東北本線(その3・黒磯~郡山) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回は、前回に引き続き東北本線黒磯~郡山を紹介します。
尚、写真は2006年のものを多用していますが、ご了承願います。

  
  

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(Yahoo!地図を使用)  

  

  

路線名   区間・営業キロ   備考  
JR東日本:東北本線  東京~盛岡(535.3km)  支線は含めず   
  
  
今回紹介の区間  
路線名   区間   営業キロ  備考  
東北本線  黒磯~郡山  63.4km   全線複線。交流20,000V電化  
  
  
踏破達成時   2002年3月  
撮影時   2006年~2009年  

  

  

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上野から続いた宇都宮線区間の終点・黒磯駅では、普通列車利用の場合は必ず乗り換えます。
また、黒磯駅を境に直流電化から交流電化に変わります。貨物列車は交直流兼用型機関車を除き、当駅で機関車の付け替えを行います。
黒磯駅の上野方には直流用電気機関車が待機しています。

  

黒磯駅を発車するとすぐに那珂川を渡り、東北新幹線と分かれて、こちらは台地上を蛇行しながら進みます。

  
  

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高久付近にて。時折、西側には那須岳を見ることができます。

  

那須町の中心駅、黒田原を過ぎると段々山深くなってきます。豊原を過ぎて川を渡ると関東地方の栃木県から東北地方の福島県に入ります。一旦、上下線が別線になり、合流した所に白坂駅があります。そして周りが徐々に開けてきて、東北新幹線が合流すると新白河です。

  
  

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新白河駅は新幹線の駅も併設されています。
また、新白河駅は白河市ではなく西白河郡西郷(にしごう)村にあります。

  

新白河駅を発車すると大きく右へカーブし、間もなく白河駅に到着します。

   
   

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白河駅は新幹線が開業するまで白河市の中心駅で、駅舎も堂々たるものです。
かつては白棚線(はくほうせん)が水郡線の磐城棚倉まで延びていましたが、現在はJRバスでの運行となっています。

  

白河を発車するとすぐに阿武隈川を渡ります。この先岩沼付近まで阿武隈川と共に北上するのですが、意外なことに阿武隈川を渡るのは白河での1度きりです。
再びローカル然とした車窓風景を走ります。久田野、泉崎と進み、仙台地区のSuica利用区域の南端である矢吹駅に着きます。当駅始終着の列車もあります。
矢吹からは再び徐々に都市近郊の車窓風景に変わっていきます。鏡石を過ぎ、ある程度大きな市街地の中に入り須賀川に到着します。その後一部区間で右側を阿武隈川が並行します。阿武隈川と別れ郡山市に入り、水郡線と合流して東北新幹線の高架橋をアンダーパスすると安積永盛です。

  

安積永盛を発車すると郡山市街地に入り、右手に郡山貨物ターミナル、左手にビッグパレット福島を見ながら進み、上り線のみが一瞬高架になり、右手に郡山総合車両センターを見ながら東北新幹線と合流すると郡山駅に到着します。

  
  

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郡山駅は在来線で単式、島式、切り欠きホームを合わせて4面6線あり、東北本線の他に磐越西線、磐越東線、水郡線(列車)が乗り入れています。
また、貨物の取り扱いも行っていて、駅東側ではタンク車を見かける事ができます。

  
  

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郡山駅は福島県一の利用者数を誇っていて、駅や駅前も賑やかです。

  

  
乗り鉄の注意点   

東北本線の黒磯~郡山間の列車本数は、データイムで1時間間隔、朝夕は若干本数が増えます。また、朝夕は黒磯~白河、矢吹~郡山を運転する区間便があります。黒磯~郡山の所要時間は1時間強です。
黒磯での宇都宮線電車との接続、郡山での福島方面列車との接続共に良い方で、大抵そんなに待たされる事はありません。

  

  

のりかえ   

駅名   路線名  
黒磯駅   JR東日本:東北本線【宇都宮線】(上野・東京方面)  
黒磯駅   那須ロープウェイ(山麓駅まで東野バスで約1時間)  
新白河駅   JR東日本:東北新幹線  
白河駅   国鉄:白棚線(休止線。現在は一部区間がJRバス関東のバス専用道に)  
安積永盛駅   JR東日本:水郡線  
郡山駅  
郡山駅  
JR東日本:東北新幹線東北本線(仙台方面)  
JR東日本:磐越西線磐越東線、(水郡線列車)  
  
(参考:Wikipedia)