立山ロープウェイ【立山黒部アルペンルート】(2007年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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室堂駅にて。

  

今回は、富山県立山町は立山山頂東側にある大観峰駅と、黒部湖近くにある黒部平駅との間を結ぶロープウェイ路線で、立山黒部アルペンルートの一部を構成する
立山ロープウェイ(立山黒部貫光による運営)を紹介します。

  

尚、私の訪問は2007年で、現在は搬器が青色ベースのものに更新されています。旧搬器の写真しかありませんが、ご了承下さい。

  
  

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(Yahoo!地図を使用)  

  

  

区間   全長   高低差  方式  
大観峰~黒部平  1,710m  488m   4線交走式普通索道(80人乗り搬器×2)  
  
  
訪問・撮影時   2007年5月  

  

  

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標高2,316mの高さにある大観峰駅より黒部平方を望む。
ロープウェイ乗車時には黒部湖や後立山連峰の景観を楽しめます。
ロープウェイは山の斜面を一気に下りますが、途中に支柱が1本も設置されていないワンスパン方式となっています。
ワンスパン方式になった理由は、確か環境対策だったと思います…。


 

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大観峰駅を発車して3分半ほど下ると、中間地点にて黒部平駅からの搬器とすれ違います。


 

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さらに下ると、大観峰駅から7分ほどで黒部平駅に到着します。


 

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標高1,828mの黒部平駅に着きました。
搬器の乗客定員は80名で、ロープウェイにしては珍しく非常用の貫通扉が設置されています(現在の搬器も同様)。
これは、万が一途中でロープウェイが停止した場合、救助搬器(11人乗り)を運転して搬器とドッキングさせ、乗客を救助用搬器へ移す目的です(参考・黒部平駅にある掲示物)。


 

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黒部平駅より大観峰駅を望む。大観峰駅は立山の中腹にあります。
私の訪問時は5月下旬でしたが、まだまだ雪が残っていました。


 

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黒部平駅の駅舎です。
この先、黒部ダム方面へは全線が地下を走る黒部ケーブルカーに乗り換えです。

  

  
情報(2013年6月現在)  

営業期間   4/10~11/30。冬期運休。  
営業時間   大観峰発8:10~16:45。黒部平発8:50~17:10。時期により変動や運休有(要確認)。  
運転間隔   20分~30分間隔。多客時は臨時便を増発することがあります。  
所要時間   片道7分20秒。  
運賃   大人片道1,260円、往復1,890円。小人片道630円、往復950円。  
(※)アルペンルート内では目的地までのきっぷを片道でも往復でも乗車駅にて一括で購入できるので(例:立山~黒部湖)、各交通機関ごとにきっぷを買い直す必要はありません。    

  

  
注意点  

立山ロープウェイは個人旅行でも団体旅行でも乗ることができます。
前後の立山トロリーバスや黒部ケーブルカーより輸送力が低いため、繁忙期は乗車まで長時間待ちが発生することもありますのでご乗車の際は余裕を持ってお出かけ下さい。
その日のうちに富山や大町へ抜けられる場合は、早目にこのロープウェイをクリアする必要があります。

  

また、標高が高くて気温が低いので、真夏であっても上着を用意しておいた方が無難でしょう。

  

  
のりかえ  

乗換駅   乗換路線
大観峰駅   立山黒部貫光:立山トンネルトロリーバス(室堂・富山方面) 【立山黒部アルペンルート】  
黒部平駅   立山黒部貫光:黒部ケーブルカー(黒部ダム・大町方面) 【立山黒部アルペンルート】  
  
(参考:立山黒部アルペンルートのHP、Wikipedia)