成されています。
駅から離れると住宅街になります。
 
 

こちらは武蔵野市側にある北口です。
橋上駅舎の手前に古風な感じの駅ビルがありますが、商業施設「アトレヴィ三鷹」が入居しているのは1階部分のみです。
1階と改札階の間にはエレベーターが設置されています。
また、駅ビルの西側(写真右側)には平屋建ての昔ながらの蕎麦屋があります。
こちら側にはペデストリアンデッキはありません。駅ビルの北側正面には駅前広場があり、ロータリーには大きな木が数本植えられています。
駅前広場にはバスターミナルが併設されています。
 
 

北口駅前の様子です。こちらも比較的整然とした印象の街並みで、タワーマンションも見られます。
武蔵野市の道路は街路樹が特徴的な印象です。この通りを道なりに北へ進むと武蔵野市役所に行けますが、1.8kmほどあり、路線バス利用の方が便利です。
こちら側も駅から離れると住宅街になります。
 
 

橋上駅舎3階にある改札口の様子です。
交通系ICカード『Suica』対応の自動改札機が多数並んでいます。左側にはカウンター形式の有人改札があります。
背後(通路を挟んだ改札口の向かい側)には自動券売機と『みどりの窓口』があり、JR東日本系のコンビニ『NewDays』もあります。
3階にも「アトレヴィ三鷹」の店舗が改札外、改札内ともありますが、改札内の店舗で買い物するには入場券が必要なのでご注意を。
また、構内南側には「アトレヴィ三鷹」の駅ビル部分に繋がっている改札口(アトレ本館口。駅ビル営業日の10:00~22:30のみ営業)があります。
トイレ、多機能トイレは改札内にあります。
 
 

中央快速線の駅名標です。電照式で、バックライトはLEDです。
JR東日本の標準タイプで、中央線快速のオレンジのラインカラー、そして駅ナンバリングが表示されています (JC 12)。
 
 

こちらは中央総武緩行線の駅名標です。
中央・総武緩行線の黄色のラインカラー、そして駅ナンバリング(JB01)が表示されています。
快速線のナンバーは西へ向かうほど数字が上がっていきますが、
緩行線のナンバーは逆に東へ向かうほど数字が上がります。西端の三鷹駅が(JB01)です。
 
 

三鷹駅は島式ホーム3面6線で、現在は快速線(急行線)の4番線、6番線が11両対応、その他が10両対応です。尚、2020年代前半をめどに中央線快速電車にグリーン車が導入される予定で、それに伴い10両編成から12両編成になる予定です。ゆえに今後、ホームを12両分に延伸する工事(東京方のシーサスクロッシングの移設を伴います)が実施される予定です。
発着番線ですが、写真右(南側)から1番線~6番線の順です。
1番線は中央総武緩行線の千葉方面(深夜は立川方面行きの緩行線電車、早朝と深夜は東京駅からの快速線各停も発着)、
2番線は中央総武緩行線の千葉方面(早朝は立川方面から直通の緩行線列車、早朝と深夜は東京行きの快速線各停も発着)、
3番線、4番線は中央線快速の高尾・青梅方面(4番線が主本線で3番線が副本線)、
5番線、6番線は中央線快速の東京方面(6番線が主本線で5番線が副本線)、
です。
ホーム上屋は快速線、緩行線とも全体に設置されています。快速線ホームのみ売店があります。
また、ホーム中央付近に全ての改札口に通じる階段、エスカレーター、エレベーターが設置されています。
写真は快速線の5、6番線より東京方を望む。3番線に列車が停車しているため、1、2番線が見えません。
尚、三鷹駅の発車メロディーは「めだかの学校」が使用されていて、ホームごとにアレンジが異なります。
 
 

緩行線の1、2番線ホームより千葉方を望む。2番線に電車が停車していて、3番線が見えません。
このホームを発着する列車は早朝・深夜を除き立川方面の設定ははく、快速線ホームと比較して閑散としています。
また、前述の通りホームの下部を玉川上水が斜めに流れていて、三鷹市と武蔵野市の境界となっています。
写真は千葉方を望む。
 
 

東京方、千葉方を望む。
すぐ先に前述の移設予定のシーサスクロッシングがあります。また、写真では見えませんが、左奥にもシーサスクロッシングがあります。ともに東側(東京方)へ移設される予定です。
信号機で見づらいですが、当駅から御茶ノ水駅の間は快速線と緩行線の線路別複々線区間が続きます(左2線が快速線、右2線が緩行線)。
この先、高架区間になり、市街地を東へ走ると武蔵野市にある吉祥寺駅へと至ります。
 
 

高尾方、名古屋方を望む。すぐ先の左側に三鷹車両センターがあります。
左手に三鷹車両センターを見ながら再び高架区間になり、市街地を西へ進むと武蔵野市に入り武蔵境駅へと至ります。
尚、複々線区間は三鷹駅までで、それより先は複線区間が茅野駅の先、上諏訪駅との間にある普門寺信号場まで続きます。
 
 
あとがき
私が三鷹駅で駅の外に出たのは2017年の1度きりです。実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。やはり駅の規模は大きかったです。駅前は南口が三鷹市、北口が武蔵野市で、全く異なる風景でした。南口も北口も駅前には人が多かったです。
 
新宿駅からですと中央線快速電車(オレンジ帯)または中央総武緩行線(黄帯)の電車(中野行きを除く)に乗車して当駅下車です。特別快速も停車しますので乗車可能です。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り東京駅で下車、1番線、2番線から発着する中央線快速の快速、特別快速に乗り換えて当駅下車です。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅や駅前に複数のコンビニがあり、駅や駅前に気軽に入れる飲食店が多数あります。ファストフード店も揃っています。事前に用意しなくても大丈夫です。
 
大阪からの到達難易度もそう高くありません。中央線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は三鷹駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:JR東日本のHP、『鉄道ファン』2019年6月号、Google地図、Wikipedia)