SMSLのD級アンプ PA40。
低価格でコンパクト。
出てくる音は、もうアンプはこれで充分と思わせる説得力があります。
誤解を与えてしまうとあれなので書いておきますが
うちにある他のアンプと比べて、決して高音質というわけではありません。
他のアンプと聴き比べると、空気感っていうのか
音場で重要だと思っている、壁に反射した微細な音のようなものとか
そういった音がうまく出ていないように思います。
(でも、そのおかげで音像というか音の輪郭はクッキリと出ます)
デスクトップの使用では予想以上に好印象だったので
805D4が上手く鳴ればマランツのPM-12と入れ替えて
2台購入し左右バイアンプで使おうと思いましたが
空気感というか広がりが上手く出ず
805D4との相性はPM-12の方が良いと感じました。
PA40の低音はとてもおおらかで印象的です。
そのせいか、比較試聴だと音が少しに曇ってるように聞える事もありました。
PM-12やAP-505の方が全体的にクリアに聴こえるので
そういった音が好みなら、他のアンプの検討をお勧めします。
重箱の隅をつつくように、PA40の悪い所を書いてみましたが
そんな事はどうでも良いと思うぐらい、気持ち良くて楽しいと感じるアンプです。
今回の比較試聴で
S-1EXと tangent EVOを聴き比べた時の事を思い出しました。
S-1EX-LTD
圧倒的な存在感。
腹に響く低音と広大な音場
1本66kgとかなりの重量で動かすのも大変ですが鳴らしてみると
大きく重いスピーカーでしか出ない音もあるんだと感じる事ができます。
tangent EVO
手のひらサイズのコンパクトな密閉型スピーカーです。
S-1EXとtangent EVOを聴き比べると
低音も高音も音場もクリアさも、全てにおいて比べ物にならないほど差があるのですが
tangent EVOで聴く音楽は気持ち良く
高音質を追い求めるのがバカバカしく思えたりしました。
まあ僕の場合は、音楽ではなく音を聞く事も多いので
ガツンと来る低音や音の陰影、音場や音像なんかも気になり
いつまでたってもオーディオ沼から抜け出す事が出来ません。
話が随分と飛んでしまいましたが
PA40から出る音は楽しくて気持ちが良く
もうアンプはこれで充分と思わせる説得力があります。






























