黒部平駅にて。
今回は、富山県立山町は立山山頂の東側に位置する黒部平駅と、黒部湖・黒部ダム近くにある黒部湖駅との間を結ぶ、全区間地下を走るケーブルカー路線で、立山黒部アルペンルートの一部を構成する
黒部ケーブルカー(正式名称は立山黒部貫光:鋼索線による運営)を紹介します。
黒部ケーブルカー(正式名称は立山黒部貫光:鋼索線による運営)を紹介します。
尚、私の訪問は2007年と7年前で、しかも全線地下などの要因で写真が少ないですが、ご了承下さい。
(Yahoo!地図を使用)
区間 | 全長 | 高低差 | 方式 |
黒部平~黒部湖 | 0.8km | 373m | ケーブルカー・軌間1,067mm(130人乗り車両×2) |
訪問・撮影時 | 2007年5月 |
標高1,828mの黒部平駅の駅舎です。駅周辺には広場や高山植物園があり、立山山頂を望めます。
この先、立山方面へは立山ロープウェイに乗り換えです。
この先、立山方面へは立山ロープウェイに乗り換えです。
黒部平駅のホームは地上にありますが全面が建物に覆われていて地下駅の様相です。
また、黒部平を発車するとすぐにトンネル区間となります。
尚、ケーブルカー駅ではスタンダードな構造である階段状の頭端式ホーム1面2線です。
また、黒部平を発車するとすぐにトンネル区間となります。
尚、ケーブルカー駅ではスタンダードな構造である階段状の頭端式ホーム1面2線です。
道中、対向車両との離合場面の動画です。
黒部平駅を発車して約5分下り続け、標高1,455mの黒部湖駅に到着しました。
黒部湖駅は地下にあります。
ケーブルカーのデザインは立山ロープウェイと似ています。また、定員は130名です。
黒部湖駅は地下にあります。
ケーブルカーのデザインは立山ロープウェイと似ています。また、定員は130名です。
黒部湖駅ホームより黒部平方を望む。
こちらも階段状の頭端式ホーム1面2線の構造です。
また、改札内への入口と改札外への出口が分離されています。
こちらも階段状の頭端式ホーム1面2線の構造です。
また、改札内への入口と改札外への出口が分離されています。
黒部湖駅は改札やコンコースも地下にあります。
また、写真左側へも地下通路があり、黒部湖遊覧船のりばへ通じています。
また、写真左側へも地下通路があり、黒部湖遊覧船のりばへ通じています。
黒部湖駅から地下通路を東側へ歩くと、地上の黒部ダム上へ出ます。
関電トンネルトロリーバスの黒部ダム駅はダム上を東へ歩いて徒歩約15分です。
尚、黒部湖駅はダムの向こう側の山の中にあり、ダムの西側に小さな入口が見えます。
関電トンネルトロリーバスの黒部ダム駅はダム上を東へ歩いて徒歩約15分です。
尚、黒部湖駅はダムの向こう側の山の中にあり、ダムの西側に小さな入口が見えます。
黒部湖は黒部川を堰き止めた黒部ダムによってできたダム湖(人造湖)です。
黒部ダムについては関電トンネルトロリーバスの記事で紹介させて頂きます。
黒部ダムについては関電トンネルトロリーバスの記事で紹介させて頂きます。
営業期間 | 4/10~11/30。冬期運休。 |
営業時間 | 黒部平発、黒部湖発とも8:30~17:00。超繁忙期は黒部湖始発が7;10に(要確認)。 |
運転間隔 | 一部時間帯を除き概ね20分間隔。多客時は臨時便を増発することがあります。 |
所要時間 | 片道5分。 |
運賃 | 大人片道840円、往復1,260円。小人片道420円、往復630円。 |
黒部ケーブルカーは個人旅行でも団体旅行でも乗ることができます。
繁忙期は乗車まで長時間待ちが発生することもありますのでご乗車の際は余裕を持ってお出かけ下さい。
繁忙期は乗車まで長時間待ちが発生することもありますのでご乗車の際は余裕を持ってお出かけ下さい。
また、標高が高くて気温が低いので、真夏であっても上着を用意しておいた方が無難でしょう。
乗換駅 | 乗換路線 |
黒部平駅 | 立山黒部貫光:立山ロープウェイ (大観峰・富山方面)【立山黒部アルペンルート】 |
黒部湖駅 | 関西電力:関電トンネルトロリーバス (黒部ダム駅迄徒歩15分。扇沢・大町方面)【立山黒部アルペンルート】 |
黒部湖駅 | 関西電力:黒部トンネル (関電専用道路。「黒部ダム」地点まで徒歩15分) |
(参考:立山黒部アルペンルートのHP、Wikipedia)