伊東線(静岡県) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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伊東駅にて。

  

今回は、静岡県の伊豆半島東部、東伊豆への観光路線であるJR東日本の路線、
伊東線を簡単に紹介します。

  
  

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(Yahoo!地図を使用)   

  

  

路線名   区間   営業キロ  備考  
JR東日本:伊東線  熱海~伊東  16.9km   単線(熱海~来宮のみ複線)、直流1,500V電化  
  
  
踏破達成時   2006年11月  
撮影時   2006年~2008年  

  

  

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熱海駅にて。伊東線内の電車は主に駅舎寄りの1番線より発着します。
観光シーズンは利用客が多いです。

  
  

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熱海を発車すると、熱海市街地や海を見ながら東海道本線、東海道新幹線と並走し、トンネルを1つ抜けると間もなく来宮に着きます。伊東線のみホームがあり、東海道本線には駅が設置されていません。また、留置線がありE231系や211系がよく停車しています。

  

来宮を発車し、単線になって左へカーブします。なお、東海道本線と東海道新幹線はそのまま直進し、丹那トンネルへ吸い込まれていきます。熱海市街の西側をトンネルの連続で南下します。

  
  

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トンネルが途切れて左手に集落、さらに遠くに相模灘や初島を見ながら複線分の路盤がある築堤上などを走り、伊豆多賀に着きます。

  

伊豆多賀を発車すると一瞬、海の近くを走りますが、多賀の町並みを迂回するために内陸側を走ります。再び海の近くへ出た後トンネル内で右へカーブし、網代に到着します。網代は温泉や漁港が有名です。

  

網代を発車するとすぐに、線内最長の新宇佐美トンネルに入ります。傍らにある旧宇佐美トンネルは放置状態のようです…。伊東線は国鉄時代に複線化が進められていましたが、途中で断念した形になっています。トンネルを抜けると住宅地の中、築堤上を走り地上に下りると宇佐美に着きます。

  

宇佐美を発車し、しばらくすると国道135号線と並走し海沿いを走るようになります。遠方には初島も望めます。ホテルサンハトヤや道の駅伊東マリンタウンを見ながら進み、海が離れ車窓が市街地に変わると伊東に到着します。

  
  

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伊東駅は単式・島式ホーム2面3線の駅で、西側に留置線があります。
中間駅といった感じで、ほぼすべての特急列車と朝~昼の普通列車の大半はこの先伊豆急行線の伊豆急下田まで直通運転します。

   
   

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伊東駅の駅舎です。観光地・伊東の玄関口といった風格が漂っています。

  

  
乗り鉄の注意点  

伊東線では普通列車と特急『踊り子』、『スーパービュー踊り子』、『リゾート踊り子』が運転されています。
特急列車は観光利用主体だからか始発が遅く、最終列車も夕方です。1時間に1~2本運転されています。
一方の普通列車は終日にわたり1時間当たり概ね1~2本運転されています。車両は、東海道線直通列車はグリーン車連結の211系とE231系が主体で、伊豆急直通列車や線内完結列車は伊豆急の8000系が使用されています。さらに一部の列車は伊豆急の『リゾート21』車両が使用されています。

  

所要時間は、特急・普通ともに概ね20分~30分です。単線区間がほとんどで途中駅での行き違いが多く、伊東線に限っては特急でも速達効果はあまりありません。

  

  

のりかえ  

乗換駅   乗換路線  
熱海駅   JR東日本:東海道本線(東京方面)  
熱海駅   JR東海:東海道新幹線東海道本線(静岡方面)  
熱海駅   アタミロープウェイ (山麓駅まで路線バスで約15分)  
熱海駅   伊豆箱根鉄道:箱根十国峠ケーブルカー (十国峠登り口駅まで伊豆箱根バスで約40分)  
伊東駅   伊豆急行:伊豆急行線(大半の列車が直通運転)  
伊東駅   小室山観光リフト (山麓駅まで東海バスで約23分)   
伊東駅   大室山登山リフト (山麓駅まで東海バスで約40分)   
  
(参考:Wikipedia)