尼崎駅【兵庫県】(阪神本線、阪神なんば線。2017年訪問)

今回の【駅】コーナーは、阪神電気鉄道における尼崎市の中心駅で、
運転上、営業上の主要駅かつ阪神なんば線の起点駅でもある

尼崎駅 (あまがさきえき。Amagasaki Station) です。

尚、JR西日本にも同名の駅がありますが、阪神電車の駅とは2kmほど離れています。
JR線・尼崎駅の記事はこちら。

駅名	所在地
尼崎駅 (HS 09)	兵庫県尼崎市

乗車可能路線

阪神電気鉄道：本線、阪神なんば線

隣の駅

阪神本線

←元町方	梅田方→
出屋敷駅	大物駅

阪神なんば線

大阪難波方→

大物駅

訪問・撮影時   2017年10月

尼崎駅の駅舎は高架下にあります。1963年(昭和38年)に高架化されました。駅のすぐ北側には尼崎中央公園があります。
写真は西改札の北口側より撮影。

北口駅前の様子です。当駅前が尼崎市の実質的な中心市街地となっています。
駅前にはアーケード商店街(尼崎中央商店街など)があります。
また、東側には北改札口があり、阪神尼崎バスターミナルに直結しています。

こちらは南口駅前の様子です。再開発が進んでいますが、こちらも古くからの市街地です
駅の南西側には寺院が密集する寺町があります。

また、駅南東方には2019年に尼崎城が建てられました(再建天守。旧城の位置ではない)。

西改札の様子です。ICカード対応の自動改札機があり、自動改札機が並んでいて、右側には改札口を兼ねた有人窓口があります。
また、有人窓口の右側には自動券売機があります。
左隣に自動券売機もあります。
また、改札内にはトイレがあります。

駅名標です。
阪神なんば線全通に際して更新されたタイプで、駅ナンバリング表示が追加されています(HS09)。

駅ナンバリングは阪神本線、阪神なんば線とも同じです。

尼崎駅は島式ホーム4面6線の高架駅で、南側には尼崎車庫と西側留置線を結ぶ引上線も2本あります。
北側(写真左側)から1番線～6番線の順で、主に外側2線(1、6番線)が阪神本線の優等列車用、中2線(2、5番線)が阪神本線の普通列車の待避に、
さらに内側2線(3、4番線)が阪神なんば線用となっています。
3番線と4番線ホームは阪神なんば線の10両編成対応でホームが長くなっています。
写真は梅田方、大阪難波方を望む。

梅田方、大阪難波方を望む。この先、1駅先の大物駅まで本線と阪神なんば線が並走します。
はじめは両線の方向別複々線(本線が外2線、阪神なんば線が内2線)ですが、
すぐに阪神本線下り線(元町方面)が阪神なんば線をオーバークロスして、
大物駅到着時点では線路別複々線となります(本線が北2線、阪神なんば線が南2線)。
尚、線路のすぐ南側には尼崎車庫があり、時間帯によっては多数の車両が留置されています。
その尼崎車庫の敷地内にはレンガ造りの旧尼崎発電所が現存しています。

元町方を望む。当駅を発車後も高架区間を走り続けます。

あとがき

私が阪神の尼崎駅で下車(乗車)したのは2009年に数度、そして2017年に1度です。2009年は阪神西大阪線から阪神なんば線へ変化する過程で乗り鉄時に何度か利用しました。また。2017年は兵庫県の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。駅前は古くからの市街地で、賑やかな印象でした。
東京からですと東海道新幹線で新大阪駅まで行き、在来線に乗り換えて大阪駅で下車します。そして南側地下に隣接する阪神電鉄の梅田駅より阪神本線の直通特急・(阪神)特急・急行に乗車して当駅下車です。普通は原則として尼崎より手前の駅で急行と直通特急・特急を待避します。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと梅田駅から阪神本線の直通特急・阪神特急・急行に乗り当駅下車です。または大阪難波駅から阪神なんば線の快速急行・準急・区間準急・普通電車のうち先発列車に乗り当駅下車です。阪神なんば線内は大阪難波駅での先発列車が尼崎駅に先着します。余裕で日帰り訪問できます。

食料・飲料について、駅や駅前にコンビニが、また駅および駅前には複数の飲食店があり、気軽に入れるチェーン店も多いです。事前に用意しなくても大丈夫でしょう。

東京からの到達難易度はやや高いですが、阪神本線または阪神なんば線を乗り鉄の際はぜひ尼崎駅でも途中下車されてみて下さい！

(参考：Google地図、Wikipedia)