神俣駅にて。
今回は福島県内の、いわき~郡山を走るローカル線、磐越東線を紹介します。
『ゆうゆうあぶくまライン』の愛称が付けられています。
『ゆうゆうあぶくまライン』の愛称が付けられています。
(Yahoo!地図を使用)
路線名 | 区間 | 営業キロ | 備考 |
JR東日本:磐越東線 | いわき~郡山 | 85.6km | 全線単線・非電化 |
踏破達成時・撮影時 | 2002年3月 |
撮影時 | 2009年8月 |
いわき駅にて。磐越東線の列車は原則として6番線を使用します。
いわき駅を発車すると、常磐線と一緒に短いトンネルを抜けた後、右へカーブし常磐線と分かれます。住宅地や田園風景の中を走り、赤井を過ぎると夏井川に沿って走り、次第に山がちな風景になります。小川郷を過ぎると山間部に入り、夏井川の渓谷をトンネルも交えながら走ります。
江田駅付近にて。
山村の集落ごとに駅があり、江田、川前、夏井と進んで行きます。やがて左前方に町並みが見えてくると運転上の拠点駅である小野新町に到着します。
小野新町駅にて。島式ホーム1面2線の配線です。
郡山方面からの列車の過半数が当駅で折り返します。
郡山方面からの列車の過半数が当駅で折り返します。
小野新町を発車すると阿武隈高地の山々の間を進んで行きますが、沿線には割と住宅が多いです。神俣、菅谷と北上します。なお、神俣駅はあぶくま洞(駅からタクシー)に近いです。また、菅谷駅付近が夏井川と阿武隈川水系の分水嶺で、兵庫県の福知山線・石生駅付近と同様に非常に分かりにくいです。また、大越ではかつて住友大阪セメント田村工場への専用線が分岐していました(2000年廃止)。そして磐城常葉を過ぎ、市街地に入ると船引に到着します。
船引を出ると山間部のローカル風景の中を蛇行しながら要田、滝桜が有名ですが、中心地から外れた位置に駅がある三春、谷を下り舞木と進みます。
三春駅にて。
阿武隈川を渡ると平地に出て住宅や工場の中を走り、日本オイルターミナル郡山営業所から日本石油輸送の貨物の専用線と並走し、左へカーブして東北本線、東北新幹線、磐越西線と合流すると終点の郡山です。
郡山駅にて。磐越東線の列車は最も東側の6番線を使用します。
6番線の更に東側には側線が多数あり、石油輸送のタンク車が停まっていることがあります。
6番線の更に東側には側線が多数あり、石油輸送のタンク車が停まっていることがあります。
磐越東線では以前は快速列車も運転されていましたが、2011年3月現在は各駅停車のみの運転です。
途中の小野新町を境に運転本数が大きく異なり、郡山方は概ね1~2時間に1本の割合で運転されていますが、いわき方は1日6往復(いわき~郡山を直通する列車は5往復)の運転にとどまり、特にデータイムは5時間以上間隔が開くこともあるので注意が必要です。
また、いわき市内のいわき~小川郷には区間列車が朝夕1往復ずつ運転されています。
途中の小野新町を境に運転本数が大きく異なり、郡山方は概ね1~2時間に1本の割合で運転されていますが、いわき方は1日6往復(いわき~郡山を直通する列車は5往復)の運転にとどまり、特にデータイムは5時間以上間隔が開くこともあるので注意が必要です。
また、いわき市内のいわき~小川郷には区間列車が朝夕1往復ずつ運転されています。
車両はキハ110系気動車の2~3連が多いです。車内にトイレは設置されています。
いわき~郡山の所要時間は、1時間31分~1時間45分の間で、距離の割に速いです。
(参考:Wikipedia)