伊予鉄道郡中線(愛媛県・2010年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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郡中港駅にて。

  

今回は、愛媛県松山市の松山市駅と伊予市の郡中港駅を結ぶ伊予鉄道の鉄道線(郊外線)、
伊予鉄道郡中線を紹介します。

  
  

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(Yahoo!地図を使用)  

  

  

路線名   区間   営業キロ  備考  
伊予鉄道:郡中線  松山市~郡中港  11.3km   全線単線・直流750V電化  
  
  
踏破達成時   2004年11月  
撮影時   2010年9月ほか  

  

  

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松山市駅はホーム2面3線の駅で、郡中線の電車は最も南側の3番線に発着します。
駅ホームの一部は「いよてつ高島屋」のビルにかかっています。

  

松山市駅を発車すると左へカーブし、高浜線と分かれます。一瞬、立体駐車場の下を通りますが、1階は電車の留置線になっています。
立体駐車場から出ると市街地を南西へと走り、国道56号線と平面交差してすぐに土橋、この先県道と並走し、JR予讃線をアンダーパスして住宅街の中を走り土居田に着きます。

  
  

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土居田駅にて。

  

土居田を発車後も住宅街の中を走り余戸(ようご)、そして鎌田の手前で県道が右へ離れて行きます。

  
  

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郡中線内唯一の無人駅である鎌田を過ぎると築堤を上がり、重信川を渡って松山市から松前(まさき)町に入ります。周囲は田園地帯に変わり、築堤を下って岡田、そして古泉付近では左手に新しい郊外型の商業施設を見ながら進みます。

  
  

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古泉付近にて。車窓右側には田園風景が残ります。ひまわりの花も咲いています。

  

古泉を発車し、やがて住宅地に入ると松前です。西に約300mの所に港があります。

  

松前を発車すると南へ針路を変え、引き続き住宅地の中を地蔵町、伊予市に入って新川と進み、やがて市街地に入り郡中に着きます。

  
  

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新川~郡中にて。この付近は海岸線の近くを走りますが、海(瀬戸内海)は望めません…。

  

郡中を発車後すぐ、左手・国道378号線越しに予讃線が見えてくると間もなく、終点の郡中港に到着します。

  
  

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郡中港駅は単式ホーム1面1線の構造で、3両編成の電車がギリギリ収まります。
改札口は先端方に1ヶ所あります。

  
  

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郡中港駅にて。国道378号線の反対側(手前側)にはJR予讃線の伊予市駅があり、乗り換えに便利です。
また、当初は八幡浜方面への延伸構想があったそうですが、資金難から断念されました。

  

  

乗り鉄の注意点  

郡中線の列車はすべて各駅停車です。
松山市~松前or郡中港間の運転系統のみで、高浜線や横河原線は松山市駅にて乗換が必要です。
データイム~20時台は15分間隔の運転で便利なダイヤです。また、朝ラッシュ時は平日のみ松山市~松前の系統が2往復運転され、当該区間は本数が増える一方、末端の松前~郡中港では20分間隔となりデータイムよりラッシュ時の方が本数が少ない逆転現象が発生します。

  

車両は様々な車両が使用され、平日と土曜の朝ラッシュ時はすべての列車が3両編成で運転されます。
データイム以降は元京王井の頭線で使用されていた3000系使用の列車のみが3両編成で運転されます。

  

松山市~郡中港の所要時間は24分です。

  

  

のりかえ  

乗換駅   乗換路線  
松山市駅   伊予鉄道:高浜線横河原線  
松山市駅   伊予鉄道(軌道線):花園線 (松山市駅前駅)  
郡中港駅   JR四国(伊予市駅):予讃線 (松山・内子方面伊予長浜方面)  

  

  

松山市駅前駅を発着する市内線電車の系統  

系統名   主な行先  
1系統:環状線(外回り)   JR松山駅前、古町  
2系統:環状線(内回り)   大街道  
3系統:市駅線   大街道、道後温泉  
坊っちゃん列車   大街道、上一万(降車のみ)、道後温泉に停車  
  
(参考:Wikipedia)