須磨駅【兵庫県】(山陽本線【JR神戸線】。2018年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、兵庫県神戸市須磨区南部にある山陽本線【JR神戸線】の快速停車駅で、
関西で有数の海水浴場である須磨海岸(須磨海水浴場)沿いに位置する

須磨駅 (すまえき。Suma Station) です。
 
 
駅名
須磨駅  (JR-A 68)
 
所在地
兵庫県須磨区
 
乗車可能路線
JR西日本:山陽本線【愛称:JR神戸線】
 
隣の駅
神戸方……須磨海浜公園駅  
門司方……塩屋駅
 

乗換可能駅  

山陽電気鉄道:本線……山陽須磨駅まで徒歩6分  

 
訪問・撮影時
2018年3月
 
 

須磨駅の正面口に相当する北口です。
1965年の鷹取駅~西明石駅間の複々線化と前後して橋上駅舎化されたと思われます。
国鉄時代の昭和の雰囲気を感じる古びた橋上駅舎を有しています。
北口側にのみ改札階とを結ぶエレベーターも設置されています。
尚、駅前広場は狭く、ラインで引かれた簡易ロータリーとタクシープールが設置されているのみです。
路線バスの停留所は駅北側の国道2号線沿いに設置されています。
 
 

北口駅前の様子です。国道2号までの短い駅前通り沿いに商店街が形成されています。
駅前通りは写真奥の国道2号との丁字路で途切れ、突き当たりには山陽須磨駅の駅舎があります。
また、駅周辺は市街地というより住宅街の様相です。須磨区の商業中心地は山陽電車と神戸市営地下鉄西神・山手線の駅がある板宿駅付近です。
 
 

こちらは須磨海岸(須磨海水浴場)に面した南口です。海岸の砂浜に直結しています。
尚、南口にはエレベーターが設置されておらず、駅前広場もありません(須磨海岸が事実上の駅前広場になっているかもw)。
また、海岸にある駅特有の設備として、駅舎下には足洗い場が設置されています。
 
 

南口駅前の様子です。橋上駅舎からの眺めです。
目の前に須磨海水浴場が広がっていて、大阪湾や淡路島の雄大な風景を望めます。
天気が良ければ対岸の関西国際空港や和泉山脈、和歌山の友ヶ島も望めます。
夏場は砂浜手前側に海の家が何軒も設営され、海水浴場は多くの人で賑わいを見せます。
 
 

改札口の様子です。
交通系ICカード『ICOCA』などに対応の自動改札機が並んでおり、一番右側に有人通路があります。
改札口の右側には『みどりの窓口』がありましたが2010年に廃止され、代わりに通話機能付きの指定席券売機『みどりの券売機プラス』が設置されています。
そして改札口の左側(南側)にはコンビニ「セブン-イレブン  ハートイン」があります。
背後には自動券売機とコロッケ店「神戸水野家」があります。
トイレ、多機能トイレは改札内にあります。
 
 

建植式の駅名標です。ホーム上屋部分には吊下式の駅名標もあります。
JR西日本の標準デザインで、下部は青色(JR神戸線のラインカラー=JR西日本のコーポレートカラー)になっています。
駅ナンバリング(JR-A 68)が導入されていますが、写真の駅名標には反映されておらず、柱に設置の縦型の駅名標にのみ表示されています。
 
 

須磨駅は海側(南側)を走る電車線に島式ホーム2面4線を有していますが、山側(北側)を走る列車線にはホームはありません。
写真左から下り西明石方面の1番のりば・2番のりば、上り大阪方面の3番のりば・4番のりばの順で、2番、3番のりばが主本線、1番、4番のりばが副本線です。4番のりばの右側は列車線です。そして1番のりばのすぐ左側(南側)は須磨海岸です。
また、須磨駅を始発・終着とする普通電車は2番のりばに発着し、そのまま大阪方面へ折り返して行きます。
2番のりばに須磨折り返し電車が在線中は、下り快速列車は4番のりばに発着します。
ホーム有効長は約250m(12両対応)で、上屋は神戸寄りの8両分にのみ設置されています。
その神戸寄りに橋上駅舎があり、各ホームと改札階は階段、エレベーターで結ばれています。
 
尚、JR神戸線の複々線区間では原則として新快速・特急・貨物列車等が列車線を走り、快速・普通が電車線を走ります(一部例外あり)。須磨駅は快速停車駅ですが、朝ラッシュ時に例外的に列車線を走る快速列車は当然ながら須磨駅を通過しますので、朝に明石方面から須磨駅へご訪問の際はご注意下さい。
 
写真は西明石方・門司方を望む。
 
 

神戸方・大阪方を望む。
この先、須磨海岸に近い住宅街の中を東へ走り、左へカーブして国道2号をアンダーパスするとほどなくして須磨海浜公園駅へと至ります。
 
 

西明石方・門司方を望む。前方に須磨浦山上遊園のある鉢伏山を望めます。
この先、大阪湾沿いを西へ進み、やがて右から山並みが迫り、海と山に挟まれた狭い中を国道2号、山陽電気鉄道本線と並走します。やがて垂水区へと入り、国道2号をアンダーパスすると塩屋駅へと至ります。
 
 
あとがき
私が須磨駅で下車(乗車)したのは子供の頃から現在まで何度もあります。大半が乗り鉄以外の目的(海水浴など)ですが、2018年は兵庫県の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。駅のすぐ目の前に須磨海水浴場があり、都会では珍しい海水浴場直結の駅です。駅北側は市街地で、山陽須磨駅も近いですが、国道2号線を渡る必要もあり、乗換には適さないかもしれません。
 
東京からですと東海道新幹線で新大阪駅まで行き、JR神戸線方面の快速列車(大阪行きを除く)に乗り換えると須磨駅に到達できます。または新快速で神戸駅まで行き、普通電車(須磨行きor西明石行き)に乗り換えて当駅下車です。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと大阪駅から上記のJR神戸線ルートで到達できます。余裕で日帰り訪問できます。
 
食料・飲料について、駅や駅前にコンビニが複数あります。一方、気軽に入れる飲食店は少なく、チェーン店は駅北側の「ミスタードーナツ」「餃子の王将」くらいです。海水浴をされる場合は海の家が多数設営されていて食事も可能です(夏季のみ)。心配な場合は事前に用意しておきましょう。
 
東京からの到達難易度は高いですが、山陽本線【JR神戸線】を乗り鉄される際は、ぜひ一度は須磨駅でも途中下車されてみて下さい!
また、須磨海水浴場へお出かけの際は、ぜひJR神戸線をご利用になって下さい。
 
(参考:JR西日本のHP、Google地図、Wikipedia)