函館本線(その3・小樽~札幌) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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小樽駅にて。

 

函館本線編の第3回目は、北海道で最初に鉄道開業した区間が大半を占める、
小樽~札幌を簡単に紹介します。


 

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(Yahoo!地図を使用)

 

路線名  区間・営業キロ  備考 
JR北海道:函館本線  函館~旭川(423.1km)  駒ケ岳駅回り。支線は含めず 
 

今回紹介の区間

区間  営業キロ  備考
小樽~札幌  33.8km  (※1)全区間複線・交流20,000V(50Hz)電化。
(※1)桑園~札幌は札沼線列車が走行する単線と合わせて三線区間。  

 

踏破達成時  2003年4月
撮影時  2009年1月ほか

  

  

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小樽駅にて。島式ホーム2面4線の構造です。
できる限り長万部方面への列車と同一ホームで接続できるように配慮されています。
新千歳空港からの快速『エアポート』は毎時2往復の運転です。


 

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小樽駅を発車すると市街地をカーブしながら走行し、左側からの手宮線の廃線跡と合流すると南小樽に到着します。

 

南小樽を発車後は巨大な商業施設のウインドベイ小樽を見ながら進み小樽築港に着きます。

 

小樽築港を発車後にトンネルを抜けると石狩湾と崖に挟まれた所を走ります。朝里、廃駅になった張碓と進み、崖が途切れ石狩湾と離れると銭函に到着します。


 

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旧・張碓駅付近にて。この付近はかなり長い間石狩湾に沿って走ります。

 

銭函を発車後は工場の中を走り、小樽市から札幌市に入ると「ほしみ」駅に着きます。沿線は住宅街に変わり星置を過ぎると、途中の稲穂駅を挟んで広大な札幌運転所を見ながら走ります。運転所からの線路が合流し、周りにビルが増えると手稲に到着します。


 

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手稲駅にて。札幌方面からの一部の列車が当駅止まりになります。

 

手稲を発車後も住宅街の中を稲積公園、発寒と進み、札樽自動車道をアンダーパスして発寒中央を過ぎると高架線になり琴似、札幌競馬場の付近で左側からの札沼線と合流して桑園、札沼線の線路と合わせて三線区間となって中心市街地に入り、JRタワーが見えてくると引上線と並走して北海道内最大規模を誇る駅、札幌に到着します。


 

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札幌駅は島式ホーム5面10線の高架駅で、北海道の代表駅としてふさわしい規模の駅です。
また、雪対策だと思いますが、駅全体が屋根に覆われています。


 

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札幌駅には大規模な駅ビルがあり、東側にあるJRタワーが目立っています。
ビル内や駅前広場にある地下街には商業施設が集積しています。

 

札幌でも他都市と同様に駅の再開発によって、駅周辺地区が地域一番の中心商業地にのし上がっています。

 

(つづく)

  

  
乗り鉄の注意点  

道庁所在地の札幌と観光都市の小樽を結んでいる区間にもかかわらず、特急列車の運転はありません。
最速達列車は新千歳空港から直通の快速『エアポート』で、30分間隔の運転です。また、小樽~手稲は各駅に停車し手稲~札幌で快速運転する区間快速『いしかりライナー』も30分間隔の運転です。
一方の普通停車は手稲~札幌ではデータイム毎時4本の運転ですが、ほしみ~手稲では毎時2本、小樽~ほしみでは1本のみとなっています。小樽~手稲では区間快速『いしかりライナー』も各駅に停車してフリークェンシーを確保しています。

 

車両は快速『エアポート』が転換クロスシートの721系6連で、うち1両は指定席『uシート』です。
区間快速や普通は前述の721系、そしてロングシートの731系が使用され、731系に倶知安方面からのキハ201系を併結した列車もあります。また、国鉄時代からの711系も一部の列車で運用されています。

 

小樽~札幌の所要時間は快速『エアポート』で32分、区間快速『いしかりライナー』で40分、普通列車で約50分です。

  

  
のりかえ  

乗換駅  乗換路線
小樽駅  JR北海道:函館本線【山線】(長万部方面)  
小樽駅  小樽天狗山ロープウエイ (山麓駅まで路線バスで19分)  
手稲駅  加森観光:テイネエイトゴンドラ (スキー場のゴンドラ。冬期のみ営業。路線バスで16分)  
桑園駅  JR北海道:札沼線【学園都市線】  
札幌駅  JR北海道:函館本線(旭川方面)、(千歳線列車)  
札幌駅  札幌市営地下鉄(さっぽろ駅):南北線東豊線  
  
(参考:Wikipedia)