日南線(2008年4月訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

イメージ 1
今回は、日南線を簡単に紹介します。


 

イメージ 2
(Yahoo!地図を使用) 
 
線名  区間  距離  備考 
日南線  南宮崎~志布志  88.9km  全線単線・南宮崎~田吉のみ交流電化 
 
踏破達成時  2004年9月 
再訪問  2008年4月 

 

 

今回は志布志→南宮崎の順で紹介しています  

 
 

イメージ 3
今回は路線終点の志布志(しぶし)駅からスタートです。
今は日南線のみが発着する無人駅ですが、かつては日南線をはじめ大隅線、志布志線の3線が集うターミナル駅でした。
大隅線、志布志線廃止後の再開発によって、行止まり式の駅になりました。


 

イメージ 4
駅舎と反対方向を見ます。この辺りはかつて志布志駅構内でした。大隅線、志布志線の線路がまっすぐ延びていました。


 

イメージ 5
志布志駅の車止めです。もう大隅線や志布志線が復活する事はないでしょうが、一度は乗ってみたかったです…。


 

イメージ 6
志布志駅ホームより南宮崎方を望む。ホームは1面1線で側線があります。


 

イメージ 7
志布志駅を出発するとすぐに海沿いに出ます。志布志港が望めます。


 

イメージ 8
大隅夏井駅を過ぎると、海側に『ダグリ岬遊園地』が見えます。こんな所に遊園地があるなんて、日南線に乗るまで知りませんでした。


 

イメージ 9
この付近で鹿児島県から宮崎県に入ります。日南線の車窓風景の最大の魅力は、やはり海の景色です。


 

イメージ 10
『秘境駅』として有名な福島高松駅です。いかにも南国の駅といった感じがします。

 

福島高松から串間市に入り、その串間市の中心駅である串間は、岬馬で有名な都井岬への最寄駅です。


 

イメージ 11
串間からは都井岬の半島の付け根を走り、しばらく海とはお別れです。


 

イメージ 12
榎原(よわら)で反対列車と行き違いです。現在は両数が少ない列車ばかりで、ホームの使用されていない部分は草が生い茂っています。

 

南郷から油津の間は、今度は日南海岸沿いを走ります。島もあり、すばらしい車窓風景でしたが、車内にて昼食中で写真を撮れませんでしたorz
油津、日南、飫肥(おび)と日南市の三大拠点?に停車して行き、どんどん内陸に入って行きます。しかし北郷を過ぎ、長い谷之城トンネルを抜けると再び日南海岸と再会します。


 

イメージ 13
内海付近にて。この付近の海岸は『鬼の洗濯板』で有名です。


 

イメージ 14
青島駅です。今は無人駅ですが、かつては観光客が大勢押し寄せていた事を偲ばせる立派な駅舎です。

 

運動公園付近で海と完全に別れ、東側にサンマリンスタジアムを見ながら宮崎市街に向かい快走します。
田吉で宮崎空港線と合流し、1区間のみ電化路線となります。


 

イメージ 16
間もなく西側からの日豊本線と合流し、終点の南宮崎に到着です。
列車によっては次の宮崎駅まで直通運転されています。
南宮崎駅は運転上の拠点駅で、駅には車両基地が併設されています。


 

イメージ 15
南宮崎駅は宮崎の副都心的なポジションの駅かと思います。
駅の西側にはバスターミナルが設置されている宮交シティがあります。

  

  

乗り鉄の注意点  

日南線もやはりローカル線の定石で、列車本数が少ないですが、全区間にわたり3時間半以上間隔が開くことはありません。
全区間の所要時間は大体2時間半~3時間の間です。

 

宮崎、南宮崎、田吉における他線との接続も良かったり悪かったりで、時刻表で要確認です。

 

現在、日南線は『盲腸線』になってしまったので、宮崎から単純往復するだけでも半日はかかってしまいます。志布志からの抜け道としては、旧大隅線のルート沿って鹿屋・垂水・国分方面に向かう路線バスや旧志布志線ルートに沿って都城方面に向かう路線バスがあります。

 

前者は比較的本数が多く、垂水からフェリーで鹿児島へ向かう事も可能です。一方、後者は平日・土曜で1日3.5往復、休日では1日2.5往復と極端に少ないので注意が必要です。
また、志布志港から大阪南港とを結ぶフェリーがありますが、日南線列車との接続は良くありません。時間に余裕があれば使えますが…。

  

  
のりかえ  

駅名 路線名 
南宮崎駅、(宮崎駅)  JR九州:日豊本線(大分方面)  
南宮崎駅  JR九州:日豊本線(鹿児島方面)  
田吉駅、(南宮崎駅)  JR九州:宮崎空港線  
 
(参考:Wikipedia)