御嵩口駅【岐阜県】(名鉄広見線。2017年訪問)

今回の【駅】コーナーは、岐阜県御嵩町の市街地西側にある、存続問題に揺れている名鉄広見線(新可児～御嵩)の中間駅、
御嵩口駅(みたけぐちえき)です。
名鉄広見線の新可児～御嵩は現在、存続問題に揺れています。ご訪問はお早目に。

駅名	所在地
御嵩口駅 (HM09)	岐阜県御嵩町

乗車可能路線

名古屋鉄道：広見線

隣の駅

←犬山方・新可児方	御嵩方→
顔戸駅	御嵩駅

訪問・撮影時

2017年12月

御嵩口駅は1920年～1952年にかけて終着駅だった関係で用地が広いですが、
現在は駅舎もなく余計に寂しい印象です。
尚、自動券売機が存在するのみで、自動改札機はありません。
広見線の新可児～御嵩は『manaca』のエリア外なのでICカード関連の設備も存在しません。

駅前の様子です。駅の東側に御嵩町の中心市街地が広がっています。
また、駅の西側には新興住宅地が存在します。

駅名標です。名鉄標準タイプで、駅ナンバリングも表示されています(HM09)。
尚、駅ナンバリングの「HM」ですが、広見線を意味しています。
そして、番号は富岡前駅から順に振られていて、万が一新可児～御嵩が廃止になっても残存区間の番号には影響ありません。

御嵩口駅は2両対応の単式ホーム1面1線の構造で、待合室もあります。
尚、写真左側の広いスペースは貨物営業時の名残で、ホーム跡も残存しています。
写真は新可児方・犬山方を望む。

新可児方・犬山方を望む。
この先、左へカーブして住宅地や田園風景の中を走り、新可児駅を目指します。

御嵩方を望む。こちらも左へカーブして市街地の南端を東へ走り、終点の御嵩駅へと至ります。

あとがき

私が御嵩口駅で下車したのは2017年の1度きりです。実現できるかどうかは不透明ですが、名鉄全駅訪問計画の一環で下車しました。駅の規模は小さいですが、かつて貨物設備が存在していた関係で構内は広々としていました。貨物ホーム跡がより一層寂しさを助長していました。
東京からですと東海道新幹線で名古屋駅まで行き、隣接する名鉄名古屋駅から名鉄犬山線の準急・新可児行きに乗車して新可児駅へ。特急や急行の新鵜沼行きなどにご乗車の際は犬山駅で広見線の新可児行きにお乗り換え下さい。そして新可児駅で御嵩行きに乗り換えて3駅目、終点の1駅手前が御嵩口駅です。尚、名鉄広見線の新可児～御嵩は交通系ICカードのエリア外なので注意が必要です(新可児駅の中間改札で精算可能)。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
一方、大阪からは東海道新幹線で名古屋駅、または近鉄特急で近鉄名古屋駅まで行き、名鉄名古屋駅からは上記のルートで到達できます。じゅうぶん日帰り訪問できます。

食料・飲料について、駅前にコンビニはおろか、商店すらありません。最寄りのスーパー・コンビニでも約800m距離があります。事前に用意しておきましょう。

東京、大阪とも到達難易度はやや高いですが、名鉄広見線(新可児～御嵩)の動向が不透明なので、お早目に御嵩口駅にも立寄られてみて下さい！

(参考：Google地図、Wikipedia)