可部線・可部駅~河戸駅付近の復活予定区間(広島県・2003年廃止) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

今回は、2010年1月に訪問した広島市の可部線の廃線区間の一部、
可部~河戸(こうど)駅跡を紹介します。
尚、先日、可部~河戸駅付近(約2km)の復活が報道されました。
廃線が復活するのはJR初のケースだそうです。中間に新駅が2駅設置される予定です。
また、可部~河戸の営業キロが1.3kmなので、終着駅は河戸駅の先に設置されるものと思われます。

  

以上、各社によって報道内容がまちまちですが、復活へ動き出しているのは確かなようです。
⇒2017年に復活しました!⇒復活区間のレポート記事はこちら   

  
  

イメージ 1
(Yahoo!地図を使用)   

  

  

路線名   区間   営業キロ  備考  
可部線:(廃止区間)  可部~河戸  1.3km   全線単線・非電化。2003年廃止  
  
  
訪問・撮影時   2010年1月  

  

  

イメージ 2
可部駅にて。  
  
可部駅では三段峡方面の列車は3番線を使用していました。
3番線も河戸駅方面の線路も残っています。

  
  

イメージ 3
可部駅の先、国道の陸橋の手前に車止めがあり、
その先は数メートルのみレールが撤去されています。

  
  

イメージ 7
陸橋の先はカーブしながら走っていました。
ここにも架線柱が立つのですね。

  
  

イメージ 4
可部駅から1kmを過ぎ、そろそろ河戸駅跡が近付いてきました。

  
  

河戸駅に着きました。2010年1月現在、柵などは無く自由に出入りできました。
待合室は柵で仕切られていて、『河戸駅まで早期電化実現』の看板が掲げられています。
  
レールはこの先にも延びていますが、報道の内容ですと河戸駅よりもう少し先まで延伸されると思います。

  
  

イメージ 6
河戸駅の進入路です。狭い路地の奥に駅があります。

  

  
あとがき  

私が可部線を初乗りしたのは2000年8月。三段峡まで往復したのですが、非電化の廃止区間は結局この時が最初で最後の乗車となってしまいました。

  

その後2010年1月に可部から河戸までの廃線跡を辿ってみたのですが、
まさか復活に向けて動き出すとは…。

  

開業すればJR初の廃線の復活のようで、今後も廃線の復活が増えると面白いですね。
再開業の際はまた乗りに行きたいです。

  

  
のりかえ  

乗換駅   乗換路線  
可部駅   JR西日本:可部線(電化区間。横川・広島方面)  
河戸駅   JR西日本:可部線(三段峡方面。2003年廃止)  
  
(参考:読売新聞<2011年2月3日付>、Wikipedia)