新ノ口連絡線(奈良県橿原市。2012年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

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大和八木駅にて2012年撮影。京伊特急運用に就いている30000系【ビスタEX】です。

  

今回は、近鉄の大和八木駅構内で大阪線と橿原線を結び、京伊特急や京都発着の観光特急『しまかぜ』が通る短絡線、
新ノ口連絡線(にのくちれんらくせん)を簡単に紹介します。全線、奈良県橿原市内を通っています。

  

尚、写真は京都行き列車の車内から撮影したものが多く、紹介順の進行方向と一部逆向きになっていますが、ご了承下さい。

  
  

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(Yahoo!地図を使用)  

  
  

路線名   区間   営業キロ   備考  
近畿日本鉄道:(※1)新ノ口連絡線  新ノ口~大和八木  (※2)1.4km  全線単線・直流1,500V電化  
(※1)正式には全線が大和八木駅構内。     
(※2)橿原線の営業キロを記載。実キロは2km強か?        
(※)軌道間隔1,435mm。     

  
  

踏破達成時   2002年2月  
撮影時   2012年8月  

  

  

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新ノ口駅にて。普通しか停車しない駅で、新ノ口連絡線を通る特急は全列車通過します。

  
  

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(橿原線を走行中の列車内より撮影)新ノ口を発車すると右へカーブして橿原線と分かれます。

  
  

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その後は住宅地の中を西へ走りますが、すぐに左へカーブし、

  
  

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右手に保線基地を見ながら走ります。

  
  

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カーブが終わる頃に奈良県道105号線をアンダーパスして、右手に飛鳥川の堤防を、左手に田園風景を見ながら南下します。

  
  

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そして左へカーブしながら築堤を上がると、右側から近づいてきた大阪線と合流します。

  
  

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(大阪線を走行中の列車内より撮影)新ノ口連絡線が大阪線と合流する地点です。

  

その直後に橿原線橿原神宮前方とを結ぶ回送列車や貸切列車が通る渡り線が右へ分かれ、こちらは左へカーブして大和八木駅の大阪線高架ホームに到着します。

  
  

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大和八木駅にて。新ノ口連絡線を走行する特急列車は全て大阪線ホームに停車します。
京都から橿原線~新ノ口連絡線を経由して大和八木駅に到着した列車は、その後大阪線を東へ走行し、三重県伊勢志摩方面へ向かいます。

  

  

乗り鉄の注意点   

新ノ口連絡線を通る定期旅客列車は、京都と伊勢志摩を結ぶ『京伊特急』のみで、他に観光特急『しまかぜ』も走行します。
いずれも運賃の他に特急料金が必要で、特急は京都方で大和西大寺まで無停車なので最低でも大和西大寺~大和八木を乗り通さねばなりません。

  

尚、『京伊特急』・『しまかぜ』とも運転本数が少ないので注意が必要です(時刻表で要確認)。全列車特急(全車指定席)なので満席ですと乗車できないので要注意です。

  

また、この新ノ口連絡線は『京伊特急』『しまかぜ』の他に回送列車や近鉄名古屋~大和西大寺、近鉄名古屋~天理の臨時特急も走行します。

  

新ノ口連絡線は低速で走行するのですが、僅か3分ほどで走破してしまうので走行中は車窓風景に集中しましょうw

  

  
のりかえ  

乗換駅   乗換路線  
新ノ口駅   近畿日本鉄道:橿原線  
大和八木駅   近畿日本鉄道:大阪線(伊勢中川方面大阪上本町方面)、橿原線  
  
(参考:Wikipedia)