加納駅【岐阜県】(名鉄名古屋本線。2017年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、岐阜県岐阜市にある名鉄名古屋本線の駅で、
将来高架化された場合は隣の茶所駅と統合され駅が消滅する事になる運命の
加納駅 (かのうえき。KANO Station) です。

 

 

駅名      所在地
加納駅 (NH 59)      岐阜県岐阜市

 

乗車可能路線
名古屋鉄道:名古屋本線

 

隣の駅

←名鉄岐阜方      豊橋方→
名鉄岐阜駅        茶所駅

 

訪問・撮影時   2017年12月

 

 

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加納駅の駅舎ですが、上り線側(駅北側)に簡易なものが設置されています。
かつては古びた駅舎がありましたが、ストアードフェアカード『トランパス』導入の際に改築されました。

 

 

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駅前の様子です。周辺は市街地ですが寂れている感じです。
写真は北側を望む。すぐ近くをJR東海道本線と高山本線の高架橋が横切っています。
遠方には岐阜城のある金華山も望めます。

 

 

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改札口の様子です。ICカード『manaca』対応の自動改札機が設置されています。
改札外には自動券売機があり、改札内には精算機が設置されています。
尚、トイレは駅構内に存在しないのでご注意を。

 

 

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駅名標です。名鉄標準タイプで、駅ナンバリングも表示されています (NH 59)。
尚、駅ナンバリングの「NH」ですが、名古屋本線を意味しています。「N」は名古屋、「H」は本線です。

 

 

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加納駅は優等列車が停車しない地平駅では珍しく島式ホーム1面2線の構造で、ホーム有効長は6両対応です。
用地の都合上、名鉄岐阜方のホーム幅が狭くなっています。
駅舎とホームは名古屋本線では珍しく構内踏切で結ばれていますが、この付近は通過列車が低速で走るので跨線橋や地下道の設置は見送られたのでしょうか?
結果としてバリアフリー対応は容易だったようで、駅前と駅舎は段差がなく、ホームにはスロープが設けられています。
当駅には普通列車しか停車しませんが、過去には準急停車駅だった時代もあり、一部の急行が特別停車した時期もあります。

 

 

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名鉄名古屋・豊橋方を望む。右へ急カーブして茶所駅へ至りますが、速度制限を受けます。
高架化が完成すればカーブは緩和され、加納駅は0.4kmしか離れていない茶所駅と統合されて写真の右カーブ付近に新駅が設置されます。

 

 

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名鉄岐阜方を望む。住宅密集地を走り、築堤高架になって右へカーブし、かの有名なJR線の下をくぐる単線区間を通って終点の名鉄岐阜駅へと至ります。

 

 

あとがき

私が加納駅で下車したのは2017年の1度きりです。名鉄全駅訪問計画の一環で下車しました。幼少の頃から何度も通ってきたのですが、2017年末になってようやく初下車できましたw 市街地にある駅ですが乗降客は少なく、寂れている印象でした。
 
東京からですと東海道新幹線で名古屋駅まで行き、隣接する名鉄名古屋駅から名古屋本線岐阜方面の特急(快速特急もOK)・急行に乗り新木曽川下車(昼間帯)、さらに普通電車に乗り継いで当駅下車です。または名古屋駅から東海道本線で岐阜駅まで行き、名鉄岐阜駅まで歩いて(徒歩5分)、名古屋本線の普通電車に乗り1駅です。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
一方、大阪からは東海道新幹線で名古屋駅、または近鉄特急で近鉄名古屋駅まで行き、名鉄名古屋駅からは上記のルートで到達できます。または在来線を乗り継いで岐阜駅まで行き、上記のルートで到達できます。じゅうぶん日帰り訪問できます。

 

食料・飲料について、駅前にコンビニや飲食店はなく、約300m南にスーパーがあるのみです。事前に用意しておきましょう。

 

東京、大阪とも到達難易度はやや高いですが、名鉄名古屋本線を乗り鉄される際は加納駅をスルーしないで一度は立寄ってみて下さい!

 

(参考:Google地図、Wikipedia)