JR西日本・可部線非電化区間(可部~三段峡・2003年廃止) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

【踏破後、廃線…】の第13回は、2000年9月に乗りつぶしをして、2003年12月に廃止となった区間、
広島県の可部線(可部~三段峡)です。

  

尚、現在は可部駅と旧河戸駅の先までを復活させる計画があるのですが、踏切の取扱(新線建設時、踏切の設置が認められない)をめぐり協議がまとまらない為事実上棚上げとなっています
⇒2017年に開通⇒開通区間のレポート記事はこちら        

  

また、今回も写真が少なく、下手な写真ばかりですが、何卒ご了承願います。

  
  

イメージ 1
(Yahoo!地図を使用)  

  

  

路線名   区間   営業キロ  備考  
JR西日本:可部線  可部~三段峡  46.2km   全線単線・非電化。2003年廃止  
  
  
踏破達成時   2000年9月(当時の乗車記)  
撮影時   2000年9月ほか  

  

  

イメージ 2
可部駅にて。現在は広島方面への電車のみが発着していますが、三段峡方面への列車は3番線からのみ発着していました。

  

可部駅から河戸駅までは住宅地や田園の中を走っていました。  
  
⇒可部駅と河戸駅の間の廃線跡探訪レポートはこちら 
   
    
河戸駅跡にて2010年撮影。住宅街にあります。
廃止前には可部駅から当駅までの電化運動が行われていましたが、実現せずに廃止となりました…。

  

河戸駅を発車してしばらくすると山間部・太田川の峡谷を走りました。昭和11年開通区間の為、トンネルは少なく川の流れに沿って線路も蛇行しながら進んでいました。やがて広島市から安芸太田町へと変わり、廃止区間内で最大の拠点駅である加計駅に到着しました。加計駅跡は駅舎こそ撤去されたものの、ホームと車両(キハ28形)が保存されています。
⇒探訪レポート記事はこちら  

  

加計駅からも変わらず太田川の峡谷に沿って走りますが、加計駅から先は昭和44年開通区間となり、線形がグッと良くなりました。また、トンネルや橋梁が多かったです。次第に山深くなり、やがて終点の三段峡に到着しました。

  
  

  
2枚とも三段峡駅にて。撮影失敗です…orz
単式ホーム1面1線の駅で、将来の島根県・浜田方面への延伸(今福線)が計画されていましたが、陽の目を見る事はありませんでした…。

  
  

イメージ 6
三段峡駅の駅舎は結構立派なものでした。簡易委託駅でした。
観光地・三段峡への玄関口として賑わうはずでしたが、広島駅から約2時間も要するようでは…。

  

  

あとがき  

私が可部線の非電化区間を初乗りしたのは2000年9月で、この時が最初で最後の乗車になりました。
太田川の流れの美しい区間でしたが、車窓の写真を撮影しなかったのが悔やまれます…。
まぁ、今回も無理して乗りに行った甲斐はありました。

  

  
のりかえ  

乗換駅   乗換路線  
可部駅   JR西日本:可部線(電化区間。横川・広島方面)  
  
(※)可部駅と河戸駅の間の廃線跡探訪レポートはこちら 
  
(参考:Wikipedia)