青函トンネル記念館のケーブルカー(青函トンネル竜飛斜坑線。青森県外ヶ浜町。2006年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

イメージ 1
ケーブルカーの「もぐら号」です。

 

今回は、青森県の津軽半島・竜飛崎近くにある「青函トンネル記念館」と【津軽海峡線】の竜飛海底駅に通じている坑道とを結ぶ観光用のケーブルカー路線(正式名称は『財団法人青函トンネル記念館:青函トンネル竜飛斜坑線』)を紹介します。


 

イメージ 9
(Yahoo!地図を使用)

 

区間   全長   高低差   備考  
青函トンネル記念館~体験坑道   778m   140m以上   ケーブルカー(定員40名)1両、軌間914mm  
  
訪問・撮影時   2006年6月

  

  

イメージ 2
「青函トンネル記念館」は竜飛崎近くの高台にあります。
右側の建屋が青函トンネル記念館駅の駅施設です。


 

イメージ 3
青函トンネル記念館駅は単式ホーム1面2線の構造ですが、右側の簡素なホームのみを使用します。
車両は「もぐら号」(定員40名)の1両のみです。


 

イメージ 4
青函トンネル記念館駅より地下の体験坑道駅方を望む。
地上と地下では気圧が違うからか、風通門が設置されています。


 

イメージ 5
青函トンネル記念館駅を発車して地下へ下って行きます。
ケーブルカーなので上方にはレールの間にケーブルが見られます。
また、線路と並行して階段が設置されています。体験坑道駅までは2,000段以上あるそうです。


 

イメージ 6
見づらいですが、体験坑道駅の近くでは右側の坑道へ線路が分岐しています。
作業用の線路かと思います。


 

イメージ 7
体験坑道駅に到着しました。こちらも簡素なホームが設置されています。
線路はさらに下方へ延びていますが、一般客は通ることができません。

 

また、体験坑道駅の近くには駅名の通りの体験坑道があり、トンネル掘削に使われた機械などが展示されています。


 

イメージ 8
体験坑道駅からは坑道が海峡線の竜飛海底駅へと通じています。
中には線路が敷かれている坑道もあります。

 

尚、記念館側から坑道を見学する際は竜飛海底駅への入場ができませんのでご注意を。
逆に、JRの「竜飛海底駅・青函トンネル記念館見学コース」では竜飛海底駅側からケーブルカーに乗って地上へ出ることが可能です。
尚、2021年時点で竜飛海底駅は廃止されており、ケーブルカーは青函トンネル記念館駅からの往復乗車しかできません。

  

  
情報 (2012年)  

営業期間  4月25日~11月10日。定休日なし。
営業時間  下り9時~16時30分、上り9時37分~17時07分。
運転間隔  50分間隔。但し、臨時便を運行する場合は不定25分間隔。
所要時間  下り9分、上り7分。
運賃  (※1) 大人往復1,000円(小人500円)
(※1) 他に青函トンネル記念館入館料大人400円、小人200円必要ですが、入館料と体験坑道乗車券とのセット券(大人1,300円、小人650円)もあります。

  

  
青函トンネル記念館駅へのアクセス  

JR利用:JR東日本津軽線・三厩(みんまや)駅より三厩地区循環バス(100円均一)で約30分。JR・バスとも本数が少ないので要注意。

 

マイカー:青森市より一般道利用で約2時間。


のりかえ (2006年当時)  

乗換駅  乗換路線
体験坑道駅  JR北海道:海峡線 (竜飛海底駅まで徒歩15分)
  
(参考:青函トンネル記念館、JR北海道函館支社のHP。Wikipedia)