![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/5f/5f/j/o0550041214425241666.jpg?caw=800)
今回は、大阪府は河内地方南東部を南北に結び、列車は南大阪線の大阪阿部野橋まで乗り入れて『あべのハルカス』へもアクセスできる近鉄南大阪線系統の通勤・通学路線、
近鉄長野線を紹介します。
近鉄長野線を紹介します。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/66/37/p/o0640048014425241680.png?caw=800)
路線名 | 区間 | 営業キロ | 備考 |
近畿日本鉄道:長野線 | 古市~河内長野 | 12.5km | (※1)単線・複線混在。 直流1,500V電化。 |
(※)軌間1,067mm。
踏破達成時・撮影時 | 2001年2月 |
撮影時 | 2009年12月 |
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/61/2e/j/o0550041214425241691.jpg?caw=800)
長野線にて運転される大半の列車が南大阪線へ直通しています。
また、古市駅南西側には古市検車区もあるので運転上の拠点駅になっています。
古市を発車すると一直線に南下し、南大阪線が左へ分かれ、直後に古市検車区への出入庫線が右へ分かれます。本線である南大阪線が長野線から分岐するような配線なのは、前身の河陽鉄道が柏原(道明寺線)~富田林を先に開業させたからです。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/8f/ef/j/o0550041214425241710.jpg?caw=800)
喜志を発車後は左手に金剛山地、右手に丘陵地を見ながら田園地帯を走ります。やがて市街地へと入り、右へカーブすると富田林に到着します。複線区間はここまでです。
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/a5/a0/j/o0550041214425241724.jpg?caw=800)
富田林市の中心駅として乗降人員は多いです。
また、毎年8月1日に開催されるパーフェクト リバティー教団(PL教団)の「教祖祭PL花火芸術」の際には当駅が最寄駅となることから非常に混雑します。
尚、高校野球の強豪校であるPL学園中学校・高等学校の最寄駅は喜志駅です。
富田林を発車すると市街地の中を走り、左へカーブすると富田林西口に着きます。
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/0b/6f/j/o0550041214425241737.jpg?caw=800)
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/bc/1c/j/o0550041214425241757.jpg?caw=800)
滝谷不動駅は駅名の通り、眼病平癒で名高い滝谷不動明王寺の最寄駅です。
滝谷不動を発車すると住宅地を走りますが、やがて田園地帯へ出ると河内長野市へと変わり、再び住宅地を走るようになると汐ノ宮に着きます。
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/45/a5/j/o0550041214425241772.jpg?caw=800)
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/5f/5f/j/o0550041214425241666.jpg?caw=800)
写真右側には南海高野線の河内長野駅が見えますが、規模の差は歴然です。
河内長野からは近鉄・南海のどちらでも大阪市中心部へ向かうことが可能ですが、運賃はほぼ互角なものの列車の本数や所要時間など、利便性においては南海の方が上です。
![イメージ 9](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/f8/35/j/o0550041214425241796.jpg?caw=800)
駅前はバスターミナルが併設されていて、市内各地や関西空港、金剛山などへの便が発着しています。
周囲は市街地になっています。
長野線では急行・準急・普通が運転されていますが、いずれの種別も各駅に停車します。
急行は富田林発大阪阿部野橋行きが平日朝夕に、大阪阿部野橋発河内長野行きが平日夕方に運転されています。
また、データイムは大阪阿部野橋~河内長野の準急がメインで、普通電車は朝晩を中心に大阪阿部野橋または古市~富田林または河内長野にて運転されているに過ぎません。
急行は富田林発大阪阿部野橋行きが平日朝夕に、大阪阿部野橋発河内長野行きが平日夕方に運転されています。
また、データイムは大阪阿部野橋~河内長野の準急がメインで、普通電車は朝晩を中心に大阪阿部野橋または古市~富田林または河内長野にて運転されているに過ぎません。
運転間隔について、早朝・深夜を除き全線で概ね毎時4本の運転ですが、複線区間の古市~富田林では朝夕に毎時6本程度まで増えます。
使用車両について、南大阪線系統の通勤形電車が使用されます。5両編成が多いです。古市~富田林では8両編成の列車が設定されています。また、ラッシュ時を中心に古市にて5両編成は増解結が実施されることがあります。尚、特急形が使用されるケースはまずありません。
古市からの所要時間は、富田林までが6~7分、河内長野までですと18~20分です。
(参考:Wikipedia)