井原鉄道井原線 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回は、前回の吉備線の延伸線としても計画されていた、井原鉄道井原線です。
画像が少なく、かつ見づらいですが、ご了承ください。
  
  
  
  
井原鉄道井原線:総社~神辺(41.7km)。全線単線・非電化。   
但し、総社~清音(3.4km)はJR西日本との二重戸籍区間。   
  
  
踏破達成時:2000年8月  
撮影時:2000年8月、2010年12月  

  
  

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井原鉄道線を走る大半の列車の始発駅は総社駅です。改札はJRと分離されています。
総社から清音の間はJR西日本(伯備線)との二重戸籍区間で、井原鉄道の列車に乗ると、たとえ清音までの乗車でも「青春18きっぷ」や「ICOCA」が使えません。JRの普通乗車券はOKです。

  

総社から清音まではJR伯備線と同じ線路を走ります。清音駅も改札はJRと分離されています。

  
  

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清音駅にて。

  

清音を出て井原線は伯備線の上下線の間で独立した線路を走ります。伯備線下り線を跨いだ後、高梁川を渡ります。
その後は高架橋の連続ですが、意外とトンネルが多いです。

  
  

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早雲の里荏原の手前右側には車両基地があります。

  
  

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次の井原駅は井原市の中心駅で、市街地の南端にあります。

  

子守唄の里高屋を出るとすぐに岡山県から広島県に入ります。最後は福塩線と合流し、終点の神辺駅に到着します。一部の列車は、福塩線の福山まで乗り入れています。

  
  

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神辺駅にて。

  
  

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福塩線列車の車内にて撮影。
神辺駅も井原線の改札は独立しています。JR線との中間改札にも「ICOCA」対応の簡易改札機が設置されています。
神辺~福山間は総社~清音と違い、井原線の列車に乗っても「青春18きっぷ」や「ICOCA」は使えます。
また、福山までの乗り入れ列車はJR線ホームに発着します。

  
  

【乗り鉄の注意点】   
運転本数はおおよそ1時間に1本確保されています。しかし、データイムや早朝深夜に総社まで行かずに清音で折り返してしまう列車が何本かありますので全線踏破をされる際は要注意です。
接続は、清音での伯備線倉敷・岡山方面、神辺での福山方面については概ねスムーズに乗換できます。

  

むしろ一番の注意点は総社~清音の運賃の扱いでしょう。この区間は井原鉄道も第二種鉄道事業者なので自社で運賃を設定し、徴収できます(のと鉄道の七尾~和倉温泉も同様)。また、時刻表の鉄道地図ではJR線の表示しかありませんが、例えば、この区間だけの利用でも井原線の列車には「青春18きっぷ」は使えません。

  

  

【あとがき】   
井原線で使用されているIRT355形気動車は、見た目はJR西日本のキハ120形とそっくりですが、当初から便所付き、セミクロスシート、最高速度110km/hで、グレードアップ仕様になっています。

  

  
のりかえ  

乗換駅   乗換路線  
総社駅   JR西日本:伯備線吉備線  
清音駅   JR西日本:伯備線  
神辺駅   JR西日本:福塩線  
(福山駅)   JR西日本:山陽新幹線山陽本線  
  
(参考:Wikipedia)